2023 セレッソ

【セレッソ】新潟戦: 相手を止めるクルークス。

セレッソ 2-2 新潟

2023.2.18 @ヨドコウ桜スタジアム

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

・・・・とまあ、Jリーグファンのお約束です(笑)待ちに待ったリーグ戦の開幕です。

色々と盛沢山だった試合、振り返ってみますか。

試合内容・雑感

●スタメンに変化あり

開幕直前に、主力選手複数人に体調不良がある・・・という情報が出てました。いったいどうなる事か?と不安になった方も多かったことと思います。

先週にシーズンプレビューの記事を書きましたが、

ここで書いたセレッソの聖域、

ジンヒョンと陸、おれへんやん!

というのがまずは驚き。試合終了後の小菊さんのコメントで、毎熊については少し触れられてましたが、変化がある時はやはり不安はつきもの。個人的には、不安半分、楽しみ半分と言った所でしたかね。

そして、ジョルディ・クルークスとレオセアラがそのままスタメン。ここは楽しみでした。

●開幕戦のJ2昇格組

開幕戦の相手が新潟と決まった時、少し嫌な予感はありました。J2首位通過の昇格チームとの対戦・・・という所ですね。

昇格チームの昇格後の初戦というのは、気持ち的に充実していて意気揚々というようなチーム状態ですよね。まして、J2で首位通過。自分たちのやり方がどれだけ通用するか?自信を持って臨んでこられる。だから、結構、苦戦する印象は強いです。

なので、昇格チームとはリーグ中盤から終盤にかけて、『J2で通用したのが、J1では通用しない』と感じ始めてから当たるのが個人的にはベストだと思ってます。そういう意味で、引きが弱かったですね(苦笑)

試合展開的にも、苦戦した所は多かったかな?と感じます。

●新潟の狙い:セレッソのボランチ裏のスペース

試合を見た方は分かると思うのですが、基本的には新潟にペースを握られる展開・・・と言うことにはなりました。前半の序盤、ペースを握られた所は、

原川・奧埜が前に出た時に裏を根われてるかな

という印象を持ってました。

セレッソの基本守備陣形が、お馴染みの4-4-2。このブログでも何度も書いてますが、この4-4-2に対する相手のビルドアップの立ち上がりの狙い目は、2トップ裏ですね。

この2トップ裏で起点を作られると、2ボランチー2CB間にボールを落される可能性が高くなるので、4-4のブロックは内に絞る動きになる。その絞る動きに対して、外へボールを展開されれば、4-4のブロックが大きく揺さぶられる・・・と言う形に。

先のW杯のドイツ戦、PKを取られたシーンが、まさに典型的な例でしたね。

2トップ裏で起点を作られ、ブロックが中を絞ろうとしてサイドに展開される・・・揺さぶられまくりの上でのPK献上でした。

この揺さぶられる展開を防ぐために、セレッソの2トップは頑張る訳ですね。上門ー加藤は、ここのエリアをカバーするのが完璧で。この試合のレオセアラー颯太のコンビも、ここをしっかりと抑えられてました。

ただ、新潟はその少し上を行っていた印象で、その2トップ裏の横手にも、選手を立たせるようなことをしてた印象です。

で・・・この2トップ裏の横に立つ選手を捕まえに行っていたのが、ボランチの原川・奧埜。セレッソも強気に行ってましたね。ただ、2人のどちらか前に出たその裏を狙われてた印象でしたね。

ボランチの裏

DAZN観戦の範疇ですが、原川・奧埜が前に出れば、必ず新潟の選手は原川・奧埜の裏のスペースに入ろうとする動きを取ってました。やはり、セレッソは研究されてんだな・・・という印象でしたね。

最終的には、原川・奧埜は食いつかずにブロックを固めてセレッソも上手く対応してましたが、上手い立ち回り方をされてた印象はありましたね。

新潟の監督:松橋力蔵・・・とても懐かしい名前ですね。日産自動車サッカー部のスーパーサブ!良い監督になって、表舞台に立ってきたな~という感じでした。

●選手の質はセレッソの方が上

チームとしてやりたい事が出来ていたのは新潟で、選手の質はセレッソの方がはっきりと上だったという感じでしたかね。

前半で見る限り、新潟のファール数:8とかなり多め。僕が見る限りですが、そのほとんどがアフター。セレッソの選手がボールを放してから、ファールを受けていた印象でした。

