先日、セレッソからNFT関連のリリースがありましたよね。
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— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) November 8, 2023
クラブ初の公式NFT &
サイン入り色紙をGETしよう🌸
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今冬、セレッソ大阪初の公式NFT「#セレサポNFT」が誕生!
NFTと共に、新しい応援のカタチを楽しもう!
NFTのデザインに採用する「ユニフォームナンバー」を皆さんの投票で決定し、
採用された番号に投票した人の中から抽選で18名様に、… pic.twitter.com/JwzoFsk792
このリリースを受けて、
「何かよく分からんが、凄そう!」
「何かよく分からんが、面白そう!」
「何かよく分からんが、楽しそう!」
みたいに感じられた方が多かったのではないかな?と想像しております。
という所で、今回の記事は、この NFT について取り上げてみようかと思います。
ちょくちょくブログで書いておりますが、僕の職業は広義でいうとシステムエンジニアです。ごりごりに新しい技術を追い求めたりはしませんが、恐らく一般の方よりかはこういう技術の情報収集もしている方だと思います。
また、このブログ自体、『文章で人に伝える技術を磨く』が根底にあるテーマでして。テクニカルな分野ですが、出来るだけ分かり易く書こうと思ってます。少しでも、皆さんの 「何かよく分からんが・・」の手助けになれば ・・・と思います。
個人的に、このNFTにはかなり注目してたところでして、今回の導入はとても嬉しいと思っております。
NFTは大きな可能性を秘めている
とも思っています。その辺の所も少し触れてみたいかと。
注意書きとして、NFTは本職のジャンルではないので、あくまで僕自身が学んだNFTの知識/見解です。サッカー系以外の記事では、以前にもセレッソの債務超過のことや小説っぽいものを書いたりしましたが、それらと同じく、
『自分の勉強がてらアウトプットする』系の記事
になります。
実際には、認識が間違ってる所もあるかも知れませんが、ご了承ください(先に謝っておきますw)
NFTってなんぞや?
まず、 NFTってなんぞや?という所を説明して行こうかと思います。
NFTとは?一言で言ってしまうと、
証明書付きのデジタルコンテンツ
という所になりますでしょうか。本当に簡単に言ってしまえば。
※本当はトークンと呼ぶべきだと思うのですが、概要を理解しやすいように、今回はあえて『コンテンツ』としてます。
これ、現実世界に置き換えてみると分かり易いですかね。
- 誰の所有か?が分かる『権利証』のある土地
- 真作(本物)であると証明する『鑑定書』が付いた絵画
- 誰が作ったか?を明示する『生産者表示』付の野菜
- 物を買った際、その店で購入したことを証明する『領収書』
などなど。これら呼び方は違いますが、説明文から『何かしらの証明があるもの』になっているのは間違いないですよね?NFTは、これらと同列なモノと言う認識です。
ただ、上え挙げた土地や絵画、野菜は、あくまで現実世界での例えです。どう足掻いても、野菜はNFTとはならないですよね(苦笑)
NFTとなり得るのは現実世界のものではなく、オンライン上の世界。そこで作成される、
デジタルコンテンツ
がその対象と言う感じですかね。
オンライン上で作成されるコンテンツに対して、『権利証』、『鑑定書』、『生産者表示』、『領収書』等の情報が保存される。
証明書付きデジタルコンテンツ = NFT
だという所です。あくまで、僕の理解ですが。
もう少し、具体例を挙げてみましょうか。
NFTの具体例
セレサポさんイラストの上手な人が多いですし、凄い写真を撮られる方も多いですよね。Xのポストや、ブログ等でアップロードされたコンテンツをいつも楽しませて貰ってます。
また、アレジさんのようなYoutuberも居られますし、僕のフォロワーさんには複数のミュージシャンの方々も居られます。セレサポと言えど、色んな活動をされてる人が居るな~と思いますよね。
