セレッソ 1-2 札幌
2022.9.3 @札幌ドーム
きつ過ぎる敗戦・・・
やっぱり気持ちも重いですね。キーボードを叩く手も、なかなか進まない感じです(苦笑)
でもまあ、振り返ってみますか。
試合内容・雑感
●トータル悪い試合ではなかった
試合後に、以下のようなツイートをしました。
時差観戦終了。時差でこれはきつい(苦笑)
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) September 2, 2022
セレッソが1点取るか、どうか?だけの試合だったのにな。
ちょっと、相手に併せすぎたかような印象。交代選手のフィジカルが上がりきってないような印象もあったな。
切り替え、、ですね。このまま、ズルズル行かんように。
トータルで見ると、負ける試合ではなかったと思います。準備したこと、それを実践すること。試合の終盤まで、きっちりと行えているのも目にしてました。それ故に、札幌にチャンスらしいチャンスを作らせてなかったと思います。そこは自信を持って良い。
ちょっとのボタンの掛け違いという所ですかね。負け試合、余り凹み過ぎるのも精神的に良くないので(苦笑)良い所も出来るだけ書いてみようと思います。
●出来てた事①:2トップ裏のエリア攻略をされなかった
札幌のビルドアップ時、最初の狙い所は間違いなくセレッソ2トップ裏でした。
4ー4ー2攻略のセオリー通りと言えば、セオリー通り。
この2トップ裏で起点を作られると、4-4のブロックは、ダブルボランチ筆頭に中に絞る動きを取らざるを得なくなります。次に、ボランチ―2CBの最大警戒エリアに縦パスを通されるためですね。
システムは連動し、ボランチ―サイドMF間も開く為、ダブルボランチが絞る動きに対してサイドMFも同じく中へ絞ります。こうして、中央にギュッとブロックが縮まるような感じになります。
その4-4のブロックの絞る動きに対して逆方向、相手は簡単にサイドへの展開が出来るようになります。
これ、前回の広島戦の1失点目と同じような形ですよね。横への揺さぶりを仕掛けられる形です。
ここまでは、4-4-2の崩し方の定石。オーソドックスな所ではあると思います。
で、札幌はここからが厄介。そして、札幌の強みの1つが、CBのオーバーラップ。外に振られて、サイドMFが外向いた瞬間に、そのサイドMFの背中を札幌CBのオーバーラップが突いてくる。
ボランチもチェックに行くのですが、中央に絞る動きを取ってた後なので、逆動作になります。オーバーラップするCBへ、マークに付き切るのがなかなか難しい所。
加えて、札幌のCBはボランチを兼任できるようなテクニックを持つCBが多い。一般的なチームのCBは、基本的には守備専門。でも、札幌は違ってくる。だから、札幌と対戦するチームにとって、札幌CBのオーバーラップは脅威なんですね。自陣ブロック内に侵入されるのは避けたい。
この札幌のCBのオーバーラップを防ぐためにセレッソが取った対策が、札幌のビルドアップの最初のステップ:
2トップ裏で起点を作られない
という所を、この試合のセレッソは徹底していたと思います。
まあ、いつも通りと言えばいつも通りですが(笑)そして、この試合、
上門とタガート、守備面は良かったな~
という所ですね。得点を取ってないので、守備面だけとしましたが(笑)それでも、前半に大きなピンチがなかったのは、この2人が非常に効いてたのが要因だと思います。ブロックを組んだ際に、このエリアをほぼ抑え切ってた印象で、2人でずっと裏を警戒していたのがはっきりと分かりました。
札幌もこの2トップ裏に、#27、#6、#5と入れ代わり立ち代わりローリングし、どうにかして攻略しよう・・・としてましたけど、上門・タガートが出場している時は、ほぼノーチャンスでした。
