セレッソ大阪が対キャンプを終え、宮崎でのキャンプを開始。Xのタイムラインでは、タイに行っている人も見かけたし、宮崎に言っている人も居られまして。シーズン開幕も2週間前に控え、サポも徐々に楽しみも増している所かな?と思います。
そして、セレッソのもう1つのプロチーム・・・セレッソ大阪ヤンマーレディース。ご存じ、We.リーグ参戦1年目のシーズンを奮闘中です。
We.リーグは秋春制で、現在はウインターブレイクというところですが、レディースの現在(7試合消化)の順位は、
6位(12チーム中)
です。初年度にして、今の所、大健闘ではないですかね。
そんな所で、今回、レディースを取り上げてみようかな?と思います。(と言っても、この記事は昨年末に一度UPして引っ込めたリライト版です)
僕自身はWe.リーグ参入後、まだレディースの試合を見に行けてないですが、DAZNではチェックしております。そんな中、注目している3選手と激推し選手でも挙げておきましょう(笑)
セレッソ大阪ヤンマーレディース 注目3選手
個人的に注目しているの3選手は、以下の3選手ですね。
- 田中智子さん
- 筒井梨香さん
- 脇阪麗奈さん
ですね。全選手に注目している訳なのですが、現時点でとても目を引いてる3選手です。ちょうど、チームの縦軸のラインになりますね。
1人1人、紹介してみたいと思います。まず、田中さんから。
田中智子さん #8
We.リーグ参入後、セレッソ大阪ヤンマーレディースを見ていて、一番、驚かされたのが田中智子さんですかね。田中さん、良いですよね。
あまり選手を分類するのは好きではないのですが、所謂、ポストプレーヤーというタイプの選手になるのかな?と思います。前線で泥臭く戦って起点、深さを作ってくれる。田中さんの良さというのが、まさにここだな~と思っております。
一般的なポストプレーの定義は、FWの選手が、
味方MF(FW)に前を向かせてボールを渡す事
だという認識ですが、個人的な視点で、目的を以下の2つに分けてます。
- 味方MF(FW)を前向きにプレーさせる事
- ボールを渡す事
この2つが出来て100%の結果ではあるのですが、相手もいる所なのでなかなか上手くは行きません。なので、個人的にはポストプレーはこの2段階で成功度を見るような感じです。
個人的な感覚ですが、とりわけ、
前者『味方を前向きにプレーさせる事』が出来ていれば、ポストプレーは80%成功
という考え方をしています。
以前、男子のレビューで書いたこともあるのですが、『味方MFを前向きにプレーさせる』ためには、
相手DFラインとMFラインの間にボールを留める事
が重要だと思ってます。
『留める(とどめる)』と言う表現を使ったのは、
ボールをトラップし切れずルーズな状態でも、そのエリアにボールを留まらせたらOK
と言う意味合いです。不格好でも何でも、相手DFラインーMFライン間にボールが留めることが出来れば
味方MFは必然的に前を向いてプレーが出来る
からです。
図示するとこんなイメージ。
ボールの位置が相手DF-MF間であれば、味方MFは前向きにプレスに行けますよね。反対に、相手MFは後ろ向きになる訳で。であれば、やはり有利な展開であることも言えるのかな?と。
ちょっと説明が長くなりましたが、
田中さんのプレーがまさにこれを体現してくれている
という印象です。
ちょうど、ハイライト映像に収められてましたので紹介してみます。このシーン、宮本さんの素晴らしいプレス(ここも大好きなプレーです)から百濃さんの挟み込み、ボール奪取の矢形さん。その矢形さんからの斜めの縦パスに対して、
田中さんの体を張って『ボールを留める』プレーに注目
してみて下さい。脇阪さんがボールを持つ直前ですね。
このシーンでは、田中さんが身体を張ってCBと競り合い、田中さんはボールキープもパスも出来なかったけど、相手CBにもボールを触らせなかったのですよね。だから、
