まいどどうもです。ちょっと、ブログを動かします。
先の清水戦、逆転からの大勝!!颯太、頑張ってこい~!!リンドバーグ最高!!毎熊~!!・・・と色々とありましたが、やっぱりコレが個人的には一番の出来事ですかね。
乾との初対戦
何とも色んな感情が混じるところはありましたが、対戦してみて、
乾のプレーを見れて良かった
が素直な所ですかね。
セレサポの皆様、乾に対しては色々と思いはあると思います。ただ、セレッソを大きく愛してくれた選手。今一度、愛を語ってみたいな・・・と思います。
今回はプレーや乾のセレッソにおける歴史云々ではなく、
退団した経緯
を改めて振り返ろうかと。結論から言うと、
乾ならではだったし、考えれば乾らしいな。
というところですかね。
ここは、完全に個人的な主観です。色々と反論もあると思いますが、あくまで個人の意見として、興味があれば読んで頂ければな・・と思います。
乾のセレッソ退団の経緯
乾のセレッソ退団において、何があったのか?当時、色んな記事が世に出回ってました。中には、完全にセレッソを陥れるような記事もあったと記憶してます。
個人的に、そのほとんどは無視をしていましたが、実際に読んだ中で実際に何があったか?というところを一番、的確に言及してたと思うのは、以下の記事です。
https://hochi.news/articles/20220609-OHT1T51307.html?page=1
スポーツ報知、種村さんの記事。個人的に、種村さんの記事はエルゴラッソ小田さんの記事と同等に信用していました。
先日『公式発表以外の新聞、その他webメディアはほぼ無視してて』な旨をポストをしましたが、種村さんの記事はこの『ほぼ』に入ってませんでした。
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) December 29, 2023
記事に取材の裏付けを感じられて、とても信用しておりました。なので、個人的にとても残念。 https://t.co/pbkXuyzlzS
セレッソから担当を外れた時、なんでガンバやねん!!!と思ったのを鮮明に覚えてます(笑)
この種村さんの記事からキーワードを抜粋して、以降、当時の僕の感じてた所を書いて行こうと思います。そのキーワードは、
- 越権行為
- チーム内ではいやが応でも浮いた
- 柏戦
というところ。
一つ一つ、書いて行ってみます。
越権行為
記事内からの引用ですが、
小菊昭雄監督(46)に「〇〇を使った方がいい」などと選手起用に関して進言する“越権行為”もあった
https://hochi.news/articles/20220609-OHT1T51307.html?page=1
というところ。
選手起用に全責任を負う監督に対して「〇〇を使った方がいい」という選手の立場からの進言は、監督に対してのリスペクトを欠くもの。これ自体、擁護される所はないと思います。
が、この行為、恐らくは、
乾と小菊さんの間柄だったから言えたこと
のようには感じてました。
2021年夏のセレッソ再加入以前を知るセレサポであれば、当然のごとくご存じだと思いますが、乾は海外移籍後も、ヨーロッパの秋春制リーグのオフシーズンの夏に、セレッソの練習場に現れて、その時々のセレッソ所属選手達と練習をしてたんですよね。
謎の練習生
というワードも知られる所だと思います。長年ずっと夏には乾が現れて、夏の風物詩的な存在でした。
勿論、その間をずっとセレッソに携わってきた小菊さんも、乾の練習参加を快く受け入れていた経緯もあったと思います。『(欧州の)オフシーズンだからと流したりせず、本気でやる、足手まといにならないなら練習参加を歓迎する』という感じの、小菊さんのコメント付きのWeb記事を目にした記憶もあります。
で・・・問題は、ここでの流れですよね。この時の乾が、『謎の練習生』という立場だったこと。
ここは想像なんですが、恐らく、乾は『謎の練習生』の立場で、
小菊さんに『〇〇が調子いいで!』みたいな進言をしてたのではないかな?
と思います。
乾のキャラ的に、何となくそんなイメージはありますよね。セレッソの事を思い、良かれと思って言うている感じで。これが、長年ずっと『謎の練習生』の立場で進言している。
そして、小菊さんもずっとそれを聞いてくれる。
ただ、これは謎の練習生、つまり、
乾が言わば『部外者』という立場だったからこそ言えた内容
ですよね。また、
小菊さんも当時は乾が『部外者』だったから聞けた内容
なんですよね。
これが、
- 監督:小菊さん
- 所属選手:乾
と言う立場になった2021年夏以降は、選手から監督への提言に変わってしまう。つまり、
越権行為になってしまう
と言う感じだったんではないかな?と。
そうとはつゆ知らず、長年の『謎の練習生』時代と同様に、
乾は小菊さん(監督)に『〇〇が良いで!』という事を言うてしまっていたのではないかな?
