2022 セレッソ

【セレッソ】大分戦:ハイライト観戦からのショート版です。

セレッソ 6-1 大分

2022.3.26 ヨドコウ桜スタジアム(ルヴァン グループA第3節)

爆勝!!!! いやぁ、こんなスカッとする勝利は久々でしたね。

相変わらず契約はせずの、ハイライト観戦ですが(苦笑)雑感等をまとめます。

試合内容・雑感

●ハイライト動画:

以下の動画を見ての記事になります。

●スタメン、ベンチメンバーの印象

ルーキー:岡澤昂星がスタメン、毎熊もセレッソで初スタメン。そして、ヨニッチがベンチ入り。目立った所で言えば、そんな所でしたでしょうか。

でも、最初に思った事は、

丸橋、加藤はこの試合でもスタメンではないのか?

という所でした。リーグ戦で颯太に主役を奪われた形の加藤、スタメンで出られず。丸橋に至っては、ベンチ外でした。

個人的に、この2人の奮起が欲しかった所でしたので、スタメンでなかったのが少し残念に思いました(後述しますが、加藤はやってくれましたね!)

●失点シーン

セットプレーをゾーンで守るが故に、入ってくる相手を捕まえきれない・・・という感じの失点でしたかね。ありがちな失点だったかな?とは思います。

ただ、今シーズンは、CK含むセットプレーの失点が多い。京都戦や札幌戦はファーサイドで、今回はニアサイド。FC東京戦でも、あわや!と言うシーンをニアサイドでスラされて作られたりしてます。セットプレーの守り方、色々と問題は多そうに思いますね。ヨニッチが復帰してどこまで修正されてくるか?は注目ですね。

このシーンで言えば、ニアサイドで競った山中には一歩前に出てバシッと跳ね返して欲しかった所です。ニアサイドで競り負けると、今回の失点のように紛れが起こり易いので、本当に強く行って欲しいのですけどね。

●毎熊のゴール!!!!

毎熊のゴール!!! あー言うディフレクションに合わせられるのが、元FWって感じがしますね。初スタメンで、数字が残せたのは良かったと思います。

少し余談ですが、このような形のゴールをもっと狙っても良いのでは?と少し前から思っています。具体的に言うと、

意図的にディフレクションを起こしてゴールを狙っても良いのでは?

というところ。意図的なディフレクションで、この試合の毎熊のようにボールの軌道をゴール方向に向ける。それを狙いとして、準備してみては良いのではないかな?と個人的に思ってます。

例えば、ゴール前のFKのチャンスで、相手の壁の横に『シュートする選手』を立たせる。キッカーは『シュートする選手』の足元に向けて、7-8割位の力加減でスピードボールを蹴る。そして、『シュートする選手』はゴール方向に角度を変える位の感覚で、ボールをそらすようなイメージ。

中村俊輔みたいなスペシャルなキッカーが居るチームは別ですが、下手くそなキッカーに蹴らせて壁に当てたり、枠を外したりする可能性を考えれば、このような意図的ディフレクション・ゴールの方が確度が高いのではないかな?と思ったりしてます。

まあ、あくまで個人の妄想です(苦笑)でも、この毎熊のゴールが僕のイメージに近いゴールでしたので、紹介してみましたw

●中原の逆転ゴール!!!

中原の右サイドに切れ込んでのゴール!!! 綺麗な形でしたね~

ちょうど、宮崎キャンプの動画で、上門のドライブシュートがめちゃめちゃ目立ってましたが、

中原のキックも精度は良かったし、その意図(テキトーに蹴ってない)も感じ取れたので、とても印象に残ってました。左足特有、個人的に大好きなボールの軌道と言うか(笑)今回、そのキックでゴールを決めてくれて嬉しく思います。次は、相手に当てずにスカッと決めて欲しい(笑)

このシーン、後1つ取り上げるべきは、やはり毎熊のドリブル突破でしょうね。エリア、ゾーンを気にし過ぎる相手DFの様子を見逃さず、ドリブルを仕掛けたのは見事だな~と思いました。システム、戦術云々ありますが、1vs1を剥がせば相手は自動的にズレてくれる。それを体現してくれたこの毎熊のプレーに、個人的には満足です(笑)

●岡澤のダメ押しゴール!!!

ルーキーでスタメン、即、初ゴールですか!凄いですね~(笑)

このシーン、最初の岡澤の潰しが良かったですよね。スローインを受けた相手(大分#17) → パスを受けた相手(#23)と、連続で岡澤がプレスに行ってます。2人目で奪いきってのカウンターが、綺麗に決まった形。

そこからの毎熊のシュートや、為田の落しとか含めて、ハイプレスを1つの武器にする小菊セレッソの一番良い形だったのではないかな?と思います。

●加藤のゴール!!!

