2021年末、我が家でも大掃除してました。その際に自分の持っているデータ整理も行っていたのですが、思い出の写真がわんさか出てきました(笑)そこで、今回の記事はその思い出の写真を振り返ろうと思います。オフシーズン、セレッソネタも少ないですし(笑)
2004年にドイツに3ヶ月滞在したことがあるのですが、その際に撮りまくった写真です。2004年なんで、手振れ補正のないコンデジによる撮影なんで、あまり良い写真はないのですが(苦笑)
また、僕のブログを読んで頂いている方のほとんどはセレサポの方だと思うのですが、セレッソやサッカーのネタも所々に仕込んでます。ちなみに、後にセレッソに加入することになるあのブラジル人選手も登場します!!
どちらかと言うと僕自身の備忘録という形、自己満足な記事ですが、宜しければお付き合い頂ければと思います。2004年と少し前のドイツですが、ちょっとした観光気分を味わえるかも知れません。
ただ、最初に断っておきます。めっちゃ超長文です。普段のレビュー記事の3~4倍の文字数、画像も70枚近く貼り付けてます(苦笑)その為、途中からでも読めるように、各ページの最後にこのブログ記事のメニューを貼っておきます。以下の6項になります。
2004年にドイツを放浪した経緯
2004年にドイツに行った経緯、一言で言えば仕事で・・・ですね。なんで、拠点となる社宅とかもあって、放浪記とタイトルに入れましたが、普通に社宅を拠点に動いてただけです(笑)
期間は、2004年9月末~12月末。就労ビザを取得しなくても良いギリギリの3ヶ月滞在でした。まあ、せこい会社でしたねw 扱っている商品(自社パッケージソフト)の種別で、その主要国がドイツだったという事でドイツ支店を出し、そこに技術員として派遣される形ですね。
当時、会社ではこんな感じの体制で運用してました。
- ドイツ支店長(ドイツ語:〇、技術:×、就労ビザ:有(常駐))
- 技術員(ドイツ語:×、技術:〇、就労ビザ:無(交代制))
僕自身はドイツ語を話せるわけもなく、学生時代に海外留学の経験も皆無で英検3級w ドイツ語を話せる支店長が居たので、何とかこなせるような感じでしたね。逆に支店長は技術面で明るくなく、技術員がフォローする。お互いを補完し合う関係性で成り立たせていました。
だから、『海外出張の経験あります!』と銘打つとカッコよくなるのですが、実状は大したことのない感じです(笑)ただ単に、技術員として交代制で出番が回ってきた感じで(苦笑)
でも、ドイツ出張という事は、
ブンデスリーガ、見れるんちゃうん???
というのはサッカーファンなら真っ先に思う事ですよね(笑)しかも、その2年後の2006年にはドイツW杯が控えてる時です。下見としても十分(実際、2006年のW杯も行きました)。
そんな感じで、上司から『ドイツに3ヶ月行ける?』と聞かれて二つ返事でOKを出しました。この時、結婚して3ヶ月くらいしか経ってない新婚の時でしたが、いきなりの単身赴任という事に(苦笑)
滞在先: フライブルク
ドイツの滞在先は、
フライブルク
という所です。
メジャーな都市ではないのですが、矢野貴章やU23チームでしたが木下康介、最近では女子サッカーの猶本光が在籍したSCフライブルクのホームタウンで、サッカーファンなら少し知られた街になりますかね。
学生の街としてのイメージが強い地方都市で、とても過ごしやすかったです。ドイツ全土で言えることですが、治安がとてもよく、日本と同じように電車で寝る事も可能でした(当時、旧東ドイツ圏は危険な所もあると聞いてましたが)。
SCフライブルク観戦記
滞在した街:フライブルクを本拠地とする、SCフライブルク。ホームスタジアムは、社宅からトラムで10分位の近くにありました。
社宅から近かったのもありますが、SCフライブルクの行ける試合はほぼ行きましたね。観戦したフライブルクの試合は、ホーム計4試合。アウェイ1試合。こうなると愛情は湧きますよね(笑)僕の中で、セレッソに次ぐセカンドチームの印象です。今でも、たまにブンデスリーガの順位を見たりしますが、その際は真っ先にフライブルクの順位を気にしてます。
そんなフライブルクでの試合観戦記・・・というか思い出を、写真と共に書いておきます。
SCフライブルク 2-3 マインツ
ドイツに赴任して、最初の週末に見に行きました。
見に行った・・・と言いつつ、チケットも持っていませんでした。
ブンデスリーガの雰囲気を味わいに行こう!
位の感覚でスタジアム周辺に行ったのですが、そこで余りチケットを持ってる老夫婦と遭遇。定価で譲ってもらえる幸運もあって、いきなりのブンデス観戦デビューとなりました。ただ、悔やまれるのが、フラッと行ってフラッと帰ってくるつもりだったので、デジカメを持って行かずでこの試合の写真がないんですよね(苦笑)
この試合、フライブルクvsマインツという当時は全く知らないチーム同士の対戦でしたが、両チームの監督が非常に面白いです。フライブルクの監督は、一時期、浦和レッズの監督にもなったフォルカー・フィンケさん。
そして、注目がマインツの監督。
この年のマインツは、チーム史上初のブンデスリーガ1部に昇格の年で、初めての1部挑戦だったんですね。そんなチームなので、有力選手はおらず降格候補。ただ、大方の予想に反して、チームは大躍進を遂げます。序盤戦5位と躍進(最終11位で1部残留)。このフライブルクとの試合も、点差こそ1点差でしたがフライブルクを圧倒してました。
そんな勢いのあるチームの中心は、間違いなく監督さん。マインツの躍進を取り上げるテレビ番組も多く、その度にその監督が取り上げられてました。ドイツ語は分からずとも、その監督が大絶賛されているのは分かりました(笑)凄い監督なんだな~と思ったのは、記憶に残ってます。
では、その監督とは誰か・・・・??