ボールがそのエリアに留まった。結果、脇阪さんが前向きにプレーできた。
と言う感じですよね。こういうプレーです、
ポストプレーは80%成功
と言っている所は。
FWがこういったプレーでこのエリアにボールを留まらせられれば、その次のプレーでボールを拾えないのはMFの責任・・・とまでは言わないものの(笑)
FWは十分に仕事を果した
と僕は思います。そして、パスが繋がればまだしも、こういうボールのこぼれ方をした場合、フォローでボールを持ったMFの選手に注目が集まりますが、
そのMFを前向きにプレーさせたFWの献身性も注目されるべきだし、もっと評価されても良い
と個人的には思います。これは男女限らず・・・ですね。
田中さんのこういったプレー、本当に良く見るんですよね。毎回、素晴らしいな!と思わされます。
レディースのオフェンス陣には、矢形さんや百濃さんら、『前を向いてプレーした時に特徴を出せる選手』が多くいます。また、ボランチには上の動画でもフォローがとんでもなく速かった!脇阪さんも居ます。
そういうメンバーにあって、味方に前を向かせるプレーが得意な田中さんの存在はとても大きく感じてます。少しややこしい言い回しになりますが、田中さんは、
『最前線』で攻撃陣を『後方支援』しているプレーヤー
と言う印象ですね。
メンバーの構成上、本当、外せない選手の1人なのではないですかね。田中さんが居ると居ないとでは、大きくチームが変わってくるのではないかな?と。
そんな、めちゃくちゃチームに貢献している選手だからこそですね・・・・
数字が付いて欲しい!
数字が付けば、よりパフォーマンスが上がってきそう・・・と思う選手だけに、ゴール、アシスト、何でも良いので多くの数字が付いて欲しい。後、もう一息なんですけどね(苦笑)
そして、8番ということで、期待されてるのも分かります。男子の歴代8番は、モリシ以降の真司、清武、曜一朗、乾らボールを持ってプレーで魅せる選手が多いですよね。どちらかと言うと、スマートに戦う感じの選手達で。
ただ、
元祖8番のモリシは、前線で泥臭く粘っこく戦ってきた選手
でもありました。だから、間違いなく田中さんもセレッソ8番の系譜。なんなら、
田中智子さんは8番が良く似合う選手
だと思っています。期待したいですね!!
筒井梨香さん #4
続いての紹介は、筒井梨香さん。
DFリーダーとして存在感のある筒井さんですが、そのプレーの特徴で真っ先に挙げられるのが最後方からのフィードですよね。筒井さんのフィード、凄いですよね(笑)
個人的に女子サッカーを見る上で、どうしても男子との比較にはなるのですが、
- 男子と筋力差がある。
- その上で、男子と同じピッチサイズでサッカーをする。
- また、男子に近い戦術を踏襲したりする。
という所を踏まえて見てます。女子も、5レーンを意識して・・・みたいなピッチ横幅を広く使った戦術を使ったりするように見受けます。
横幅を広く使う、ピッチサイズは変わらない、男子とはキック力の差がある・・・という所から、
ミドル・ロングキックの質
で、男女で大きな違いが出てくる印象があります。具体的に、
20~30mのパスを正確に通せるかどうか?
みたいな感じ。
25mプールの縦コースの距離感と言えば、分かり易いですかね?あの距離(場合によってはそれ以上)を動きながら、また相手のブロックを掻い潜ってパスを通さないといけない局面が戦術上で出てくる感じですね。
この距離感のキックを、
筒井さんは、全く問題なくパス供給できている。
と思います。本当、レディースの大きな力になっているように思います。
単純なキック力が凄くて、この間の皇后杯広島戦でPA内からロングキックで前線にボールを供給するシーンがあったのですが、普通にノーバウンドでハーフウェイラインを越えてました。50m近くは飛ばせるのではないですね?
