セレッソ 1-4 川崎
2021.11.20 @ヨドコウ桜スタジアム
完敗・・・。
ツイートもしたのですが、正直ベース、ショックを感じない程に差を感じてしまいましたね(苦笑)ショックを感じなかった自分が、セレサポとしてショックでしたが(苦笑)
とはいえ、こういう試合こそ、しっかりと振り返るべきなんでしょうね。じっくりと見直してみたいと思います。
試合内容・雑感
ちょっと、全体の文量が多くなりそうなので、ここではいくつか要所だけを書いておきます。
●大差負けのホーム湘南戦と比べてみる
実際、この試合を振り返ると、やりたい事はある程度、出来ていたと思うんですよね。詳細は後述しますが、王者:川崎相手にもしっかりとビルドアップ出来てたし、そこそこ良いチャンスも生み出せていたと。
それでいて、多くのセレサポが感じた所だとは思うのですが、
はっきり、差があったよな・・・
と。
結果的にクルピのラストマッチになったホーム湘南戦は、今回の試合結果を下回る1-5の敗戦。でも、この時は明らかにセレッソの選手が切れたのが分かりましたよね。
今回、その切れたとは感じなかっただけに、3失点差が湘南戦以上に大きな差として感じたな・・・という印象でした。
●セレッソの狙い:
まず、セレッソの出来た所を見直してみます。ハーフタイムで以下をツイートしたのですが、
良い立ち位置とって、ビルドアップは出来てる。でも、ボールを持ってから何ができるか?何をするか?そんな差なような気がするね。
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) November 20, 2021
加藤の左足ミスキックシュートと、前半最後の山田のクロスの合わせ。ボールが来たらどうするか?準備ができてないんだろうな。結局、そういう所で差が生まれてる。
良い立ち位置に立って、ビルドアップは出来てたのではないかな?と思います。具体的に、
川崎の基本フォーメーションの急所を起点として、前にボールを運べてた。
という所ですね。
川崎の基本フォーメーションは、4-3-3。中盤が1ボランチ+2インサイドハーフの3角形を組む形。ここの急所と言うのは、図を書くと丸わかりで、1ボランチの両脇ですよね。
ここに狙いをつけ、ジンヒョンからのミドルパス、あるいは歩夢・西尾から対角にミドルパスが通るシーンは多く見られました。
ここ、4-3-3の急所を狙うセオリー通りではありますが、チャンピオンチーム相手にしっかりと出来てたと思います。
また、川崎がその急所となるスペースを埋めるのにインサイドハーフを外に張り出した場合、今度は中が空きますよね。そうなった場合、そこに顔を出した清武・原川らに縦パスを通せてました。
こういう所は、かなり研究して対応出来てたと思います。特に、ジンヒョンのこの2パターンの状況判断の秀逸さは凄いですよね。状況をしっかりと見て、どこが空いているのか?をきっちり判断出来ていたと思いますし、そこに綺麗にパスを通せてました。この試合、ビルドアップではほぼミスなしだったんではないかな?
また、歩夢・西尾の対角のパスも非常に効果的だったと思います。彼らからの対角のパスは、サイドチェンジ的要素も含んでいるので、相手がスライドをする必要が出てきます。所謂、揺さぶりですよね。ここも効果的だったな~と思います。
・・・こんな感じで、出来ていた所を書き出すと、勝った試合のように上手く試合を運べてる印象すら感じますよね。それでいて、
1-4の負け・・・
なんですよね(苦笑)
結局、そこからの崩しの部分で、ほとんど何もさせてもらえなかった印象でしたね。試合後のコメントで奧埜も言うてますが、
最後のクオリティーの差であったり、最後の崩す部分での、選手同士やチームで共有されている部分で差があったと思います
https://www.cerezo.jp/matches/2021-11-20/
ここの部分の差だと。
最後の所、やっぱり厳しかったですよね。ブロック内で前を向いてボールを持てたのは、恐らく加藤の左足ミスキックシュートの時位だったかと。
何かね、プロレスを見て言うような感覚でした。相手の良い所を出させた上で、勝つ!!!川崎から、そんな余裕すら感じました(苦笑)
●個人的に考える勝敗を分けたのが2失点目
1点目は、西尾の足に当たってレアンドロダミアンの前にボールがこぼれるという不運はあったと思います。個人的には、2失点目が痛かったなと思います。
清武のヒールキックのミスを搔っ攫われて、川崎:橘田に中央を単独突破される形。原川・奧埜と球際で負けてしまいました。
川崎は、華麗な攻撃を売りにしてますが、
球際の強さ
ハーフタイムの川崎:鬼木監督のコメントでもありましたが、川崎の選手に求められている事だそうです。やっぱり、ここに行きつくんだと思いますね。この2失点目のシーンは、その典型でしたもんね。