セレッソがここを開けないので、札幌のビルドアップはボランチがDFに落ちて、サイドの深い所からのサイドチェンジ位しか手立てがなく。それも手立てが無くなった為に仕方なく出してる感のサイドチェンジだと、セレッソとしても問題なく対応出来ている印象でした。
序盤のクローズな展開の守備面、本当に良かったと思いますよ。
●出来てた事②: 縦に速い攻撃
もう1つ、札幌の狙いは、札幌のネガティブトランジションのストーミング。所謂、即時奪回ですよね。マンツーマンディフェンスが売りな札幌、この即時奪回も激しいものが前回対戦時にはありました。
ただ、この試合ではそこまで激しい印象はなかったですよね。マンツーマンディフェンスをしてなかったような向きもありましたが、セレッソも上手かった印象です。セレッソは札幌の即時奪回を回避するように、
ボールを奪えば縦に速い攻撃
を意識してたと思います。試合開始早々(0:27~)のジンヒョンの最初のプレーになったキャッチ後のキック、為田への凄いフィードがありましたが、それが象徴的だったな~と感じてました。
ひらたく言えば、カウンターが効果的だったという所ですね。そして、それが徹底されてた印象です。
前半5分(5:10~)の、上門のカットからタガートのシュートが決まってれば・・・・ね(苦笑)タラレバなのは分かりますけれども(苦笑)もうちょっと、違う展開になってたようには思います。それ以外にも、為田にも2-3度、チャンスがあって、上門にもチャンスがあって・・・と。
広島戦より明らかにチャンス数が多く、
得点するのは時間の問題やな~
と感じてました。攻撃では後少し、守備面でもほぼ穴を開けず、可能性の低いミドルを打たれる程度。完全にセレッソペースだったと思います。
もっと言えば、攻守ともセレッソの狙い通りな展開なように感じてました。準備していたものをそのまま表現できていた印象で、これはいけそうやな・・・と。
でも、そこからがなかなか・・・でしたね(苦笑)
●『滑り』と『掛かり』と『焦り』
試合を振り返ると分かりますが、鈴木徳真筆頭に滑りまくり(苦笑)札幌はもう氷点下に達してて、雪でも積もってたんでしょうかw てか、ドームですね(笑)でも、それ位、選手が滑る滑る。そこで、試合に変なリズムが生まれていたようにも思います。
また、前節の敗戦後を受けての負けられない一戦。上位に踏みとどまるという視点でも、非常に重要な位置づけの試合。それ故か、
セレッソの選手、なんか掛かり気味?
な印象を持ってました。速い攻撃を意識してたから?と言う気もしましたが、どことなく余裕の無さは感じました。
悪い印象はないんですけど、序盤は『俺が!俺が!』感があったように感じます。前半のCKの際、鳥海の折り返しをタガートとヨニッチがぶつかったシーンなんかはそれが如実に出てたような印象でしたね。
その『俺が、俺が!』感で上手く回らず、そこから生まれてきたのが『焦り』だったかな?と。同じような左サイドからの攻撃で、シュートを打てるタイミングで為田と上門は折り返したり(カットされる/合わず)。後半の上門のボレーも不発、タガートも相手の後ろからのチャージにイライラ感があったようにも思います。
こういう所、前節の広島戦同様、決めきれない所が変な力みを生んでたように思います。後半途中では、良くない空気感かも?と思い始めてました。ただ・・・それでもトータルで押してたセレッソに歓喜が!!!
●中原のJ1初ゴール!!!
中原のビューティフルゴール!!! これ、痺れましたね(笑)
利き足の違いはありますが、元イタリア代表:ジャンフランコ・ゾラを思い出しました。若い方は知らないですかね(苦笑)FKが大得意で、壁の存在を無視するかのようにFKを決める選手。『PKの時も、FKのように壁を立てて欲しい』というような事を発言できた天才プレーヤーです(笑)ゾラも、右サイドからのこういうゴールが多かったんですよね~
・・・とまあ、昔話を(苦笑)でも、本当に美しい軌道でした!