大昔、現ヤンマースタジアム長居でのこけら落とし:Jリーグオールスター戦において、キックオフ開始前のイベント『ロングキック対決』が行われました。我らがモリシも参加したのですが、モリシの記録が35mでハーフウェイラインを越えず・・・でした(笑)筒井さんは、キック力でモリシ越えをしてますよね(笑)
こういうキック力は、距離を稼げる手段の1つとなります。追い込まれた時のクリアだとか、裏抜け一本だとか。これら当たり前のようで、
キック力のある選手が居ないと成立させられない戦術
なんですよね。本当、筒井さんがCBに居るのはレディースの分かり易過ぎる強みだと(笑)
加えて、キックの精度も素晴らしい。衝撃的だったのが、We.リーグ開幕戦のジェフ千葉レディース戦で魅せたコレですね。
矢形さんへのパス、凄過ぎないですかね(笑)
30mを超えるような、男子でも難しい距離感をスパッと通す
ということを事もなげに。
更に付け加えるなら、
パススピードも速い
んですよね。このシーンでも、矢形さんにボールが通っても相手SBは間合いを詰め切れない。
また、相手の右CBに目を移すと、ずっと右往左往させられているのが分かると思います。ここも筒井さんのフィードの球足が速くて、相手CBの横スライドがし切れなかった為に、中途半端なポジション移動しかできずに右往左往・・という感じですよね。
相手ブロックを揺さぶる筒井さんのミドルパス、素晴らし過ぎるな!と(笑)
少し筒井さんから離れますが、このシーン、筒井さんの速いパスをしっかりとトラップした矢形さん、矢形さんからパスを受けた田中さんのポストプレーも最高ですよね。前述の右往左往していた相手右CBの背中を突いた脇阪さんの進入も見事。
本当、チームの狙い通りと言うか、色んな選手が絡んだ素晴らしい攻撃だったなと。その始まりが筒井さんのフィードだったというところです。
明るいキャラも好きですね(笑)相方?とも言うべき矢形さんとのゴールパフォーマンスも、楽しいですよね(笑)本当、筒井さんと矢形さんの2人の仲の良さは感じておりまして、以前、舞洲のコンビニで2人が一緒に居る所に遭遇したこともありますw プライベートでも仲いいんやなと(笑)
脇阪麗奈さん #28
注目3選手の最後は、脇阪さん。もう、ここで取り上げるまでもない・・・という程の選手なんですけど、やっぱり取り上げます(笑)
昨年の男子チームの総括的な記事でも、少し脇阪さんの紹介をしました。
ここで書いた通り、
球際の強さもそうですが、ボールがどこに来るか?の読みの良さ、間合いを詰める速さ、後ろからでもファールをせずに足を出せる守備の技術・センス。
https://cerezo-sky-over-cloud.com/review/2023_all/
と、現代サッカーのボランチの選手として、凄い能力を持ってる選手というのは間違いなくて。見ていて、本当に頼れるキャプテンだなと思いますよね。
何故、これ程凄いのか?改めて言う事ではないですが、
基礎的な技術がしっかりしてはるな~
と毎回、思わせるプレーを見せてくれます。
それが端的に見えたのが、この動画ですね。この動画の、
脇阪さんのトラップの正確さ
という所に注目してもらえればと思います。
ゲームを盛り上げる意味?で、最終キッカーの脇阪さんへはイージーめのパスが多かった印象ですが、それでも脇阪さんのトラップ、
1stタッチで、自分が蹴り易い所に常にボールをコントロール出来てる
というのは分かるのではないかな?と思います。
ミスは3本目位で、それ以外はトラップからキックまでが、リプレイのように同じ動作になっていますよね?それが可能なのは、最初のトラップで常に蹴り易い所にボールをコントロールしている証明で。だからこそ、
安定したプレーを行える
という所に繋がってくるんだろうな~と思います。そこから、プレースピードの速さにも繋がってくるかな?と。
※その前に蹴ってたシャケ、小山さん、矢形さんの時のように、もうちょっと雑めなパスも交えて脇阪さんのトラップを見たかったですが(笑)
そんな脇阪さんに対してですが・・・私、恐らくはセレサポの中でもかなり早い段階から注目しておりました。僕が脇阪さんに注目し始めたのは、
2013年のセレッソ大阪堺レディース改名時から
だったりします。
ちょうど、堺レディースに改名時の2013年に、男子チームのホームゲームでレディースの選手が宣伝の為にビラ配りを行っていたことがありました。長居スタジアムのホーム自由席の入場ゲート横、コンコース内ですね。
今や、なでしこの常連:林穂之香さんが何かしらのテレビで紹介された直後位の試合で、テレビ効果か?僕が入場した際にレディースの選手のビラ配りにサポが群がってるような状況でした。
めっちゃ混んでいたので、僕はビラを貰うのを諦めて素通りしよう~としました。が、まさにその時、サポの合間を縫ってすっと近付いてくれてビラを渡しくれた選手が居ました。その間合いを詰める速さ、僕がビラを持ってないと見つける視野の広さ、認知能力、
この選手は、大物になる!