このシーンで加えて書きたいのは、ゴールを決めたレアンドロダミアン。ジンヒョンのニアイサイドを打ち抜いた形ですが、あーいう形で1vs1になった時に、ジンヒョンがニアサイドを打ち抜かれたのって久々なんではないかな?本当に記憶にない。個人的には、かなり衝撃的なゴールでした。
サイドから1vs1になった時の守る側の責任分界点として、
- ファーサイド:CBの責任(ブロック)
- ニアサイド:GKの責任(セービング)
というのが定説。この場合、この失点の責任はジンヒョンにあるとも言えるかと思います。
(ボールを奪われた・奪いきれなかったMF陣が最も責任が重いとは思いますが)
西尾のカバーが間に合ってなかったか?1失点目でファーサイドを抜かれた為か?で、この時のジンヒョンは、若干ファーサイドよりに立つ判断をしたのですよね。それをレアンドロダミアンは見逃さずに、ニアサイド打ち抜き。
この失点は、ジンヒョンはショックだったと思います(苦笑)完全に駆け引きに負けた形でしたから。あまり言いたくはないのですが、ここで格の違いを見せつけられた感がありました。
●奧埜のゴール!!
何とか、一矢報いるゴール。ちょうど、この10分位前から
- 陸のミドルシュート
- 力のバックヘッド
と、惜しいシーンを作れていたので、得点の匂いがしていた中でのゴールでしたね。
奧埜、ヘディングも上手いですよね(笑)振り返ると、去年のホーム:川崎戦でも、優勝へ望みをつなぐ同点ゴールをヘディングで叩き込んだのが奧埜でした。
ただ、そこから耐えて2点目を奪えれば、同点の目もあるかな?と思っていましたが、4点目を奪われて万事休す・・・でしたね。
●試合後の嘉人のセレモニー(?)の個人的な意見
試合後、当然のごとく、嘉人は川崎ゴール前へ行って挨拶。僕は見てないのですが、そこで川崎時代の嘉人のチャントが放送で流れたようですね。セレサポ側も拍手を送っていたと聞きました。
ただ、その後、Twitter のタイムラインでセレサポ側で賛否があったようです。
- ホームゲームで、何をやってくれとんねん!
- そして、それを運営が何でサポートしてんねん!
的な所ですかね。『(男目線で)付き合ってる彼女が元彼と仲良くしているのを見せられてる感じ』と、かなり上手い表現も拝見しました(笑)
ただ、個人的な意見としては、
嘉人も川崎サポーターも喜んでいるから良いんでない?
という所ですかね。
こういう場合、主語に僕らセレサポを含める必要はないのだと思うのですよね。僕らサポと嘉人は、実際の彼氏・彼女の関係ではないですしね(笑)(実際、そういう関係性の人が居るかも知りませんがw) あの空間で言うと、あそこにセレサポの感情の入る余地はなかったかな?と。
これに似たような所で、鹿児島ユナイテッドの対応を見てみましょう。
我らがシャケこと酒本憲幸も引退を発表しましたよね。鹿児島ユナイテッドの今季ホーム最終戦:11月28日に、『酒本憲幸選手特別チケット』が販売されましたが、そこには『直筆サイン入り記念フォトフレーム』が付いてくるというのがあります。
そのフォトフレームのデザインが以下。
鹿児島ユナイテッドサポーターからすると、セレッソ時代のシャケの写真を入れなくても別にOKですよね。鹿児島ユナイテッドのユニフォームを着てるシャケだけで十分なはずですから。でも、しっかりとセレッソ時代のシャケを入れてくれています。
この対応は、シャケも嬉しかっただろうし、セレサポも嬉しかったのではないかな?と思います。シャケにとってはセレッソは忘れられない所でしょうし、セレサポもシャケは離れても離れられない存在ですよね。
そして、この川崎戦でセレッソの運営が行った事は、
鹿児島ユナイテッドと同じ趣旨の対応
ですよね。嘉人にとっても川崎は忘れられない所でしょう。川崎サポーターにとっての嘉人も、セレサポにとってのシャケと同じ所だと思います。
嘉人の過去をしっかりとリスペクト出来た、とても良い対応だったと個人的には思います。
そういうホスピタリティを見せたチームを誇りに思う
ということは1セレッソサポーターとして、はっきりと書いておこうと思います。
まあ、試合に完敗した後の出来事だったので、モヤモヤは当然あるんですけどね(苦笑)
ここまででも、かなり長くなってしまいました。ジンヒョンのマルシーニョ独走を停めたシーンや、3点目の脇坂の動きの凄さや、試合を通じた旗手のポジショニングの秀逸さとか、色々書きたい事はあったのですが、あまりにも文量が多くなってしまうので泣く泣く諦めます(苦笑)そういう意味で、本当に見どころの多い試合だったなと思います。まあ、主に相手側ですけどw
でもって、ようやく本題(笑)
結局、川崎との差ってどういった所だった?
