動画で説明

【動画】セレッソ:松田陸の凄さを説明する。

本サイトでセレッソ系記事の初投稿になります。動画で説明する企画の第一弾は、松田陸を取り上げます。

実は以前のサイトの以下の記事で、松田陸を別に取り上げる宣言をしておりまして(笑)

この時から、新しいこのサイトでのこの『動画で説明』コーナーで書いて行こうと思っておりました。

このサイトは、色々と出来る事が増えてるようなので使いこなせるか?は恐ろしい所があるのですがw、まずは、第一弾を書いて行こうと思います。

松田陸の入団当初

松田陸がセレッソに入団したのが、2016年。以降、不動のセレッソ右サイドバックとして君臨してくれています。

ただ、陸以前のセレッソ右サイドバックは、基本的には『シャケ』こと酒本憲幸でしたよね。

ミ(屮°(▼)°)彡屮 シャケェェッ!!

・・・・すみません(笑)一回、やってみたかっただけですw

実際、陸がセレッソに来るまで、セレサポに人気のあったシャケが右サイドバックを務めてました。そこから、2016年に入団した陸にいきなり入れ替わった印象が強いですよね。

松田陸がナンボのもんやねん。シャケを使え!大熊!

僕含めてセレサポの反応はこんな感じだったように記憶してます。少なくとも、僕の松田陸の印象は最初はこれでした。

とはいえ、シャケを差し置いて使われ始めた陸について、個人的には注目もし始めました。そうなると、やっぱり使われる理由があるのですよね。

松田陸の強み

松田陸を注視してみると、

やはり使われるだけの理由はあるよな・・・

という事が直ぐに分かりました。

では、松田陸の強みとは一体どういう所にあるのか?

上下動の多さ

攻守とも、やり切る責任感の強さ

前を向いてボールを受けられる

と言った所かな?と感じます。

上下動の多さという所で、凄いモノがあるなと。試合終盤になっても、どんどん攻撃に上がってくるし、守備も全くサボらない。前を向いてボールを受けられるので、チーム全体を前へ押し上げる原動力にもなっている。

それら、サッカーの基本的な所はめちゃめちゃしっかりしていてますが、陸のベースにあるのは『責任感の強さ』だと思っています。そもそも、ここがしっかりしてるから、プレー面でサボらない。

2016年の開幕から数試合を見て、『プレー面トータルで、シャケは負けてるな・・・』という印象を持ちました。シャケも頑張れ!!とは当然思ってましたが、正直、陸のプレーに魅せられつつあったのをよく覚えています。

そんな松田陸について、更に決定的な能力の高さを説明していこうと思います。

溜めを作る

陸の強みについて、1つ前の見出しで簡単に挙げましたが、端的に凄いな~と感じている所があります。それが、

陸、『溜め』を作るのも上手いな~

『溜め』です。サッカーにおける時間的要素ですよね。陸は、この『溜め』を作るのが抜群に上手い。

味方とのパス交換を行う上で、ワンタッチ、ツータッチプレーが良いというのはよく言われることですが、それもパスを出す相手次第な所はありますよね。相手が遅れていたら、パスの出し手は少しボールを保持する必要があるのは当然のことで。その際、ツータッチ以上も行われる可能性もあります。

言わば、ボールの出し手として受け手の状態を見てパスを出すタイミングを調節してあげるのが『溜め』。

受け手が遅れてる: ボールを保持して受け手がパスを受ける体勢を取る時間を作る。

受け手が遅れてない: ワンタッチでパスする。

これら『溜め』を作るのが、陸は抜群に上手い。状況判断の速さ、ボールコントロールの優秀さの裏付け的な所でもあると思います。

そして、この『溜め』を作れる選手だからこそ、そこを説明したいとよく思ってました。ただ、サッカーにおける『溜め』をこのようなブログ記事(文章)で表現するのがとても難しいのです(苦笑)そんな所で、ようやく本題の『動画で説明』です(笑)陸の『溜め』を表現するのに、とても良い動画があります。

後出しジャンケン

パスの受け手をよく見てパスを出せる『溜め』が作れる陸。こういうプレーが出来る選手は、相手選手に対しても『後出しジャンケン』ができます。

後出しジャンケンって何やねん?

って所ですよね。

後出しジャンケンのプレーで、代表的なのが遠藤保仁の『コロコロPK』です。相手GKが右に飛ぶなら左に、左に飛ぶならなら右に蹴る。つまり、

相手の動きと反対へ蹴る

相手の出す手を見てから自分の出す手を決める、つまりは『後出しジャンケン』という事になります。

遠藤のプレースタイルからも推測できるように、この後出しジャンケンは相当なテクニックが必要ですよね。ボールを持てる、つまり、

『溜め』が作れる

から、こういったプレーが出来るのだと思います。相手が動き出すまで、自分は動かずに溜める、そんなイメージです。

そして、陸もそのプレーができるのです。そして、その後出しジャンケンをしたプレーがばっちり収められた動画があります。

陸の後出しジャンケンプレー動画

2017年ホームFC東京戦の逆転ゴールです。

このゴール、陸の『後出しジャンケン』がきっちり出てるシーンだと思います。

水沼のスルーパスに反応する陸

ダイレクトで打つタイミングでは、GKに正面に詰められている。

陸はそれを見て、細かく2ステップ踏んでGKを外してシュート

見事な後出しジャンケンですよね。

相手は、林彰洋。当時、日本代表でも当落線上には居た、言わば日本人で5本の指には入る屈指のGK。そのGK相手に、陸のこのプレーですよ。林の読みを完全に外して、林の動きを見てから陸はその脇を撃ち抜いた訳です。

加えていうなら、陸はサイドバックですよ(笑)優秀なFWであればこの芸当はありえますけど、サイドバックがこの後出しジャンケンです。この1プレーを見て、僕は、

陸は、一介のサイドバックではない!!!

と、完全に魅了されたのをよく覚えています。

陸・越えをさせない活躍を。

ジンヒョンがゴールを守り始めてから、セレッソのGKに不安がなくなったように、陸も現状、同じような形の信頼を持ってます。陸がやられてもしゃーない・・・的な。

陸は、僕の中で、

シャケ越えを果した選手

として認定しています。プレー面トータルでは、もう文句なく(苦笑)

サポーターからの愛され度合やセレッソへの有形無形の貢献については、まだシャケを超えられてないかと思います。が、そのシャケの後継者として、十分な資質を持った選手だと思います。2021年で在籍6年目、どんどん好きな選手になってきてますね。いつか、真の意味でもシャケ越えを果してもらいたい。

そして、シャケのように若手にとって偉大な右サイドバックとして、君臨し続けて欲しいですね。

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