個人的に復調を期待したい加藤のゴール!!!! これ、何気に良い形ですね~

サイドから切れ込んだ山田がクロスを上げる直前、加藤は外に膨らむ動きを一瞬見せて相手CB(#4)を釣り、一気にそのCBの前に入り込んでシュートを打ち切りました。引いて自分の入りたいスペースを自分1人で作り、次の瞬間にそこに入る。俗に言う、

プル・アウェイの動きが完璧

で、加藤の駆け引きの上手さがはっきりと分かるシーンですね。

その加藤の動きに、しっかりと合わせた山田も流石。昨年のルヴァン決勝で2トップを任された2人、息があってるな~と感じさせられました。このコンビも、リーグ戦で見たいと感じさせられましたね。

●乾のゴール!!!

乾のゴール!!! もう、だいぶお腹いっぱいですが(笑)

2vs2の場面にもかからず、乾はシュートを打つ際にフリーになってます。加藤のドリブルで相手CB2人を引き付け、乾が加藤寄りCBの裏を回ることで、局所的に2vs1の状況を作った形。

乾のランが作った2vs1の状況

加藤のドリブルでCB間を狙ったのも良かったですが、そこで加藤寄りのCBの裏を回った乾のランが秀逸でしたね。

この記事の1つ前に、以下のような記事を挙げました。

この記事で紹介したのが、W杯出場を決めた試合のオーストラリア戦、三笘の先制ゴール直前の右サイドの崩し。右SB:山根は、パス&ゴーで局所の2vs1を作りました。

局所で2vs1の状態を生む。つまり、1人がフリーになる。『フリーの定義』という所の考え方ですよね。今回の乾のゴールも、この考え方をベースとした応用ですよね。

この『フリーの定義』の考え方、本当に面白いなと思います。オーストラリア戦の先制ゴールと、この大分戦の乾のゴールを見て、本当に勉強になりました。個人的に、

サッカーの新しい見方が増えた

と感じてます。ちなみに、風間八宏さんの考え方です。興味のある方は、上の記事のリンクを貼ってますのでご参考までに。

●山田のゴール!!!!

お腹いっぱいの所に、更にデザート的な山田のゴール(笑)!!!

先日の清水戦のオウンゴールにされたのと、おぼ同じような形のゴール。そういう意味で、山田が得意としている形ではあるんだろうな~と思います。清水戦のそれが、まぐれではない!という所を証明してくれたのではないかな?と思います。

毎熊のクロスも良かった!!毎熊は、1ゴール1アシストですか。中原のゴールの時も、岡澤のゴールにも毎熊は絡んでるので、大活躍だったのかな?とハイライト観戦組は想像しています。陸越えなるか?ですね。

リーグ戦に繋げて欲しい。そして、ヨニッチのことも。

大勝でしたが、あくまでルヴァンカップ。そいて、相手はJ2のチームであった事。その辺は、忘れてはいけない所かな?とも思います。

3点目のシーン、そのゴール直前に岡澤がボールを奪った際の相手のプレースピードの遅さ。これ、はっきりとJ1のものではない印象でした。厳しい言い方になりますが、だから取れた得点とも言えるかな?とも思います。割り引いて見た方が良いかも?と、時間が経った今は感じる所ではあります。

とは言え、6点も取ると、チーム内も明るくなると思います。それをリーグに繋げて欲しいですね。ルヴァンの試合記事になると書き続けてますが、2017年のルヴァン組の再来を期待したいです。このルヴァン組の活躍で、リーグ戦のメンバーがより発奮して欲しいなと思います。

そして、この試合において最後に書いておくべきが、ヨニッチの事ですかね。Webメディア等では、川崎戦の先発もあるとか。1年の中国リーグを経て、どう変わったのか?は注目しておきたいと思います。

少し個人的な注目点を挙げておくと、ヨニッチが活躍した2017ー2020年の、ユン/ロティーナ体制時から大きくやり方が変わっている事。

ユンさん、ロティーナさんの時代は、良くも悪くもDFラインが下がり気味でした。強固にブロックを組んで相手を手詰まりにさせ、苦し紛れに放り込んできた所のヨニッチ!と言う感じだったので、よりヨニッチの能力が際立ったのかな?と考えています(ロティーナ清水が失敗したのも、ヨニッチが居なかったからと思ってる位です(笑))

ただ、小菊セレッソは時と場合によりますが、当時よりかはかなりハイラインを敷いてると思います。そのやり方に、どこまでヨニッチが対応できるか?を個人的には注目しています。ヨニッチはカバーリングも上手かったので、あまり心配はしてないですが(笑)

新ルヴァン組の活躍、そしてヨニッチの復権。明るい話題が増えてきての王者:フロンターレとのリーグ戦、楽しみですね。大いに期待しておきたいと思います。

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