中原はシーズン序盤はスタメンだったものの、5月の毎熊の活躍から印象が薄くなっていた印象でした。ただ、ここに来ての移籍後初ゴール且、自身のJ1初ゴール。これからの巻き返しを期待したいですね。
また、フォロワーさんがツイート(リツイートだったかも知れません)してましたが、ゴールを決めた直後に最初に祝福に来たのが毎熊なんですよね。陸の出場停止で毎熊が右SBに入ってましたが、毎熊と中原は右MFのポジションを争っている2人ですよね。ライバル関係にある2人でのその光景は、本当に美しく感じさせられました。今期のセレッソの良さが、そこにはありますよね。
上門と合わせて、3人はJ2からの個人昇格組。切磋琢磨していって欲しいし、何なら毎熊が陸からポジションを奪って、中原と縦でコンビを組んでも良いな~と感じさせられたシーンでした。陸もそうそうは負けない・・・な所ですけどね(笑)
そんな幸せなゴール!!最初に挙げたツイートの通り、
セレッソが1点を取るかどうか?だけの試合
と思っていたので勝ったな・・・と思ってたのですが、、、油断でしたかね。
●同点ゴールを許す
ゴール自体は、敵ながら素晴らしかったです。相手FWの綺麗なプル・アウェイの動きで、しっかりとアウェイの動きのタイミングで、点で合わされるという。マークに行ってた鳥海も、ノーチャンスだったように思います。ちょっと、滑ってバックステップを踏めなかった感もありますけど。
このシーン、ブルーノの最初のボールロストがクローズアップされますが、冷静に見ると少し印象は違ってきます。
奧埜がボールを奪ってからのセレッソのカウンター。すごくいい所で、ブルーノもボールを受けてたんですけど、ちょっと余裕を持ち過ぎて足を出されてロスト。
ブルーノ的には、自分が溜めを作ったので『もっと、ラインを押し上げろ』だったんだと思います。チーム全体が押し上がっていれば、それこそ即時奪回が狙えるような所でしたのでね。上げろ上げろ!という感じのブルーノのジェスチャーも目につきましたし。
加えて、ロストしたブルーノのプレスバックが遅かった印象もあります。が、よくよく見てみると、札幌のカウンターは3人だったんですね。対して、セレッソは5人で対応。守る側の数的優位は、保ててたんです。故に、セレッソのオフェンス陣が、
『前残り』を選択するのも自然かも?
というのは今になって思います。
そういう意味で、相手を褒めるべきシーンとも言い換えられます。
まあでも、やっぱりロストするのは良くないのですけどね(苦笑)加えて、セレッソの守りに戻る選手は全てフルタイム出場してた選手でした。ブルーノは途中で入った選手、感情論に近いですが、ボールロスト後はやはり素早く切り替えて、最初の防波堤になって欲しかったですね。ロストした後、歩いてましたからね(苦笑)
中原の歓喜のゴールからまもなく、この落胆する失点。そして、失意のゴールが生まれてしまいます。。。
●逆転ゴールを許す
ロシアW杯のベルギー戦、ロストフの悲劇を見てるかのような印象でした(苦笑)それ位の衝撃的な失点。
CKのこぼれを奧埜が拾って、徳真へ。徳真のロビングを拾われてのカウンター。勝ちに行っての裏返しだったので、仕方がないと言えば仕方がない。前節の広島戦の2-3失点目と同じくですが、この勝ち越しゴールは、
勝ちに行く選択をする必要が出たが故の失点
なんですよね。そういう意味で、やはり、
最初の失点が全て
という印象がより色濃くなってしまったな・・・というのが個人的な印象です。
こんな感じで、振り返るのもしんどい敗戦(苦笑)そして、あまりにも劇的だったので、割り切れない(苦笑)できるだけ、前向きに書こうと思いつつ、どうしても後ろ向きになりますね。
今回、本題も、やはりちょっと後ろ向き目。交代選手について。
試合後の監督のコメント・・・・のインタビュアーさんの質問。
1失点目につながったブルーノ メンデス選手のロストも含め、交代で入った選手のインテンシティが足りなかったようにも映ったが?