16:12~のシーンが象徴的でしたよね。毎熊、レオセアラと1プレーで2連続でアフターで削られてます。

これら、新潟の選手がダーティーと言うつもりは毛頭なく、単に、

セレッソの選手のプレースピードに付いて来れてない。

と言う印象を持ってました。付いて来れてないから、アフターになってしまう・・というだけのこと。そういう意味で、選手のレベル差はあったなと感じてます。

これは、ハーフタイムにツイートしたのですが、その最後のところ、

選手のレベル差を感じていたので、

パスは回されてるけど、特に怖さはない

というところでした。ただ、サッカーとは怖いもので、セレッソのボール保持時に、

アフターファールでブチブチ試合を止められて、リズムが生まれなかったな・・・

という所もまた事実としてありましたよね。そこまでが新潟の狙いであれば、してやられたとは言えると思います。

そんな中、嫌な展開に持ち込まれます。

●先制を許す

この失点は、相手のロングボールをヨニッチが跳ね返せなくて、ボールが横に逸れてしまった。そして、それが前向きの相手FWに渡った・・・という所だけですね。

ヨニッチのミス・・・と言うべきか、ヨニッチに競った新潟の選手が上手かったか?(これも、個人的にはアフター気味で且、ボールにチャレンジせずヨニッチの身体に当たりに行ったファールと見てます(苦笑))

ボールが横に逸れて、その先には新潟の選手が居た不運もあったかな?と。個人的には、ちょっと不運な失点な部類に入るものかなと思います。

ただ、直ぐに挽回。ようやく・・・この男が決めます。

●為田のヘディング!!!

待ちに待った、#俺たちの為田 のゴーーーーール!!! セレッソ所属3年目にして、セレッソでのリーグ戦初ゴールという事になりました。

いやぁ、ここまで長かったな(笑)ここ!という所に走り込んでくれました。

実は、このシーンになる直前、山中にパスを出したのも為田。この時のフェイントから前を向いてボールを受けて、新潟のMFラインを突破したプレーも、もっと賞賛されて良いかな?と思います。為田ならではのアイデアが光ったシーンでもあったかと思います。

それでいて、ジョルディ・クルークスのキック!! えげつないですね。特に、クロスのボールスピードがえげつなく速い。

クロスのボールスピードが速いと、CBは落下地点を予測できても移動が間に合わないのですね。故に、このシーンの新潟#5が変なボールの被り方をするのもよく理解できるというか、クルークスのクロスの速さが生んだ被り・・・という印象があります。

この得点シーン以外でも、ここしかない!という所にバンバンクロスを送り込んでいたので、クルークスがボールを持った時はちょっとワクワクしましよね。

sai
楽しみな選手やな~

と久々に一緒に試合を見た嫁も言うてました(笑)上門にしろ、クルークスにしろ、キックが上手い選手はそれだけで楽しい(笑)

そして、クルークスのキックに対して、試合後に為田がとても重要なことに触れてます。

練習試合でも、ファーに流れてくるシーンは多々あったので。

https://www.cerezo.jp/matches/result/2023021804/

そう、あれだけ速いボールだと、確かに誰も触れずにファーに抜けることは多いかも知れないな?と感じました。そうなると、右のクルークスからのクロスをファーで合わせられるのは、必然的に左サイドの選手ということになります。

つまり、左MF:為田の出番。

クルークスのクロスに合わせるのは、レオセアラではなく為田なのかも?

今季も、為田から目が離せないですね(笑)

●ミスの多かった後半序盤

為田のゴールで息を吹き返すか?と思ったセレッソですが、以前とペースは上がり切らず。ちょっと、チグハグさが出てたような印象でした。

特に後半の序盤、とにかくミスのオンパレード。ジンヒョンに変わってスタメンだった清水の2ー3度の好セーブが無ければ、危なかったな・・・とも思います。

全て、崩された・・・と言う訳ではなくミスからのピンチを招いていた印象で、自滅に近いと思います。開幕戦ならではと言うか、主力選手の欠場で、

自分たちがやらないといけない!

というプレッシャーがあまり良い方向に進まなかった印象でしたね。

特に颯太は焦りみたいなものも感じたかな?前半には良いシュートも打ってましたけど、攻めの姿勢が出過ぎて、パスが前にズレてた印象でした。昨年、同じくリーグ無得点だった為田が決めたのもあったかも(苦笑)?

既に2年目という事で忘れそうになりますが、2月の時点では颯太はまだ高校生なんですよね。まだまだ、これからの選手。今はもがき苦しんでると思うのですが、そこを耐えて欲しいな・・・と思ってます。そうすれば、何れ華が咲く。温かい目で(笑)

試合状況的には、オープンな展開になりつつも膠着状態。そんな中での、この男の登場。

●香川真司!!!

真司の途中交代・・・やはり、なんか震えるものがありましたよね。

プレー自身も、昔見た姿を思い出してました。特に、サイドステップ気味に相手との間合いを詰めていく姿とか、

昔のまんま!!

というような事を思ってました。いやぁ、懐かしかった(笑)

テクニックは勿論ですが、相手を見てプレー選択を変えてるのはやっぱり凄いですよね。身体がごつくなってるので、相手に当てられてもプレーできる。この辺、欧州仕様の身体なんだろうな・・・と感じました。

で・・・・真司も絡んだ得点が生まれます!