と予感がありましたので、顔と背番号を瞬時にチェックしました。
・・・ええ、嘘ですw そんな所で選手の先見性を見つけられるのなら、今頃、僕は敏腕スカウトですw
ただ、そうやってビラを貰ったのは本当でして。単純に嬉しかったので、そのタイミングで顔と背番号をチェックしたのは間違いないです。後で調べて、
『脇阪さん』という選手やったんやな。記念に覚えておこう!
と思ったのが、個人的に脇阪さんを認識した一番初めで、単にビラを貰ったので覚えた・・・と言う感じです(笑)ですが、そこから10年ですよ(笑)
今の脇阪さんの試合時のヘアスタイル、お団子ヘアと言うのですかね?試合の時はバシッと髪を決めておられますが、当時はまだ髪も短い時でお団子も無かったような時でしたね。
そこからレディースの試合を逐一、見に行ってた訳ではないですが、脇阪さんが試合に出場していたか?はチェックするようになりました。『おー、試合に出始めた!』とか『おー、世代別の代表に選ばれた!』とか地味な応援をしてましたw
で、2017年頃にJグリーンで行われたレディースの試合に何試合か見に行きました。このタイミングで脇阪さんのプレーを初めて見たのですが、
脇阪さん、めっちゃ上手いやんけ!
と驚かされてました(笑)当時、CBをやってたと記憶してますが、最後方でボールをよく回せるしミスもない。いやいや、素晴らしいなと。本当に上手かったです。
でもって、当時は、
お団子ヘアのお団子の主張が凄かった時代
で、脇阪さんがピッチのどこに居るか?がめっちゃ分かり易かったんですよね(笑)背番号を見ずとも、頭の上のお団子を探せば直ぐに分かるという感じで(笑)
そんな流れでレディースで頭角を現した後、なでしこ選出。これは、本当に嬉しかったですね。ビラを貰ったの、自慢できるやんけ!と思った記憶もありますw
そこから、堺レディースのWe.リーグ初年度の参入が見送られて、ノジマステラに移籍。理解できるとは言え、やはり残念でしたね。でも、We.リーグのチームで10番背負えるのか!と驚きもしました。更には、INAC神戸に移籍。日本のトップチームやんけ!とこちらも驚かされてました。
更にそこから、セレッソ帰還。本当に嬉しかったです。前述の通りの凄みを感じるプレーを見せつけてくれるのは、頼もしい限りで。
今はお団子の主張は小さくなりました。でも、お団子が主張していた時よりピッチ上で脇阪さんを見つけるのは簡単で。何故なら、
脇阪さんの存在感が凄いから
と言うところですよね。セレサポなら誰でも分かる所ですが、
本当、凄い選手になりはったな
と驚くばかりです。
この記事を書くにあたり色々と動画とかを振り返りましたが、リーグ開幕戦で勝利後の涙や、端々に見えるギャルっぽい明るさ(笑)
人としても、色んな魅力がある方だな
と感じさせられます。
立場上、エースとしてチームを支えないといけないプレッシャーはあると思います。難しいとは思いますが、そのプレッシャーを少しだけ忘れて、本当に楽しんでサッカーをやって欲しいなと個人的には思っています。脇阪さんが楽しんでサッカーすることが、結果的にチームの為に・・・という所に繋がるとも思いますしね。
そんな所で、芋けんぴ大好き脇阪さんの紹介でございました(笑)
最後に、個人的に激推ししてる1選手を紹介します。
激推し選手: 荻久保優里さん #7
脇阪さんがノジマステラに移籍した後、レディースの違う楽しみを見つけよう!と言う感じでした。ある意味で、推しが居なくなったような状況でしたのでね。
そんな感じだったのですが、次の楽しみは案外すぐに見つかりました。なでしこリーグでのレディースの試合を見ていて、
7番のCB、なんて上手い選手なんや!