という所ですね。
ここでは、少し個人的なサッカー観をベースに話してみたいと思います。そして、もう一つ、この試合のDAZNの解説:水沼父のコメントも引用で使いたいと思います。
ここから、更に長くなりますし、僕の主観による内容になりますが・・・(苦笑)宜しければ、お付き合いください。
個人的なサッカー観:選手目線
このブログを何度かお読み頂いている方でご存じの方も居られると思いますが、僕はサッカーを選手主体で見ることが多いです。というか、ほとんどです(笑)
その辺、どう言った視点で見ているか?という所を書いて行こうと思います。少し自分語りぽくなり恐縮なんですが、そこがこの記事の主題の前提になります。
個人的なサッカーの注目点: 正しい選択が出来たか?
個人的に、サッカーを見る上で重要視してるのが、1人の選手において、
プレースピード × 正しい選択が出来たか?
という所です。
プレースピードは、プレーを実行するスピードという所ですね。ここはある程度、想像がつくと思います。今回、ここでは、
正しい選択が出来たか?
という所にスポットを当ててみます。
選手の持つ選択肢は4つ
選手がプレーする時に持っている選択肢は、4つに大別できると思ってます。それが以下。
- 正しい選択
- 戦術的な選択
- ステイ(状態維持)の選択
- 逃げの選択
頭に振った番号順そのままで、良い選択肢の順番と捉えてください。
最初の『1.正しい選択』というのは、そのままですね。
その局面にあった一番良い選択をする
と言う意味です。
次の『2.戦術的な選択』は、監督やコーチが用意した、
こういう場面では、こういうプレーをしましょう!
という選択。
『3.ステイ(状態維持)の選択 』は、『とりあえず、味方にボールを回しとこ!』という感じ。
次の場面で、有利にも不利にもならない様子見の選択
というようなイメージです。
『4.逃げの選択』は、『1.正しい選択』と真逆。
絶対に有利にならず、ともすれば不利にもなり得る選択
というようなイメージですね。
あくまで、僕の主観的な所になるのですが、このような分類をしています。選手の気になるプレーを見ると、その時、その選手はどういう意図でその選択したのか?という事を考えたりしてます。
以降の記事では、 『1.正しい選択』と『2.戦術的な選択』の所を深掘りして行きます。
『正しい選択』は『戦術的な選択』とイコールとは限らない。
ここで注目してもらいたいのは、『 1.正しい選択 』と『 2.戦術的な選択 』を分けた所です。
勿論、上の試合内容・雑感で書いたジンヒョンや歩夢・西尾のビルドアップのように、
『 2.戦術的な選択 』=『 1.正しい選択 』
という局面もあります。
戦術論で語ると、一見、戦術的選択がすべてが正解のように感じることがあります。ただ、個人的にはそうではなくて、
『戦術的な選択』が最善の選択にもならない場合がある
と思っている所が分けた理由になります。
そういう意味で、選手の選択は基本的には監督の意向(戦術)に沿うべきだが、沿わなくても、
最善の選択肢があれば、それを選択するべき。
という考えを持ってます。
この記事のテーマに沿った言い方をすると、
正しい選択ができること
が選手に求められるという事になりますかね。
※正しい選択をしても、プレーの精度が悪くて正確に実行できない・・・とかもあるのですが、ここは選択・判断という側面のみで語りますので省きます。
『正しい選択』とは?
