2022 セレッソ

【セレッソ】鹿島戦:ちょっと中途半端な形ですが・・・

セレッソ 3-3 鹿島

2022.7.6 @県立カシマサッカースタジアム

引き分け!!! 

凄かったと言うべきか、勿体ないと言うべきか、とにかく凄かったというべきか(笑)まあ、凄い試合だったなと。だもんで、引き分けですが、上で『!』を3つもつけてみましたw

試合が終わって少し時間が経って、この試合を振り返ってみます。

試合内容・雑感

●シーソーゲーム

近年、戦術が高度化し、先制点がとても大きな要因を果すようになりました。先行したチームが圧倒的優位に立つような近代サッカーで、この試合のようなシーソーゲームって、かなり珍しいかな?と思います。

この試合、振り返ると、色んなポイントがあるように思いますね。得点シーンを中心に、個人的に感じた所を振り返ります。

●オウンゴールで先制!!!

このゴール、タガートのトラップの勝利ですよね。ファーストタッチで、きっちり前に向くコントロールが出来てるのは流石。

ボールを持って前を向くと、何かが起こる/起こせる

という典型的な形。『ボールを持って前を向く』意識、チャレンジはやはり重要だな~と思わされます。タガート、ナイスプレーでした!

そして、このシーンで忘れてはならないのが『毎熊のボールカット』ですね。この試合、何度なく鹿島のポイントとなっていた鈴木優磨へのロングボールを『読んで』のカット。

ちょうどハイライト動画でも収められてますが、しっかりと相手GKのキックモーションに入るタイミングでパスコースに入る。自分のマーカーを捨てて、パスコースに身体を入れる毎熊の判断、とても良かったな~と。

偶然のような得点、でも、それを呼び込む2人の動きから必然の得点だったようにも思いました。前述の通り、先制点は現代サッカーで大きなアドバンテージ。有利な展開に持っていけそうかな?とこの時は、感じてました。

●同点ゴールを許す

前半終了間際の痛い失点。鹿島のFKに対してセレッソはゾーンで守ってて、そのゾーンの外側でボールを回される形に。そのせいか、セレッソのほとんどの選手が誰も人にチェックに行けず・・・な印象でした。もうちょっと、人に行って欲しかったかな。

結果論ですが、この失点が無ければな~という思いは個人的にはあります。もう少し、固い試合運びが出来たのではないかな?

●逆転ゴールを許す

これは、難しいですね。加藤がボールを奪われての失点でしたが、加藤も囲まれてましたしね。

鈴木優磨の動きが味方がゴールを奪う事を信じて、前線で張って待つ。ボールを奪った鹿島の選手は、前線に張る鈴木優磨が見えている。それが故に、綺麗に決められた逆カウンターでしたかね。解説の元FW松原良香が、思わず『上手い!』と叫ぶ鈴木優磨の胸トラップからのシュートも凄かったな。

まあ、相手を褒めるべきなゴールでしたかね。ただ、逆転されてからの展開、先日の広島戦より時間は残されてました。そして・・・

●加藤の同点ゴール!!

加藤!!!! 魂こもってましたね(笑)

この時の加藤、シュートを打つ前に詰め寄ってきたDFを体で弾き飛ばしてボールを確保してるんですよね。ゴールを目の間にしても、相手を見えている冷静さは、素晴らしいなと思います。最後まで倒れずにシュートを打ち切ったのも素晴らしかった。

そして、加藤が放ったシュートは、GKの手を弾き、バー → バウンド → ポスト と経由して、ようやくインゴールという流れ。道中、

入るのかい? 入らないのかい?

という感じのヤキモキしながらボールの軌道を追ってましたが(苦笑)、加藤の気迫に押されて入ってくれた印象でした。気持ちは大事(笑)

そして、忘れてならないのが、奧埜のスルーパスですよね。何人を置き去りにしたんや!な感じのパスでしたよね。相手のクリアかトラップかが中途半端になったボールを、1タッチでスルーパス!このプレースピードの速さ、惚れ惚れします(笑)

清武、原川が抜けても、奧埜が居る。キャプテンマークも板についてきたような印象です。

●パトリッキの逆転ゴール!!!

注文通りのカウンターから、パトリッキの逆転ゴール!!!