この方々が作りオンラインで表現するのは、そのまま、
- 自分で書いたイラスト
- 自分で撮った写真
- 自作の動画
という事になりますね。ミュージシャンの方々は少し違うところもあると思いますが、作詞・作曲されて、
- 自作の音楽
をデータ保存する想定で、音楽もここではデジタルコンテンツとして含めさせて頂きます。
こういったコンテンツを、SNS等でアップロードして、第三者が楽しませてもらう訳ですね。
ただ、ここで問題となってくるのが、
デジタルコンテンツの流用(著作権侵害)
という所になります。これらイラストも写真も動画も音楽も、SNS等でアップロードしてしまえば、他の方が流用することは可能でしたよね?悪用とまでは言わないものの、他人の写真を『自分の物だ!』と自分のアカウントでアップロードし直して、『いいね』『リポスト』を貰おうとしたり。
写真が一番分かり易いですかね。拡散されたり、一部のみ切り取られたりしてしまうと、『この写真を誰が撮ったか?』の証明が難しい。
そうなんです。これまでのデジタルコンテンツは、
『これは、自分のモノだ!』という『証明』が難しかった
のですよね。あくまで、人の良心に寄る所で。はっきりとした出所が分かるイラストや動画はまだしも、前述の写真とかは本当に証明が難しい。だから、作成者が泣きを見ることも多かった。この辺、オンラインんにおけるデジタルコンテンツの弱点とも言えたところではないかな?と。
そして、それらをクリアするのが、NFTだという所。
自分の作ったイラスト、写真、動画、音楽・・・これらのデジタルコンテンツをNFTとすることで、
『自分の物だ』と『証明できる』ようになる
という感じですね。つまり、現実世界の生産表示のある野菜や、鑑定書付きの絵画のように、
証明書付きのデジタルコンテンツ = NFT
というような解釈で良いかな?と個人的には思っています。
上で挙げた現実世界の例ですが、デジタルコンテンツにおいて、
- 『権利証』:現在の所有者
- 『鑑定書』:本物か?偽物か?
- 『生産者表示』:誰が作ったか?
- 『領収書』:過去全ての売買履歴
こういう情報が、NFTでは全て分かるのですよね(ブロックチェーンに記載される)。
インターネットとデジタルコンテンツ、著作者さんにとっては相性が悪かった。ただ、NFTの登場で、それも解決する可能性が高くなった・・・というのがNFTの存在意義なのではないかな?と。
後少しだけ、技術的なバックボーンにもサラッと触れておきます。
第三者による改ざん/コンテンツのコピペ:全て不可能。証明書としての担保。
NFTの背景にある技術が、『ブロックチェーン』と言う技術。数年前の暗号資産が大流行したときに、このワードを耳にした方も多いのではないですかね?この技術が、NFTにも使われてます。
このブロックチェーンを説明するのは・・・恐らく、文量が3倍位になるのでw 割愛しますが、ブロックチェーンの最大の特徴は、
オンライン上でありながら、第三者による『改ざん』『コピペ』ができない。
という所になりますね。
細かい説明は省きますが、そのデジタルコンテンツの所有権がない第三者によるコピペ、不正な改ざんデータは、データ配列が壊れて本物と複製品との区別がつくのですよね。そして、複製品は弾かれる(・・・はず(苦笑)少し不勉強でしたが、複製品はブロックチェーンから外されたと思います)。
だから、オンラインでありながら、コピペが出来ない。ブロックチェーン、本当、素晴らしい技術です。そして、その技術を担保にした決済手段として、ビットコインを代表する暗号資産が生まれたのですね。
前述の通り、NFTにもこのブロックチェーンの技術が使われていて、だから、コピペできない、改ざんできない・・・のだと。だから、
『証明書』としての機能を実現できる
なんですね。
古い話ですが、S村G内さんがN垣さんから提供された曲を自分のものとして発表してた事が社会問題になりました。ここで、N垣さんが自分の作った曲をNFTとしてしまうと、S村G内さんは『自分の曲だ!』と言えなくなるのですね。NFTに記載された情報で、作成者:N垣さんとなり、これは揺るがないので。
S村G内さんがそれでも何とかしたろ!と有能なハッカーに頼んで作成者情報の改ざんを試みようとしても、全てブロックチェーンによって弾かれる。N垣さんは、自分の曲を守れるのですね。