https://www.cerezo.jp/matches/2022-09-02/
めちゃめちゃ厳しい質問(笑)誰なんだろう? エルゴラの小田さんなんかな? こういう所を監督に指摘できるのは、優れたメディアの方だな~と思います。
今回はそのあたり、サブの選手についてのお話です。
サブ選手が見極める必要のあるもの
この監督へのインタビュアーさんの指摘通りなんですが、僕も試合中、
交代で入った選手、もっと走れよ!
というような印象は持ってました。ゴールを決めた中原もいるので、みんながみんな、そうとは言いませんが。
上のインタビュアーさんの質問に対する小菊さんの回答に2人の名前を挙げてますが、途中交代の選手の動きはどことなく重く感じてました。清武(そこそこ走れるようになってきましたよね)のように、大きな怪我が明け直後とかはっきりした要因が他の選手にもあったのかも知れません。
内情を踏まえることが出来れば容赦の余地もあると思いますが、公式発表がない限り、それを知る術はありません。故に、一方的に責めるべきではないのかも知れません。また、上の試合内容・雑感で1失点目で挙げた通り、一概にそうとも言い切れなかったとは冷静になって思います。
ただ、フル出場で終盤に必死な形相で自陣に戻っている毎熊とか奧埜とかを見てると、途中で入った選手の動きの重さの心象は良くなかったですよね(苦笑)やっぱり、もっと走れよ!な気持ちは拭え切れないです。
こういった選手を投入した監督に厳しい声も上がりますが、そもそも、
『走ること』はプロのサッカー選手として大切な仕事
ですよね。それが出来ないと、戦術もへったくれもない。その準備が出来ていたのか?という所を問いたいと思う所です。
ただ、多分、本人達は普通に走ってるのだとは思います。自陣ペナルティエリア付近で、プレスバックでブルーノがクリアしたシーンとかがあったのも理解してます。走ってない訳ではない。が、走ってないように見える。
でも、途中で入った選手が、何故、そこまで走れてないように見えたのか?そこが今回のお題としようと思います。
まず最初に書いておくと、それが、
テンションに違いがある
という所だと思ってます。
楽しいことでめっちゃ盛り上がってる時に、『めっちゃ、テンション高くなってる!』とか言いますよね。逆に、この記事のタイトルにも入れた通り、この試合後に『テンション下がった』なセレサポは多かったと思います。この『テンション』のことですね。
ここで言うテンションとは、
精神的な緊張
という所です。そして、
このテンションの調整がサブ選手に必要
だと思っています。
その辺を詳しく見ていきましょうか。
試合の時間帯で『テンション』は違う
簡単に言ってしまうと、
- 試合開始直後:クローズな展開(テンション低め)
- 試合終了間際:オープンな展開(テンション高め)
という所です。簡単に想像・イメージできると思います。
試合開始直後は、相手の出方を伺うような展開。探り合うような展開が多いですよね。この記事の一番初めに書いたような戦術的な噛み合いが、この時間帯では多く見られます。
こういう時は、選手も冷静なんですよね。頭がしっかり働いている。本能的な判断より、思考の判断が勝る。そういう意味で、テンションは低め。
対して、試合終了間際は点差の影響とかもあって、オープンな展開になり易い。上下動が激しくなる。次の1プレーで、勝つか負けるかが決まるかも知れない。
また、疲れから判断思考が鈍る。本能的に戦う、という所も色濃く出るような時間帯だと思います。スポーツをやられてた方は想像できると思うのですが、そういう中でのプレーはテンションも高くなりがちですよね。
そして、テンションが高い低いは血圧とも関係します。
歳をとってくると、血圧が気になりますよね。僕は血圧高め、高血圧は本当に怖い(苦笑)・・・と、冗談のように書いてますが、実はサッカーにも重要な所だと思っていて、サッカーで言うところの血圧が高低というのはそのまま、
心拍数に影響する
という所になります。
心拍数が高くなると、血圧は上がりますよね。ただ、血圧が上がっている時って、自分で想像し得ない力が出たりする。つまり、試合開始直後に比べて試合の終盤は、テンションが上がることに比例して、自分の想像を超えた力が出ていたりしてるんだと思います。
ただ、この理屈は当然ですが、長時間、その試合に出場し続けている選手に限ります。途中で入ってくる選手はそれには当てはまらない。
そして、その上で途中出場の選手は、そのテンションが高くなってる選手に対峙する必要があるんですね。そのテンションの差をどう対応するか?という所。
そう、今回の動けてない(ように見えた)途中出場の選手たちに対して感じたのは、まさにこれで、
試合開始くらいの低いテンションで、試合に入ったんではないか?