では、『正しい選択とは何か?』という所。ここでは、皆さんの感覚に訴えてみたいと思います(笑)
サッカーを見ている時に、こう呟いたり叫んだりした事ってないでしょうか?
右、空いている!
とか、
なんで、シュート打たへんねん!
などなど(笑)
これ、実はかなり正確に『正しい選択』を指摘してると思うんですよね。スタンドのサポーター、特にスタンド上段から見るようなサポーターは、フィールドを俯瞰で見ます。故にこの感覚は、個人的な経験則に沿うと半分以上は『正しい選択』になっていると感じます(凄い突飛な選択を求めるサポも見かけますが(苦笑))。
戦術は、基本的には社外秘扱いの情報です。故に、サポーターがその詳細を知ることは不可能です。それでも、俯瞰で見えるサポーターは『正しい選択』が分かる。戦術は知らないが、『正しい選択』は分かるこの感覚。この感覚が、プレーする選手にあるかどうか?という所です。
ただ、サポーターは俯瞰で見ることができますが、プレーする選手はグランドレベルでしか見ることが出来ません。それ故に、サポーターが見える『正しい選択』と『選手の選択』が違う事って往々にしてありますよね。
ただ、それがイコールだった時、
そう、それや!
と感じると思います。
また、稀に、俯瞰で見てるサポーターより正確な選択をする選手がいたりします。そういうプレーを見ると、
この選手、凄いな・・・
と唸らされる訳です(笑)
『選手の選択』を戦術的な所で話すと、
戦術は『選手の選択』を手助けするもの
だと思ってます。選手がフィールドを俯瞰で見えないので、
こういう場合は、ココに誰かが入るという約束事にする
というルール・仕組み作りが、『選手の選択』をフォローしてくれてるという理屈です。
そういう仕組みを見るのも、サッカーを楽しむ方法の1つです。ただ、個人的には、あくまで『正しい選択』を出来る選手のプレーを見たく、上で挙げたように、
この選手、凄いな・・・
と唸らされたいのです(笑)だから、選手の選択に注目している・・・という感じですね。
少し(かなり?w)余談も入りましたが、この辺が僕がサッカーを見る時に重要視している所です。
『正しい選択論』×『水沼貴史 解説』
ここまで、僕自身の『正しい選択理論』と言いますか、サッカーの見方を書いてきました。ここまでが前提で、ようやく
『川崎との差』
と言うところを(笑)
その差を説明する端的な指摘が、今回の試合のDAZN解説:水沼貴史氏よりありましたので、そこを引用します。
その解説があったシーンが、前半終了間際。川崎の攻撃に対して、セレッソがボール奪取(松田陸)。セレッソがボールを繋ごうとするも、川崎のプレスに会い、最終的に川崎:橘田にボールをカットされるというシーン(試合時間で43:27付近)です。
ここで、水沼さんの解説:
最終的に橘田が前にボールを出したが、あそこに彼が居るという事が凄い。
(チームが)前から行っているという事で、次にボールが出てくるであろう所を潰しに行ってる。
自分のポジションばかり気にしている選手であれば、あそこまで前に行けない。
この解説、どうでしょうか?個人的に、本当にハッとさせられました。
この橘田が居たポジションと言うのが、右サイド側の前よりのポジション。以下の図の黄色の所。
基本フォーメーションで言うと、橘田は1ボランチ。ノーマルな立ち位置であれば、中央に居たはず。でも、この場面で橘田は、ノーマルの立ち位置よりかなり右寄りの立ち位置を取っていたという事になります。その結果、歩夢のクリア気味のキックを難なく受けて、前にボールを送れるという形になりました。
このシーン、結果論ですが橘田は、
その局面にあった一番良い選択をした
ということ。つまり、
正しい選択を取れた
という事になるんだと思います。
水沼さんのコメント内にある『自分のポジションばかりを気にする選手』だと、恐らく中央のノーマルのポジションに居座っていたと思います。その場合、
戦術的な選択を取った。
という事にはなります。ただ、
局面に応じた『正しい選択』とは言えない。
という事になるのではないかな?と感じます。
この辺が、セレッソと川崎の差かな?と個人的には感じます。