例えが、アレ過ぎでしたねw まあ、あの件、僕はN垣さんも大いに悪いと思ってたりしますw
・・・と、大きく話しが脱線しましたが(笑)デジタルコンテンツ作成者として、オンラインでも自分の著作物を守れる。これ程、有益な技術はないんではないかな?と思います。個人的に、
もっと世間に称賛されて良い技術だ
と思っております。
ちなみに、ビットコインを代表する暗号資産は、FT(Fungible-Token:代替性トークン)と呼ばれてます。対して、NFTは、Non-FT(非代替性トークン)。
これが何か?と言うと、簡単に言ってしまえば、
FT:複数の同じものが存在する(ビットコイン等)
に対して、
NFT:1点しか存在しない。
という所ですかね。
ビットコインは、『コイン』と言うだけあって100円玉のように同じものが幾つもある(上限枚数はある)。ある100円玉と、別の100円玉は同じ価値で、代替可能ですよね。
対して、NFTは土地や絵画と同じで1点しかない。同じ絵だとしても、シリアルナンバーのようなもので1つ1つ違うものと識別される・・・という考え方でOKかな?と思います。
そんな所で、NFTって何ぞや?という所を語ってみました。この辺、興味のある方は知ってる方も多いのではないかな?と想像している所でもあります。
あくまで僕の理解ですので、冒頭で書いた通り、認識の間違いがあるかも知れません。が、大きく外れてる事もないとは思います。興味のある方は、是非、ご自身で勉強してみて下さい。
そして、あくまで僕の言葉でセレサポNFTを説明するのであれば、
セレッソが公式に発行したという『証明書』が付く『デジタルコンテンツ』だ
という所になりますかね。
では、
じゃあ、セレサポNFTは実際、どうやねん?
これをお読みのセレサポの方が興味がある所は、この辺かな?と思います。それを僕なりに検証してみたいと思います。
セレサポNFTの意義
先日、Xのスペースにて、セレサポNFTについての説明会みたいなものが実施されました。
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— 🌸CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFT🌸official (@cerezo_nft) November 9, 2023
🌸#セレサポNFT 発表記念🌸
Xスペース企画🎙️
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今夜20:00~#セレサポNFT の魅力や今後の展開について話します!
ぜひ、お聴きください✨
🗣️スピーカー@iharan0130@YKONO07@kat0u0daiki
✅参加URLhttps://t.co/IDCQ4LvBRC
#セレッソ大阪
僕も興味があったので、人生で初めて(笑)スペースを使って聞いてみました。
2-3人の関係者さんの説明がありましたが、その中にセレッソ本体の方も居られました。そこで、今回NFTを導入する目的として、
新たな資金源確保の為
という話がありました。目的は、やっぱりそこなんですよね。
NFTは発行側からすると株みたいな機能もある感じですね。NFTを発行して支援者に購入してもらい、運営資金を作る。
ちょっと、風間さんの件でセレサポ界隈でも少し話題になりました(苦笑)南葛SCなんかも、NFTで資金調達してますよね。(南葛SCも、同じく株式会社フィナンシェと共同)
セレッソも同じく、資金調達が狙いの1つ。結構、ド直球でコメントしてたのは、少し面白かったです(笑)チーム運営は、大変なんやなと改めて感じた次第です。なので、
セレッソに少しでも資金提供したい!と思う人は、セレサポNFTを買えば良い。
というのが、まず1つの結論ですよね。グッズ購入や、ファンクラブ会員等と考え方は同じです。
そして、グッズ等と違い、NFT!!と銘打つには購入者にとって特典もあると。この辺について、触れていきます。
セレサポNFTは、実際、何が良いのか?
こちらはサイトからまるまる引用しますが、セレサポNFTの所有者の特権は、
こんなところです。
これを見て、
ファンクラブ会員と何がどう違うの?