と思ってました。
乾と小菊さんの長年の間柄だったからこそ生れた悲劇と言うか、そこは乾も線引きが必要だったとは思います。が、種村さんの記事内で『越権行為』というワードを見た時、
乾のキャラや『謎の練習生』時代が長かった経緯を踏まえると「〇〇を使った方がいい」と小菊さんに言うことは、どことなく想像できるな・・・(苦笑)
と言う感じでした。
チーム内ではいやが応でも浮いた
どの動画で、誰が出てたか?も覚えてませんが、セレッソのYoutube番組で、乾が若手に対して、
お前ら、俺のこと嫌いやもんな
という風に言うていたのを記憶してます。
この時、単なる冗談みたいな印象に思っていたのですが、
チーム内ではいやが応でも浮いた
https://hochi.news/articles/20220609-OHT1T51307.html?page=1
この記事内容を見ると、何となくこの時の乾の心情も察してしまいます(苦笑)
どんな集団でもそうですけど、30人程が集まれば、必ず1人や2人は浮いた存在は出るもんだと思います。乾も、そうなってしまったのかな?という思いはあります。
では、そういう浮いてしまう存在は如何にして浮くのか?
個人的に、前述の越権行為。 「〇〇を使った方がいい」と言われた〇〇選手は、恐らくは悪い気はしないですが、言われなかったその他の選手たちは、恐らくは良い気はしないでしょう。乾に対して、
あいつ、なんやねん!?
という思いが出たりするかな?と。そうやって、少しずつ浮いた存在になっていったのかな?という想像はつきます。
ただ、そもそもなんですが、こういう行為に乾が及んだは種村さんの記事を引用すれば、
根底にあったのはクラブを強くしたい、という思い
https://hochi.news/articles/20220609-OHT1T51307.html?page=1
のはずなんですよね。個人的に、そこに疑いの余地はないです。
そもそも、この年に乾は志願して8番を背負った。それは、セレッソを強くするという覚悟の表れでしかないですよね。憎まれ役になってでも、厳しい事を言っていく・・・みたいな思いはあったと思います。
ただ、、、昨今で難しいのが、そういう厳しい指導・言動が『パワーハラスメント』みたいな捉え方をされがちになること。
これは持論ですが、昨今言われる『パワハラ』は、熱意の差によって生まれるのが多いように思います。
自分が真剣に情熱を注いでミッションを成し遂げようとしようとすると、熱量が低い(ように見える)仲間にイラついたりする。例えば、学生時代の掃除時間に、自分は真面目にやっているのに、同じ担当の友達は適当にやってる。
そして、時間が掛かってもなかなか掃除が終わらない。そんな形になると、掃除を真面目にやっていた人ほど、適当にやっている友達に腹が立ってしまう・・・みたいなところ。
勿論、これは掃除に限らず何にでも言える事で、仲間内で、俺はめっちゃ頑張ってるのに、あいつは適当でめっちゃ腹立つわ!!!みたいな経験は皆さまにもあると思います。
仮にその腹が立ったのが、上の立場の人であった場合。その人がそこで我慢が効かず、言葉や態度・行為に強く出してしまうと、それを相手に『パワハラ』認定されてしまう。このような形で、
『情熱の差』によって生まれた最悪の結果がパワハラ
なのではないかな?と考えてます。
そして、乾と他の選手の間にも、パワハラとは言わないものの、このような『情熱の差』というのがあったのではないかな?と想像はしています。
誤解なきように書いておきますが、他の選手に情熱が無かったと言うてる訳ではないです。それを全面に見せるか?内に秘めるか?みたいな所の差は人それぞれで違いますよね。
ただ、セレッソの8番を背負う位の覚悟を決めていた乾には、特に内に秘める選手の行動にヌルさを感じたりする所もあったんではないかな?と。で、つい厳しく当たってしまった。
そして、パワハラだと訴えるまでには至らないですが、厳しい事を言ってくる上司・先輩とは距離を置きたくなるもので。今時の若い者は!とか言いたい年頃のオッサンではあるのですが、そのオッサンの僕でも厳しい事を言うてくる上司・先輩に対しては距離を置きたいw
そう言う所で、乾から距離を取る選手も多かったのかな?と推測します。
そのような形で、
情熱が強過ぎた故に、チームメイトとの距離感を間違えてしまったのではないか?