●奧埜のゴール!!!

奧埜の狙いすましたミドル!! 本当、よく見てコースを狙った良いシュートでしたよね~。

このゴールシーン、twitterのタイムラインであまり触れられてなかったので、まずはこの人のプレーを触れてみようと思います。

GK:清水圭介のサイドチェンジ!!!

これが素晴らしかったな~と。

新潟の守備陣形は4-2-3-1、そして密集ブロック。密集ブロックはブロックがサイドに偏るので、ボール保持側はサイドチェンジが狙い目の1つ。加えて、4-2-3-1の2ボランチの脇の部分は、システムの急所。

この時の清水、右サイド寄りでボールを受けて、逆サイドの40m位のパスを山中に通してましたよね。しかも、システムの急所にドンピシャ。新聞の見出し的に、真司の起点ということにはなりますが、僕的には清水起点の得点という所もあると思ってます(笑)

清水のサイドチェンジから、山中のヘディング→為田の落し。そして、真司へ。真司の山中へのスルーパスも見事。

もう1人、加藤にも触れときましょう。この時の加藤、山中がクロスを入れる前には相手CBの前にきっちりと入り込めてます。相手より、先にボールを触れるポジショニングが出来ている・・・と言うことですね。これを続けていれば、得点も増えるのではないかな?と。

ちなみに、清水のサイドチェンジパスが出るまでに、加藤と奧埜がどんどん前後のポジションチェンジを繰り返してます。で、最終的にこの2人がゴール前に顔を出せてる。こういう所の運動量の多さ、この2人ならではですよね。

このように、このゴールは多くの選手が絡んでのゴールと言うことになりますよね。素晴らしいゴールでした。この素晴らしいゴールが決勝点になれば、それこそ最高ォゥ!だったのですが・・・

●CKから同点ゴールを許す

これは、仕方がないかな。このシーンについては、より正確に書いておこうと思うことがあります。

ちょうど、西尾とヨニッチのゾーンで守るちょうど間に落とされ、合わされた形です。CKをゾーンで守ると、必ずエリアに立つ人の間の中間部分の対応が難しくなりますが、まさにそこに落とされた形です。CKをゾーンで守る時の泣き所ですね。

その上でこのシーンを見直すと、見た目上はヨニッチが競り負けてるように見えます。が、はっきり断言できますが、全く逆の見方が必要で、

ヨニッチだから、あそこまで競りに行けた

と見るのが妥当と。

ボールは、ゾーンで守るヨニッチの頭を完全に超えるボールでした。その上で、その後ろの西尾の前という所にボールが落ちた。あの頭越えのボールを、あそこまで競りに行けるのは能力が高い証拠です。僕は、逆にヨニッチの能力の高さを見た気がしてました。

何れにしろ、決めた相手が上だったと言うこと。セレッソにとっては難しかったかな?と思います。


セレッソにとっては不運な引き分け。ピンチのシーンもほとんどがミスからで、完璧に崩されたシーンと言うのはほとんどなかったのではないかな?と。そういう意味で、勿体ない試合だったな?とも。

それでいて、主力選手数人が体調不良であったこと等を加味すると、とても判断の難しい試合だったとも思いますね。

そんな所で本題でも。この試合の前半、大きく輝いたのがジョルディ・クルークスでしたよね。アシストもしましたし、その活躍は今後に期待を抱かせるものだったと思います。

今回、そのクルークスを取り上げます。ただ、ちょっとマニアックなシーン・・・なのですが(苦笑)テーマで言うと、ブログタイトル通り、

相手を止める

という所です。

クルークスに期待したいプレー

前回に更新したブログでは、クルークスに期待するプレーとして、

人に付く守備をしてくる相手に対しても、前線で起点になってくれ

と言うようなことを書きました。

この試合において前線ではなかったのですが、まさにそういうシーンを見かけたので、そこを取り上げてみます。ただ、得点機会でも何でもない時のプレーで、ハイライトにも収められてません。以下に時間を書きますので、興味のある方はDAZNのフルタイム版で確認ください。

僕が今回紹介したいのは、

25:00~

のクルークスのプレーです。

クルークスの相手を背負うプレー

25:00のプレーは、クルークスが相手を背負ってボールをキープすると言うものです。

この時のプレーの注目点は、クルークスでもなく、クルークスにチェックに行っている新潟の選手でもなく、その新潟の選手の横に居る新潟の選手です。背番号#20 島田選手ですね。島田選手の動きに注目してください。

クルークスがボールを受ける前後の、島田選手の動きはどうなりましたでしょうか?