こういう感想をお持ちになられたセレサポの方は多いんではないかな?と思います。
はい、僕自身もその一人です(苦笑)
現状の特典を見ると、
NFTという形態でなくても、出来る内容ではあるよね
というのが正直な所ですね。
NFTでないと出来ない所と言うと、
- NFT自体を売り買いできるところ
- 個人利用・商用利用権
という所になるかな?と思います。これは、確かに面白い所なんですけど、ここで1つ疑問が出ます。
それが、
その売り買いできるNFTが、どんなものか?が分からない。
というところ。
ここで改めて、書いておこうと思います。
NFT = 証明書付きのデジタルコンテンツ
なんですね。そう、あくまで売り買いする想定であれば、その主役は、
デジタルコンテンツのはず
なんです。イラスト、写真、動画、音楽・・・等々のはずなんですよね。
これを現実世界と同じ市場原理で言えば、
そのコンテンツ(イラストや写真、動画、音楽等)が、欲しいものかどうか?で買いたいかどうか?が決まる
ということ。至極、当り前のところですよね。
大々的に『NFT』と銘打たれると、どうしても『NFT』と言うワード自体に引っ張られてしまいます。が、結局は現実世界と同じで、売れるには、
そのコンテンツの強さが重要
という所ですね。もっと言えば、
そのコンテンツを、購入者が好きになれるかどうか?
とも思います。
その主役となるデジタルコンテンツが、現時点(2023年11月11日)で、セレサポNFTではアバウトな情報のみなんですね。なので、購入側からして、買おうかどうか?等の判断は難しいのかな?と感じます。
なので、セレサポNFTが流行るのかどうか?は、結局、
提供されるコンテンツを、セレサポが好きになれるかどうか?
にかかってくるのかな?と思います。
コンテンツは、株式会社1SEC さんという会社が作られるのと事で、主にサポーターをモチーフにしたアートになるのだとか。
どういうコンテンツが提供されるか?
個人的には、とても注目しています。現状で、セレサポNFTはここに掛かってくるかな?と。
この辺、グッズと同じですね。現実世界で、セレッソの中で自分の好きな選手のグッズを買う人は多いと思いますが、応援はするけどグッズを買うには至らない・・・という選手も居ますよね。セレサポNFTも、そのイメージと同じだと思います。あくまで、提供されるコンテンツが好きかどうか?で買うか買わないか?が決まってくると。
ただ、前述しておりますが、
金銭的サポートをチームに対して行いたいのであれば、即買って良い
ものだと思います。
・・・と、せっかくのNFT導入にも拘らず、ちょっとマイナスイメージが入ったかも知れません(苦笑)ただ、それでも僕は、
セレッソがNFTを導入するという事自体が、とても大きな可能性を秘めてる
と思ってます。だから、基本的に応援したいと思っているのですよね。
その辺を、もう少し書いてみようと思います。
セレッソNFT導入の可能性
ここではあくまで『セレサポNFT』ではなく『セレッソNFT』に変換してます。せっかくNFTを導入するのに、『セレサポ』の枠だけで納めるのは非常にもったいないと思うからですね。
前述の通り、NFTが流行るには、
コンテンツの強さが重要
と書きました。コンテンツの強さ・・・イラストがとても素晴らしい!写真の構図が凄い!色々あると思いますが、コンテンツの強さをより際立たせるのが、
『人』
です。
具体的に、誰が作ったコンテンツのか?あるいは、誰がそのコンテンツに掲載されているのか?
以下、僕が描いた絵です。息子がポケモンにはまっていた時に描いてあげたザシアン(笑)
これをNFTとして売りに出した場合、どうなるでしょう?
恐らくは・・・誰も買わないでしょう(苦笑)
土塔えんじって誰やねん?なんやねん、この下手な絵は!!オリジナル性もないやないけ!!!
自分で書いてて嫌になりますが・・・wこのようなコメントがいっぱい出るのは明らかで(苦笑)
そう、『土塔えんじ』という『人』が描く絵(コンテンツ)に強さはないのです。正直、まあまあ上手く書けたと思うのですが、第三者が欲しいかどうか?は別問題で。
ただ、仮にこの絵が『ダウンタウン松本人志』という『人』が書いたものであれば?