という所ですね。
そうなると、自分自身(テンション低い)は走っているつもりでも、周囲の選手(テンション高い)より相対的に走れてない。前述のインタビュアーさんの言葉より『交代で入った選手のインテンシティが低かった』という見方は、テンションが影響を及ぼすの相対的なモノだったんではないかな?と思います。
だから、途中から入った選手がそういった選手と対峙するのには、
試合に出続けていた選手に負けない位に『高いテンション』で試合に入る必要がある
ということ。
つまりは、僕が言いたい事は、
サブ選手には『テンションの調整』が求められる
という所ですね。
じゃあ、それって、具体的にはどうするのか?ここで、ようやくタイトルに書いた選手:真中靖夫と佐藤寿人の登場です。
あ・・・、先に言っておきますが、真中がメインで寿人はオマケです(笑)
スーパーサブ:真中靖夫を評した『佐藤寿人の言葉』
セレッソ時代の真中を知る人は、かなり昔からのセレサポさんですよね。ただ、3分間でハットトリック、J1リーグ最短時間でのハットトリック達成の記録を持つ男と言えば、伝説的に聞いた人も多いのではないでしょうか。現在は、境トリニタスと言うチームで監督をされているようです。
その真中の異名は、
スーパーサブ
今ではあまり目にしない印象のワードですかね。『途中出場で大活躍する選手』という所、真中はサブの選手としてかなり優秀な選手でした。件の3分間ハットトリックも、途中出場からの記録ですしね。
当の本人は、このスーパーサブという異名を良く思っていなかった(スタメン選手には負けているという捉え方)との事です。確かにそうかも知れないのですが、サッカーの役割の細分化において、とても重要な役割の1つを担っていた選手であることは間違いありません。
そして、そんな真中が途中出場で大活躍できたのには、それなりの理由があります。
その理由を説明するのに最適だったのが、元セレッソ:佐藤寿人の真中へのコメントでした。それを紹介してみます。
広島のレジェンド選手のような扱いの寿人ですが、元々は、ジェフの下部組織出身(セレッソ移籍も、ジェフからのレンタル)。2002年に1年だけセレッソに所属したことがあります(だから、あえての元セレッソ表記w)。
セレッソでの活躍はそこまでのものは無かったですが、その後に移籍した仙台の活躍、リーグ連覇を成し遂げた広島での大活躍したのは記憶に新しい所ですよね。
そんな寿人がセレッソ時代に参考になったと発言しているのが、同時期にセレッソに所属していた真中靖夫なんですよね。この記事では寿人がブレイクしたきっかけとも書かれてます。それ位、寿人の活躍を語る上で、真中は重要な存在だったという所。
そして、ここからは僕の記憶で書きます。当時、読んだ記事が見つかりませんでした(苦笑)
寿人の真中について語られた一説で、サブ選手としての心構え的な所を言っていたのですが、それが大変面白くて、
真中選手は、サブの時のウォーミングアップが凄い。アップだけでバテてしまうのではないか?と思う位に、何本も全力ダッシュを繰り返していた。
という所を伝えてました。
これに対して、真中は、
心拍数を上げないと、途中出場では試合に入っていけない。
という趣旨の回答をしていました(寿人が真中の言葉を紹介してたかもしれないです)。
心拍数を上げる・・・つまり上で紹介した、
テンションの調整
ですよね。こう言う事が出来ていたから、真中はサブでも活躍できたんやな~と感じさせられました。だから、とても良く覚えてるエピソードです。これこそ正しく、