とめっちゃ驚かされた選手が居ました。そう、それが
荻久保優里さん
でございました。
サッカーの戦術というのは多種多様にあると思うのですが、プレーの原則というのは存在すると思います。
こういう局面では、『このプレー』をすべき /『あのプレー』はしてはいけない
みたいな感じのものですね。どんな戦術においても、この原則というものは変わらず・・・のはずで。
(反対に戦術は、『原則をチームとして踏襲する為の方法論』という認識です)
個人的にとても長い事サッカーを見てますが、そういう原則みたいな物が自分の中で多く蓄積していってる感じはあります(それを、ブログで紹介しているようなイメージです)。あくまで、僕基準の原則という所にはなるのですが、
荻久保さん、その原則を外さない
んですよね。
居て欲しい所に必ず居るし、選択して欲しいプレーを必ず選択してくれる。判断を間違えないし、プレーも正確。だから、見ていてストレスがない。荻久保さんのプレーを見ていて、毎回のように、
そうそう、それそれ!流石、荻久保さん!
みたいに思っております。
派手なプレーヤーではないです。でも、チームに必ず必要な存在であるのも間違いなくて。動画を紹介しますが、
この動画で、脇阪さんが注目選手に荻久保さんを挙げられていて、
ゆうり、2人欲しいな~
と仰ってるのが印象的でした。荻久保さん、本当『気が利く選手』なのだと思います。注目してもらいたい選手です。
(ちなみにこの動画は、先程、唐突に『芋けんぴ大好き脇阪さん』と紹介しましたが、その元ネタの動画でもあります(笑)小山さん→脇阪さんの他己紹介です)
そんな荻久保さんは、基本的にCBが主戦場。ただ、広島戦なんかでは、右サイドバックも任されたりしてます。個人的に、
荻久保さんの右SB、面白いんちゃう?
というような印象はありますね。
現レディースは、左サイドを百濃さんが担当することが多いですよね。この配置から、
左サイドは、レディースのオフェンス面での強み
とも言えますよね。
逆の視点で言うと、右サイドを崩されてクロスをポコポコ入れられるような状況は避けたい。なぜなら、
右サイドからクロスを入れられると、左サイドがカバーに下がらないといけない
からです。そういう状況に陥ると、
左サイドのオフェンスの強みが半減する。
という所にも繋がってきてしまいますよね。
なので、個人的に現在のレディースで重要なポジションの1つは、右サイドバックだと思ってます。
左サイドのオフェンス力を生かす為にも、『右SBの守備の安定』は必要不可欠
そんな所ですかね。(昨年までの百濃さんー小山さんの左サイドのコンビの時は、本当に『左サイドを下げさせたらアカン!』と強く思ってました。小山さん移籍でどうなるか?も注目ですね)
なので、プレーの原則を抑えられる荻久保さんの右SBでのプレーは、非常に面白そうやなと。
皇后杯の広島戦、We.リーグのレベチな選手の1人、広島:中嶋さんとのマッチアップは見事でしたよね。右サイドは、ほとんど崩されてなかった(それだけに、その中嶋さんにポコッと得点されたのはしんどかったですが(苦笑))。
個人的な願望は荻久保さんはCBで見たいのですが、右サイドバックでの大成もあり得るんでは?と。いずれにしろ、期待してみたいと思います。
そして・・・・
先程の脇阪さんのビラ配り繋がりではないですが、実は荻久保さんとのエピソードもございまして(笑)そちらを紹介してみます。
ウチの息子はサッカーに興味を持って以降、どこかのチームに入れようか?みたいな話をこの春先にしていたのですが、僕ら親の仕事の都合もあって、チームにはまだ入れてない状態(親が通える曜日に練習しているチームが見つかってない)です。
その代わりではないですが、単発で行われるサッカーのイベントに多く参加しています。無料だったり1000円位の参加料で、プロのコーチとかにサッカーを教えて頂けるとても素晴らしいイベントです。