まっちゃんNFTが発行されたら、恐らく多くの人が飛びつくでしょう。NFTなので、松本人志が書いたという証明書付き。そら、高値で取引もされるはずで。
なので、あくまで個人的な視点ですが、NFTを発行するのに極めて重要なのが、
『人』
だと思ってます。
そして、上で『セレッソがNFTを発行するの事に、大きな可能性を秘めてる』としたのは、
セレッソが可能性のある『人』の宝庫
と思っているからです。
現所属で、毎熊がA代表に定着しつつありますが、セレッソからは定期的に良い選手が出てきますよね。モリシ・アキ・嘉人の時代から、曜一朗・蛍らの時代を経て、最近でも坂元や瀬古歩夢など。枚挙にいとまがないですよね。
その代表格で言えば、香川真司/南野拓実。
彼らはビッグクラブ経験者で、世界的な選手と言っても過言ではないのかと。日本国内では及ばないかもしれないですが、世界レベルで見れば、この2人は松本人志を超える知名度があると思います。
そのような感じで、サポのひいき目かも知れないですが、セレッソというチームは他のJチームと比べてもそういう選手を輩出する土壌があると思ってます。つまり、
強い『人』を出せるクラブ
だと。だから、セレサポと言わず、
選手という『人』を前面にデジタルコンテンツを作れば、セレッソNFTは流行る
と思うのですけどね。
買う側もメリットはあって、それが先程紹介した、
NFT自体を売り買いできるところ
ですね。
例えば、新卒で入団したA選手が居たとして、その選手のオンライントレーディングカードのような形のNFTを買ったとします。A 選手はテスト入団で、そこまで期待されてないような選手。発行されたNFTも1個だけで、価格も安かった。
ただ、A選手は不断の努力で伸し上り、やがて世界的な選手になった。なんなら、欧州所属チームでのCL優勝の原動力となり、日本のW杯初優勝にも大きく貢献、更にはバロンドールでも取ったとしましょうか(笑)
こういうストーリーが起こった場合、セレッソが発行したA選手の1点物のオンライントレーディングカード(NFT)は、どれほどの値が付きますでしょうか?
プロデビューを果たしたチーム:セレッソ公式の証明書付きで、コピペできない1点物。そのNFTが欲しい!!!と思うのが、ファン心理と思います。
そして、バロンドールを取った選手は世界中に知られる。松本人志を知る人より、はるかに多くなるのです。『どれだけ高い値を出しても買いたい!』と思う人も出てくるのではないですかね?
このように考えていくと、NFTを買う方にも夢が出てきますよね。お金がらみな話ですけどw でも、応援していた選手が世界的な選手に飛躍し、自分のNFTがリアルに宝物・財産になる。これ程、面白い展開もないかな?と思います。
・・・とまあ、理想を書いてみましたけど、現実問題、選手をコンテンツにするのは難しいんでしょうね。(故のセレサポの枠内なのか?と)
選手のNFTとなると肖像権の話が絡んできて、そうなるとJリーグ本体も絡んできそうですもんね。Jリーグで既にNFTトレーディングカードはあるようですし。前述の通り、NFT自体の売り買いはともかく、セレサポNFT内の特典『個人利用・商用利用権』は無理だろうな・・・と。
でも、チームにお金を落せるという視点でも、サポとしてもチームが発行するNFTを持ちたいと思う所なのかな?と。また、セレッソ単体で行えば、オリジナリティのあるものが作れると思いますよね。この間の私服写真NFTや、少し前の吉本新喜劇とのコラボした時に、NFTを発行するとか。上のA選手の吉本コラボNFTとか、世界的に大ウケすると思いません(笑)?
やはり、NFTを手っ取り早く浸透させるには、
選手のコンテンツ化
がベストな方法なのではないかな?と思っています。
セレサポにもNFT化の窓口を作ってほしい。
最後に、もう1つ個人的な希望というか。Xでポストしたのですが、
面白そうな試み。
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) November 7, 2023
個人的には、セレサポさんの作成したコンテンツをNFT化(この言い方が良いか?微妙w)するようなサービスがあれば、更に面白いかな?と。
セレサポさん、絵の上手い人が多いっすからね~。 https://t.co/Fqy3kwLxnQ
NFTを導入するなら、
セレサポさんが作成したデジタルコンテンツをNFT化するサービスも提供して欲しい
ですかね。実現可能かどうか?は置いておいて(笑)無責任に書いてみます。
セレサポさんの作るセレッソに関わるデジタルコンテンツ、イラスト、写真などなどは、どれも『セレッソ愛』がベースにありますよね。拝見していると、とても楽しい気持ちにしてくれます。
そういった楽しい気持ちは、多くの人に伝搬するものだと思います。そこには『良い空気感』が生まれる。
個人的な感想ですが、サポとして『空気感作り』も重要だと思います。そして、セレサポさんの作る
『セレッソ愛があるコンテンツ』は、『良い空気感作り』に大きく貢献してくれている
と思ってます。
発信しているセレサポの端くれとして、イラスト班・写真班のセレサポの皆様に対しては、本当、尊敬の念に堪えません。
時として選手・監督の悪い事ばかりをあげつらえて空気感を悪くする、僕のような試合レビュー班は、イラスト班、写真班から学ばなければいけないな・・・とw 本当、冗談抜きで思っていたりします(苦笑)
あくまで個人的な思いですが、
そういうコンテンツこそ、セレサポNFTにしないと!