最近のセレッソの選手を見ていると、
戦術に沿いたがる選手が非常に多い
と感じてます。戦術的な選択しかしないチームの場合、間違いなく頭打ちになると思います。決まったパターンしか実践できず、相手に読まれるからです。
また、何度かこのブログでも書いてますが、Jリーグは『出る杭は打たれるリーグ』ですのでね。それ戦術的な選択しかしない選手ばかりのチームは、直ぐに詰みます。
でも、川崎の選手にそれは感じない。戦術に沿ってはいると思うのですがそれだけではなく、その状況に応じて、
『正しい選択』が見えれば躊躇なくその選択をしてくる
そんな印象を感じさせられました。そんな選手が多くいれば、やはり強いですよね。
この試合の橘田は、とても輝いてましたよね。それは、戦術以上の『正しい選択が出来ていたから』だと個人的には感じます。ワンタッチで、セレッソの左サイド裏に出されたシーンなんかは、多くの人の想像の上を行くパスでしたよね。敵ながら、唸らされました(苦笑)
セレッソの選手も、川崎とのこの試合を見てても技術的に負けてるとは思いません。それ位、セレッソの選手も上手い。戦術的な所も、小菊さんの元で整理されてきた。でも、それでこれだけ差が出てしまうのは、
選手個々の選択・判断力の差
だと個人的には思います。
その視点で見ると、残念ながら川崎との差は大きかったな・・・と思わざる終えなかったですね。
嘉人の発言に何を見るか?
この記事のまとめとして、引退を発表しました嘉人の発言を取り上げます(嘉人に関する記事は別に上げる予定)。
少し前の話ですが、嘉人のインスタライブ(?)で暴言がありましたよね(苦笑)僕は実際に聴いた訳ではないですが、
今のセレッソは、上手い選手に合わせるのではなく、下手な選手に合わせてしまってる。強くなるはずがない。
と嘉人が言っていたと、Twitter のタイムライン上で書き起こしを拝見しました。
この書き込みを見た時、
嘉人に凄い共感できる
と感じてました。
前述の通り、僕自身、今のセレッソは、
戦術に沿いたがる選手が非常に多い
と感じてます。誰とは言いませんけど(苦笑)また、それが悪いとも言い切れない所はあるのも事実ですが。
ただ、戦術的な選択は監督の意図であって、そこにプレーしている選手の状況判断は希薄になってしまいかねない。そういうプレーの選択ばかりを見ていると、かなり極論ですが、
選手に意図を感じない
と思ってしまうんですよね。チームに停滞感を感じる時って、個人的な経験側でこういう選手の意図を感じない場合です。
逆に、嘉人は間違いなく、
意図がある選手
ですよね。ゴールを取りたい、そうするのにどうすれば良いか?を逆算していたと、引退会見でコメントしてました。
その逆算で色々考えて実行するからこそ、『正しい選択ができる選手』になれたのだと思います。また、嘉人の場合、
正しい選択にしてしまう選手
と言い換えられるかも知れません。結果で黙らせる・・・というヤツです(笑)
こういう逞しい嘉人を見ていると、今の選手はその逞しさに欠ける印象はありますよね。
本当に、強い選手が出てきて欲しい
川崎の選手を見て、また嘉人の引退に寄せて、こう思わざる終えません。
今一度、過去の記事を貼っておきましょうか。『うどん理論』です(笑)
選手には、生醤油だけで美味しく食べられるツルシコ麺になって欲しいんですよね(笑)
残り短い嘉人の現役生活の中で、若手選手は嘉人から何かを感じ取って欲しい。そして、感じたことを実行して欲しいと切に願います。
川崎を調べてみた+セレッソチーム情報に雲外桜天!@Supportnik
ひではちさん(@hide_cerezo)が開設されました『Supportnik』で、川崎を調べてみました。
10年ちょっと前、職場が川崎のホームタウン:武蔵小杉駅にありましたので、個人的にも馴染みの深い場所です。当時より、街並みが色々変わってるようですし、また行きたいですね(笑)
それと、チーム情報のセレッソの所に、我がサイト『雲外桜天』を載せて頂きました!有難うございます(笑)
また、Supportnik と合わせて、僕のブログもよろしくお願いします(笑)