その監督は、セレッソにも間接的に影響を与えてる人物です。その監督、後にドルトムントで指揮を執って香川を指導し、現在はリバプールで南野拓実を指導している人物です。
そう、ご存じ、
ユルゲン・クロップさん
でした。本当にたまたまでしたが、マインツ監督時代のクロップさんを見てたのですね。
この時にクロップさんが凄い!ということを知ったので、香川がドルトムントに移籍した際、ちょっとワクワクしてたんですよね。あの監督とやるんか~!!!と(笑)香川があそこまで成功するとは、さすがに思いませんでしたけど(苦笑)
SCフライブルク 1-3 ヘルタ・ベルリン
マインツ戦の反省を踏まえ、デジカメもしっかり持って参戦。チケットも、支店長に手伝ってもらいながらオンラインで購入するようになりました(笑)
相手はヘルタ・ベルリン。このチームに、当時セレサポの間で少し話題になった選手が在籍し、この試合にも出場してました。
古い話で恐縮ですが、2002年日韓W杯の際、トルコが大躍進して3位になりました。そのチームの中心選手が、ユルドゥライ・バシュテュルク。このバシュテュルク、当時のセレッソの背番号8:モリシと姿・風貌がそっくりなんですね。古いセレサポの方であれば、覚えている方もおられると思います。
ちょうどこの試合、ドイツまで遊びに来たウチの嫁(セレサポ)と友達(セレサポ)、そして僕と3人のセレサポが観戦してたのですがその全員、
ほぼ、モリシやんwww
となってました(笑)セレサポ3人が言うので、間違いありませんw 仕草もよく似ていて、本当、瓜二つだったんですよね。
試合は、またもフライブルク敗北。勝てません(苦笑)
SCフライブルク 2-3 アルメニア・ビーレフェルト
ブンデスリーガの観戦記!と言う割には、マニアックなチームが続きますw アルメニア・ビーレフェルト戦。
撮った写真の中で、取り上げたのが上の写真。フライブルクのスタジアムは、屋根を支えるポールが普通に視界を遮ってきます。はっきり、見難いです(苦笑)以降で別のスタジアムの紹介もしますが、日本のスタジアムがどれだけ考えられて作られているか?というのが分かりますね。
この試合も、フライブルクは普通に負け(苦笑)記憶は薄いですが、備忘録メモによると惜しい試合ではあったようです。
フライブルク 0ー6 ブレーメン
この試合、ウインターブレイク前のホーム最終戦。この試合が、フライブルクのホーム試合では僕の最後の観戦試合にもなります。
当時、あまり写真をとる習慣がなくて、スタジアム周辺の写真もないな・・・と思ってて、最後の試合でいっぱい撮ろう!と決意。到着後、スタジアムの外観を撮ろうとパシャリ!とした瞬間、横から人影が飛び出してきました。
・・・お前、誰やねん。
酔っ払いのブレーメンサポーターが、僕の撮影を邪魔しに来たんですねw ビール大国ドイツ、酔っぱらって陽気なサポーターが多いです(笑)そして、手振れしまくる性能の悪いデジカメなのに、何故かピントがバッチリ(笑)虫歯までしっかり写るというw
そんなハプニング?があったものの、入場。ちなみに、この試合は12月初め。ヨーロッパは11月末頃から、町はクリスマス一色になるんですね。スタジアムもこんな感じで、ゴール裏のホットサポーター(マインツ戦でチケットを売ってくれた老夫婦談)も、サンタクロース一色。
しかも、スタジアムのある地域は霧で有名で、この日は凄まじい濃霧だったんです。
クリスマス×濃霧で、とても幻想的な雰囲気の中、試合開始。ここまで、僕は現地観戦でフライブルクの勝利を見ていません。3週間後位に帰国を控えていたので、僕にとってのホームゲーム観戦もこれで最後。この幻想的な雰囲気の中、強豪:ブレーメンを相手に勝利してくれたら言う事はありません。頑張れ、フライブルク!!!
試合結果・・・・
0-6の大敗。
写真のスコアが見難いのは、霧のせいなのでしょうか?涙のせいなのでしょうか・・・?w
当時のドイツ代表:クローゼに2点を許し、この少し前の2004年夏のヨーロッパ選手権で優勝したギリシャの主力選手:カリステアスにハットトリック達成されるという散々な結果。
ってか、
いやいや、最後に見るホームゲームで0-6の敗戦ってwww
いやもう、ここまでヘタレなのかと(苦笑)4失点目くらいから、笑けてましたw
帰りのトラム(路面電車)では、
ゼクス トゥ ヌル! ゼクス トゥ ヌル!(6-0!6-0!)
ブレーメンサポーターがフライブルクサポーターを煽りまくり(苦笑)目の前で喧嘩にならないか?ヒヤヒヤしてましたw
ただ、ちょうどこの少し前に、セレッソがお隣に1-7で負ける試合があったので、この辺、フライブルクサポーターの気持ちは痛い程感じてました(苦笑)
でも、ここまでくると、SCフライブルクに愛着も湧いてくるでしょ!?ww 僕の中で、SCフライブルクがサブチームになった瞬間でした(笑)
そんな所で、とりあえずは第一弾。経緯と、ホームタウンとなったフライブルクでのブンデスリーガ観戦記を書いてきました。
まだまだ、続きます(笑)長くなるので、以降の各記事の下にはメニューを貼っておきます。
続いては、ミュンヘンですね。