プロのサッカー選手
ですよね。
これこそ、隠れたプロ選手の努力だと思います。本当、サブ選手の重要な仕事だな~と感じさせられました。
チームは生き物、試合も生き物。
試合レビューと言いつつ、ジャンフランコ・ゾラも含めてほぼ昔話で埋めてしまいました(苦笑)申し訳ありません。ただ、この試合をあまり細かく振り返りたくなかったですね(苦笑)
思えば、小菊さんのパワーワードの1つ『80,90はいらない。最初から100で行け!』というのもあります。今回の題材は、このワードにも通じる所を感じます。そういう所で、それが実践できなかった故の敗戦と言う風にも捉えることはできるな~とも思わされます。
そして、真中はサブ選手としても、その100に持っていく術を持っていた・・という所ですね。本当、この札幌戦(だけでもないんですけど(苦笑))の途中交代で入った選手を見て、この寿人と真中のエピソードを思い出してました(苦笑)
ちなみに今回の記事は、ご想像通り、ほぼほぼ寿人の真中について語ってくれたことをこの試合に当てはめた感じです。こういう選手の生の声は、面白いですよね。言語化の上手い解説の代表格にもなってますよね、寿人は。
これは全くの余談ですが、今でこそ、サッカー界では聖人君子なような存在の寿人ですが、セレッソ所属時代の寿人はやさぐれまくってたようです(笑)
というのも、当時のセレッソのモリシ・アキの凸凹コンビ、頭角を現し始めた大久保嘉人、スーパーサブ:真中らの壁に阻まれ、寿人はほとんど試合に出場できず・・・だったんですね。サブはGK入れて5人、交代も3人の時代でしたしね。
僕のジェフサポの友達でチーム関係者に近しい人が居たのですが、その人曰く、当時の寿人は『試合に出れないから、早くセレッソを出たい!』とジェフのスタッフに愚痴りまくってたようですw まあ、寿人も人の子ですね(笑)
選手も人の子、その人が構成要素のチームも生き物。上手く行くときもあれば、上手く行かない時もある。また、その生き物のチームがする試合も生き物。時間帯や点差によって、対応も変化する。
選手はそれに対応する必要がある。今回、サブ選手に注目しながら、そういう事を感じた試合となりました。
まあ、だからサッカーは面白いんでしょうね。今回の試合はそう思うようにして、切り替えます。難しいですが、テンションを上げていきましょう(笑)
【さがっそ大阪】始めました。
ご存じの方も居られると思いますが、ゲームイベント:『さがっそ大阪』を始動させました。
ゲームの概要は、大阪の街を使った『謎解き』と、大阪メトロの一日乗車券を使った『散策』、そして『チーム対抗戦』と言ったところです。参加して頂いた皆様の協力の下、2022年8月15日に記念すべき第1回目を行い大好評でした!
ルールは第1回のもの(近いうちに再整理します)ですが、以下のようなところです。
https://note.com/dotou_eng_crz/n/n1d1ef251ab9b
知らなかった!と言う方は、是非、上のページで内容を確認してみて下さい。そして、
また、近いうちに第2回を開催します!
ので、興味の沸いた方はTwitterのコメントなりDMなりでお問い合わせください!
次回の開催日は追って告知しようと思いますが、
第2回さがっそ大阪(テスト回):
9月末 ~ 10月頭に実施予定
という所です。次回もテスト回、無料の予定です(笑)
こちらも、どうぞよろしくお願い致します。