島田選手の動きを順を追って書いて行くと、

  1.  クルークスがボールを受ける直前: 原川にチェックに行こうとする。
  2.  クルークスがボールをキープ: そこから一端、下がる動きを取る。
  3.  クルークスが原川にパス: 再び、原川にチェックに行く。

こんな感じになります。

ここで勘の鋭い方はこのシーンで何が重要か?は分かると思うのですが、島田選手は前に出て、原川にチェックに行きたいにもかかわらず、前に出ることを一端、止められたのですね。その島田選手の前に出る動きを止めたのが、クルークスのボールキープです。

そのからくりは、クルークスがボールをキープすることで、島田選手は以下のパスコースを警戒したから・・・ですね。

島田選手自身の裏を通されるパスですね。だから、原川のチェックで前に出ることを自重せざるを得なかった・・ということ。

島田選手が下がる動きを取ったことで、楽になったのが原川ですよね。クルークスからパスを受けた原川は、島田選手の再チェックを楽にかわして、左に展開することが出来ました。簡単に言ってしまえば、

クルークスのボールキープが、原川を助けた

という事になります。

このプレーを、もう少し深掘りします。

ボールが止まると相手も止まる。

このプレーの肝となるのが、

必要以上にボールを下げなかったこと

という所かな?と思います。

このシーンのクルークスは、選択肢として下がりながらボールをキープすることも出来たと思います。ただ、それをしてしまうと、島田選手もクルークスが下がった分だけ前に進むことが出来ますよね。前に進んだ分は、原川へのプレスの助走に繋がってきます

こうなると、島田選手のプレスを受けることになる原川は溜まったモノではないですよね(苦笑)

ただ、今回は、

クルークスはボールを下げなかった。だから、島田選手の動きを止めて助走がないプレスに強度が下げた。

という事になります。原川(ボールホルダー)にとって、

  • 助走つきのプレスが来る
  • 助走なしのプレスが来る

の、どちらが良いか?は火を見るよりも明らかですよね。

助走のある/なしで、コンマ数秒~1秒程度の差だと思いますが、それだけで原川や奧埜の技術であれば、より余裕を持てるのは想像に難くないですよね。

このプレーの基準となるのは、

ボールの位置

になってくるのだと思います。ボールを後ろに下げれば、相手は前に出てくる。ボールを前に出せば、相手は後ろに下がる。ごくごく当たり前のことですが、サッカーの真理ですよね。

そして、それはそのまま、

ボールを止めれば、相手も止まる。

という事になります。プレスバックしてくる選手は例外ですが、この時の島田選手のように相手の出方を見ようとして止まる意識が働きますよね。ボールが止められているのに前に出ようとすれば、上でも挙げましたが、

こういうパスを通されてしまいます。

振り返ると、その心理を利用したクルークスの見事な『相手を止めるプレー』だったなと。

見直したい相手を背負うプレー

日本人というか、世界的に見ても、パスを小気味よくボールを繋いでいくサッカーは非常に楽しいものがあります。相手のベクトルをどんどんズラしてゴールに迫る様は、本当に素晴らしいですよね。

そうするには、相手の間・間を突く必要は出てきます。それを常時、行える技術の高さは並大抵のものではないのかと。また、選択肢としてそれだけでは、なかなか勝つのが難しい・・・というのは、昨年のセレッソ下部組織を見ていても感じる所です。

今回、クルークスが見せたプレーは、1人で相手の多くの選手のベクトルを消すことが出来る。パスサッカーとは対極的なプレーですが、フィジカルの強さはこういう効果も生むと考えております。

ボールを止めれば、相手も止まる。それを生む『相手を背負ってボールをキープするプレー』の素晴らしさも、改めて見直したいなと思います。

今回は、相手MFラインでのものでしたが、これが相手DFラインであっても同様のことは言えると思います。レオセアラ、頑張ってくれ(笑)

今年も宜しくお願い致します。

昨年末の記事で、

仕事が忙しくなりそうで、ブログ書けるか分かりまヘンネン

と書きました。それに対して、色々と御礼みたいなコメントを多く頂き、大変、恐縮しておりました。有難うございます。

今の所、忙しいには違いないですが、予測とは違って少し余裕はあります。なので、今回も開幕戦と言うこともあって、普段通りに書いてみました。

色んな事を頭で考え、イメージしながらセレッソのサッカーを見る質なので、僕としても脳のデトックスみたいな効果はブログ書いてて感じてます。自分自身の頭をスッキリさせる為にも、これからも出来るだけ書いて行こうと思います。

なので、拙い文章で恐縮ですし、今回のように取り上げる題材がマニアック過ぎるブログですが(苦笑)今年もお付き合い頂ければ大変嬉しく思います。改めて、今年も宜しくお願いします。

・・・さがっそ大阪も、また春くらいに再開しようと思いますので、こちらもよろしくお願いします(笑)

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