と思う次第なんですね。
そのコンテンツをセレッソがNFT化するということ。つまりそれは、
『セレサポの空気感作り』という活動を『セレッソが公式に認める』
という事にも繋がります。そう、NFTという技術は、
『公式に認める』の代用にもなる
のですよね。
こういう活動をされてるセレサポさんにとって、セレッソ公式で認められることはとても喜ばしいことだと思います。個人的に、そうあって欲しいし、NFTという所に参画するのであれば、そういう窓口も作るべきだとも思いますしね。
だから、個人的にですが、
セレサポさんが作成したデジタルコンテンツをNFT化するサービスも提供して欲しい
と思っています。
当然、セレッソが公式と認定するということになるので、作成されたコンテンツがNFT化して諸々のルール上で問題ないか?の審査は必要で。チームに審査するという手間が発生する分、コンテンツのNFT化は有料になるとは思います。
ただ、NFT化してそれを売り買いすることで、利益は得られるのですよね。利益は、セレッソ(及びNFT運営会社)とコンテンツ作成したセレサポさんで案分すれば、両者両得になるのではないかな?と。
一応、技術者なので、これらを導入する際に発生するハードルの高さは何となく想像が付きます。正直、かなり無責任には言うてる自覚はありますw
でも、そういう想像が容易にできる位、色んな事が出来るのがNFTだと思うのですよね。とても魅力的で、大きな可能性を秘めてる技術だなと。なので、今回のセレサポNFT導入が、チームがより良くなるきっかけになれば・・・と願うばかりです。
最後の最後におまけ。NFTの詐欺行為に注意を。
ここまで、NFTについての個人的な見解を書いてきました。どちらかと言うと、前向きになるような書き方をしました。
世間的に、多くのNFTが発行されてるようです。中には、はっきりと詐欺行為もあったと聞きます。なので、購入時はお気を付けください。個人的な観点ですが、NFTと暗号資産は、
似て非なるもの
です。
上で書いた通り、
- 暗号資産(FT): 複数存在
- NFT:1点物
という所です。
暗号資産を現実世界で例えるなら、
W杯決勝戦のチケット
と言うイメージです。チケットは複数あって、皆が欲しい。だから、多くの人が買おうとや躍起になる。複数あるので取引量も多く、値段が上がり易い構造はあるのかな?と。
対してNFTは、
絵画
みたいな感じですかね。基本的には1点物で、買う人と売る人が1vs1になる。なので、値段が上がるかどうか?は買い手の購買欲次第。
僕の中ではこれ位のイメージ差があり、NFTと暗号資産はその性質がまるで違う印象です。だから、NFTを『暗号資産のように値段が爆上がりしますよ~』的に謳う所には注意した方が良いかな?と思います。あくまで、個人的な観点ですが。
何故、こんなこと書くか?と言うと、何度も書いてますが、NFT(主にブロックチェーンと言うべきかも知れないですが)はエンジニア目線でとても素晴らしい技術と思ってるからです。ですが、現状は暗号資産と同じく、投機目的の謳い文句が多い印象です。
その投機目的を非難するつもりもないのですけど、それに準ずる詐欺行為が発生しているのも事実で。それで、技術自体の世間一般の印象が悪くなるのは、正直、望ましくなくて(苦笑)
この辺、理解して頂けないかも知れないのですが(苦笑)素晴らしい技術は、良い使われ方をして欲しいな・・・と。これは、エンジニアの端くれとしてそう願っています。