この時のパトリッキのスプリント、エグかったですよね(笑)相手選手を完全にぶっちぎってます。シュートも冷静。そのパトリッキのスピードを殺さないスルーパスを通した上門も、良かったですね。

そして、ここでもう1人、加藤を褒めたい(笑)加藤は、この時、反対サイドでフリーになってます。加藤のお陰で3vs2の数的有利を作れてるんですね。

パトリッキの裏抜け、加藤のフリーラン、この2人をカバーをしないと行けなくなったのが、鹿島20番:キムミンテ。最終的に、キムミンテは、パトリッキのブロックに行くのですが、逆サイドの加藤に引っ張られてパトリッキへの対応が遅れたように見受けました。

また、パトリッキがシュートを打たず、その加藤に折り返してもゴールは決まってたと思います。本当、完璧なカウンターでした。

ここでね、決まったと思ったんですけどね・・・(苦笑)

●再度、同点ゴールを許す

なんだ、あのシュート・・・(苦笑)悔しいので、触れるのはこれだけにしときます(苦笑)

ただ、西尾が試合後のコメントで残してましたが、その直前のシーンがキーでしたよね。鹿島の最終ラインからのロビングを、鈴木優磨が落とす・・というプレーでしたが、鈴木優磨に対応してたのがヨニッチなんですね。

がっつりヨニッチが抑え込みに行ってるのに、倒れずにプレーを継続できるフィジカル系の日本人選手とか・・・

鈴木優磨、どんなけ強いねん・・

ヨニッチの実力を知るだけに、鈴木優磨の強さが際立ったシーンでした。

すみません、今回はここまでとさせて下さい。

章題の通りなのですが、今回のレビューは申し訳ありませんが、ここまでとさせてください。

ここまでの内容は、7月7日夜に書いてました。そして、次の8日夜にメインのお題を書き上げて、土曜朝に公開しよう!とか思ってたのですが、その8日昼にとんでもないニュースがありましたよね。

現在、このショッキングなニュースに自分の脳のリソースを持ってかれてしまって、今回の試合のメインのお題を書くのに頭が整理できません(苦笑)色々と書きたい事はあったのですが、楽しく書けそうにもないので、今回のレビューはここまでとさせて頂こうかと思います。すみません。

また、現状でも脳がとても気持ち悪い状態でもあるので、ここで少し思いを吐き出させて頂こうかと思います。

※以降、自分語りになってしまうので、興味のない方はここで終えてください。

安倍元首相、本当に残念です。

21年前になるのですが、僕は安倍さんと握手をさせて頂きました。2001年、ちょうど今回と同じ参議院選挙の時です。僕はその日、仕事で和歌山に来ていたのですが、仕事を終えた後に地元の方からお誘いを受けました。

『近くの公民館で、和歌山の自民党候補者:世耕弘成さんの演説がある。もしかすると、応援演説で小泉純一郎首相が来るかも?』

と、誘われるがままその公民館に演説を聞きに行きました。

そして、そこに現れたのが小泉さんではなくて、安倍さん。小泉さん来なくて、ちょっと残念でしたけど(苦笑)

ただ、安倍さんは当時、若手の売り出し中みたいな頃、今でいう小泉進次郎さんみたいな立ち位置だったんではないかな?小泉首相でなくとも、新進気鋭の二世議員の登場にはとても興奮しました。

そして、安倍さんの演説にかなり聞き入った記憶があります。政治家の人は、面白い話をするな~と。話の詳細は忘れましたが、こういう人の話を聞いていると、この人に託してみたくなるな~と思った記憶もあります。

ただ、和歌山県民でないので、ここでの投票権はないけど・・・(苦笑)あっても、和歌山の候補者は世耕さんやけど・・・(苦笑)とか思いながら、安倍さんと(世耕さんとも)握手してもらって帰りました。

今回の事件があって、そんな記憶が蘇ってました。

また、悲劇の舞台となった大和西大寺駅前は、上のツイートの通り、僕が仕事で頻繁に通ってた所です。今回の件で映像で何度も映り出されてますが、赤茶色(レンガ色っぽい)の商用施設がクライアントでした。

ここで某システムを入れる仕事でしたが、客のニーズを引き出し、現地調査を何回も行い、検討に検討を重ねてシステムを設計。導入は夜間作業になり、連日、眠い目を擦りながら頑張りました。

その甲斐あって、客先からも高評価を頂きました。かなり大変な現場でしたが、結果的にとても納得のいく仕事のできた1つと思っています。ある意味、良い思い出とも言える場所なんですが、その場所がとんでもない形の記憶で上書きされてしまいました。そういう悔しさも、個人的には感じてます。

正直に言うと、政治家:安倍晋三は好きではなかったのですが(苦笑)そういう考えがあった上でも、今回の事件は悔しさでいっぱいです。前述の通り、かなり私情が入っているのは自覚してますが、本当に辛いな~と感じます。

犯人に対して色んな負の感情がありますが、ここで何を言うても亡くなった方は戻ってこないです。前に進むべく、自分の取るべき行動を取ろうと考え、週末の選挙は必ず行こうと思います。

最後に、安倍元首相のご冥福をお祈り申し上げます。

駄文、失礼いたしました。次のブログは、気持ち切り替えて、楽しく書きたいと思います。

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