そういうイベントには、セレッソが主催するイベントも多くありまして、当然、参加させたりする訳ですね。
#ウチの息子 小1
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) May 14, 2023
ヨドコウ桜スタジアム内で、親子サッカー教室。
親子共に、本当に良い経験させて頂きました。
ありがとうございました! https://t.co/osZVk1sFQv pic.twitter.com/aKNcPgZIsb
ヨドコウ桜スタジアムでサッカーしたりします。ちょうどこの時が親子サッカー教室だったのですが、レディースの選手がイベントに参加してくれてまして、レディースの選手も混じってサッカーをさせて頂きました。本当に良い経験をさせてもらったなと。
そして、この時に荻久保さんも居られたんですね。
うわ!荻久保さんや!
と1人、ちょっとドキドキしておりました(笑)嫁にも、『あの7番の選手のファンやねん』と伝えてましてw
そして、このサッカー教室はスポンサー:タマノイ酢様の主催で、サッカー教室後はカップ寿司を作るというイベントもありまして。
ごめんなさい、メインスタンドで昼飯中っす(笑) pic.twitter.com/1IUSdCMhTI
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) May 14, 2023
レディースの選手も参加者に混じってカップ寿司を作ってはったのですが、荻久保さんとウチの家族とテーブルが同じになりました。しばらくして、僕がファンであることを嫁が荻久保さん本人に伝えまして(苦笑)嫁のおかげで、少し荻久保さんとお話する機会を得ました。
素人がプロに言う事ではないんですけど、荻久保さん見てて本当に上手いな~と思ってまして・・・
みたいなことを話させて頂きました(苦笑)
(荻久保さん担当の)同じテーブルには他に2家族ほど居られましたし、子供メインのイベントでオッサンが選手を独占して話すのもアレなんで、5往復位の言葉のキャッチボールをして終えました。が、本音を言えば僕もCB経験者なので、CB論をとくとくと語り合ってみたかったっす(笑)
イメージ通りというか荻久保さんはとても感じの良い方でして、オッサンの与太話に笑顔で受け答えして頂きました。会話の最後に、
なでしこ、行ってくださいね!
と言った所、
はい!
と力強く答えて頂けたのも印象的でした。
その時、練習着に貼っていた自身のネームプレートには『うーり』とされてまして、僕ら家族内での会話で荻久保さんを出す時は、親しみを込めて『うーりさん』と呼ぶようにしております。うーりさん、本当、頑張って欲しいです。
レディースの選手の頑張りを見よう。
そんな所で、今回はセレッソ大阪ヤンマーレディースを取り上げてみました。と言っても、個人的に推してる選手という所にはなりますかね。
女子サッカーは戦術的にどういう能力が求められるか?という部分が、個人的にとても分かり易いと思います。なので、自分の視野を広げる意味でもレディースの試合のレビューも書いてみようかな?と思ったこともあるのですが、なかなか難しい印象はありますよね。
アマチュア選手も混じりますし、『何してんねん!すかたん、ボケ!ゴルァ!』とか言えないですもんね。まあ、男子でも『 すかたん、ボケ!ゴルァ! 』までは言ったことはないですけどw
また、『クルークスの、あのケツのデカさよ!』みたいなことは男子選手に対しては書けても、女子選手にはハラスメントになってしまいますもんね(苦笑)異性の壁というのは、なかなか難しさを感じます(考えすぎなだけかも知れないですけど)。
そんな所で、レディースのレビュー記事は、今後、どうしようかな?と思案しているところではあります。自分の中で、上手く線引きが出来れば書くかも知れません。
そして、今回の記事で最後にお伝えしたいのは、
レディースの選手は、めっちゃ頑張っておられる!