種村さんの記事内の『 チーム内ではいやが応でも浮いた 』という所を見て、このような想像をしておりました。
越権行為、チーム内で浮いた。このような所から、乾はスタッフ、チームメイトから良くは思われなくなってしまって、件の柏戦後に、
乾は周囲に「反省してるけど、もう居場所がない」とこぼしたという
https://hochi.news/articles/20220609-OHT1T51307.html?page=1
という所に繋がってしまったのかな?という思いはあります。
そして、その柏戦の出来事にも少し触れておきます。
柏戦
今振り返っても、件の柏戦の行動は暴挙というべき所でしたが・・・(苦笑)この辺も、やっぱり、
乾らしいな・・・(苦笑)
と言う感じで見てました。
乾は永遠のサッカー小僧とか言われてますが、根底にあるのは間違いなく、
凶暴と置き換えられる位の『負けん気の強さ』
だと思っています。
あの負けん気があるからこそ、あの爆発力のあるプレーができたりするんだと。それが技術と相まって、唯一無二のプレーに昇華される感じで。それがベテランになろうが、乾を支えてるものだと個人的には感じてます。
だから、小菊さんや高橋コーチの手を振り払って吠える様をみて、もっと冷静になれよ!と思う反面、
そうそう、それが無かったら乾やないわ!
と言う思いもありました。
本当、褒められた行為ではないんですけど、乾の魅力の一つだと思っていたので、ベテランになっても見せたあの姿はある意味で嬉しかったりもしました。
・・・退団するという未来を想像すらしてなかったが故に、呑気にこんな事を思っていました(苦笑)
結局、乾が好きなんすわw
色々と書いてきましたが、種村さんの記事をベースに個人的に考える経緯を振り返ってみると、
乾、至る所でボタンを掛け間違えてたんだろうな(苦笑)
という思いが強いです。
あまり表現が良くないですが、それも乾っぽいと言うか、何と言うか(笑)他愛なく無邪気に『〇〇使った方が良い』とか小菊さんに言うてそうですし、ヨーロッパで10年生き残った経験値もあるので、それをチームに還元すべく、若手にもどんどんと厳しい要求をしていった。そういう姿も、容易に目に浮かぶ所はあります。
これらの乾の行動を見ていて、先にも書きましたが、
根底にあったのはクラブを強くしたい、という思い
https://hochi.news/articles/20220609-OHT1T51307.html?page=1
でしかないんですよね。その気持ちが無ければ、
セレッソの8番を志願して背負わない
ですよね。
そもそも、セレッソ愛は本物で謎の練習生としての練習参加もそうですが、欧州移籍後から毎年毎年ずっと
INUIシート
を用意してくれいていました。何と11年連続!!!
https://www.cerezo.jp/news/2022-02-25-11-00/
コロナ禍の2021年、感染拡大防止の為にシート提供が出来なかった時も、こんな形を取ってくれたり。
#乾貴士 選手による文房具寄付のお知らせ📢
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) December 28, 2021
2012年から設置している『INUIシート』
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今シーズンは招待の代わりにセレッソ大阪グッズの文房具などを地域こども支援ネットワーク事業を通じてプレゼントすることとなりました!
詳細は👇https://t.co/nGCpNhGr2a
2022年、色々と取った行動は間違ったのかも知れません。ただ、乾の間違った行動の1つ1つにも、セレッソ愛が見えるのも間違いないのですよね。
それだけに、改めてあの別れは残念だったな・・・と思います。でも、よくよく振り替えると、それも乾なのかな?と妙に納得できるとこもあったり。色々と憎めない(笑)
そもそも、長年これだけセレッソに貢献してくれた選手、セレッソを愛してくれた選手を、いくつかの間違いだけで嫌いになれるはずもないな・・・というのは素直な気持ちです。
結局、乾が好きなんすわw
という所ですね。個人的に(笑)
清水戦の前は、色々と複雑な気持ちでしたが、結局はここに行き着いた感じです。ユニフォームは違えど、乾のプレーをヨドコウ桜スタジアムで見れて(テレビ観戦ですが)、個人的には良かったな~と思いました。
そんな所で個人の妄想記事でしたが、乾の退団当時に思っていた事をそのまま書いてみました。あくまで個人の主観なので、他の方の思想を否定するものでもありませんので悪しからず。
もうセレッソには戻ってこないとは思うのですが、乾のセレッソへの貢献、セレッソ愛は個人的に一生忘れません。元気に楽しくサッカーを続けて欲しいな・・・と心から思います。