という所ですね。レディースの試合に常時行っておられる方は十二分に伝わってると思いますが、もう少し試合とは別の所を紹介してみようかと思います。
ちょこちょこと賛否両論が上がってくる、
試合後、レディースの選手全員での来客のお見送り
について。僕の意見を言わせて頂くと、
選手が前向きに実施しているのであれば応援したい
ですね。
単純な話、それで顧客獲得、リピーター獲得になるのであれば、プロとしてそれは行うべきなんだろうなと。選手からビラを貰っただけで、10年もその選手を追ってしまうアホみたいなヤツが出てくる可能性があるのですからね(笑)顧客獲得という視点で、こういうアクションはバカに出来ないと思います。
それが分かってるからこそ、選手は実行しているものだと思ってます。なら、素直に応援するのがサポとしての筋ではないですかね。勿論、コンディションを崩したりしない範囲で無理せずに・・・ですが。
やはり、『会う』と言うのは重要な所だと思います。単純に、ファンとして嬉しいですよね。
また、上のイベントで荻久保さんにお会いしたエピソードを紹介しましたが、子供のサッカーイベントを通じて、
レディースの選手の多くがサッカーイベントのサポートしている
という事も個人的に知りました。
上で紹介したイベントでは、荻久保さん以外に高和さん、福永さん、中西さん、和田さんと参加されてまして。
昨日 #ヨドコウ桜スタジアム で開催された
— セレッソ大阪ヤンマーレディース (@cerezo_ladies) May 15, 2023
『おやこでENJOY!サッカー&彩りクッキング』に#福永絵梨香#中西ふう#荻久保優里#高和芹夏#和田麻希
が参加🌸
楽しいサッカー教室⚽️のあとは美味しいカップ寿司作りに挑戦🍣
彩り鮮やかなお寿司が完成しました😊#セレッソ大阪ヤンマーレディース pic.twitter.com/P42035dNI4
イベントで一緒にサッカーをさせてもらったので、やはり、この5人はより熱を込めて応援しますよね。和田さんのINAC神戸戦のPK、僕もめっちゃ悔しかったです(苦笑)
また、このイベントの同日にJグリーンでもイベントがあって、そちらにも多くのレディースの選手たちが参加されてました。
#JGREEN堺フェスティバル に #セレッソ大阪ヤンマーレディース の選手たちも参加🌸
— セレッソ大阪ヤンマーレディース (@cerezo_ladies) May 15, 2023
キッズサッカークリニックを実施しました⚽️
約50名の子供たちと1時間サッカーで交流!
みんな楽しんでくれたかな...?😊 pic.twitter.com/HCRex3eDpZ
シーズン前と言うこともあったのかも知れないのですが、それでも頻繁にイベントに参加するのは、男子では少ない事ではないかな?と。福永さんや中西さんなんかは、サッカーイベントでそれぞれ3-4回位お見掛けしました。スクールコーチ兼任と言う所かも知れないのですが、それだけ裏方としてもセレッソを支えてくれているんだなと。本当に頭の下がる思いです。
本当、プロとしてまだスタートした所だと思いますが、色んな所でレディースの選手の頑張りを目にします。状況を見て、自分の出来ることをしっかりと行っている印象があります。その頑張りが報われて欲しいし、セレサポとして応援したいなと思います。
偉そうに書いてきましたが、冒頭にも書いた通り、個人的にWe.リーグに参入して以降、まだ試合に行けてないので(苦笑)今年は、レディースの試合にも行きたいと思います。