最近は毎回書いておりますが、ご無沙汰しておりますw たまにはブログでも書いておきましょうか。でも、鹿島戦でも今治戦のレビューではないです(苦笑)
色々忙しかったりしたのもあって、私個人のXのアカウントは、ほぼ幽霊アカウントみたいになってしまってます(笑)元々、そこまで使ってた訳でもないですが、更に頻度は下がってる感じですかね。一応、通知欄のチェックはしておりますが、つぶさにTLを追う事はもうほとんどしてない感じです。
たまにTLを追うと、なかなかの状態やな・・・と(苦笑)チームの状況が振るわないせいか、まあ色々と出てくる感じですね(苦笑)
(これを書いてる時点で、進藤の鹿島戦のゴールは見てない状態で書いてます(笑))
今回は、その辺も踏まえた最近のセレッソ関連の出来事について、まとめて書いてみようかと思います。結構、長い時間をかけて、ながなが、ダラダラと書いてましたので、時系列的におかしな表現になってるかも?ですがw、宜しければお付き合いください。
奧埜の移籍
まずは、奧埜の移籍ですかね。うーん・・・残念と感謝とチームが変わっても応援したい選手やな、とか、そんな感じの印象でございました。
気がつけば、今年でセレッソで7年目のシーズン(丸6年の在籍)。その間、途切れなく試合に出ていたから、かなり思い入れの深い選手であったのは間違いないです。
今回、奧埜について、少し個人的な振り返りをしてみようかな?と思います。
ちなみに内容は、過去にブログでボツにした内容ですw
加入当初、実は・・・
2019年の加入当初、当時の奧埜については実は、
詰まらん選手やな
と思っておりました。ええ、包み隠さず言いますと・・・ですね(笑)
技術の高さ、運動量の多さは、一目で分かります。それに加えて、戦術的に高度な動きが出来ることも理解できてました。その上でも、『詰まらん選手やな』と(苦笑)
そう思っていた唯一にして最大の理由、それは、
ファールを受けると倒れる選手だった
というところです。私、シンプルに、
倒されるまで倒れない選手が好き
なんですね。だから、詰まらん・・・・と(笑)
当たり前ですが、ファールを受けるとフリーキックを得られます。それがチームプレー/チャンスと捉えらる場面もあるんですけど、
ファールを受けても、踏ん張って倒れずにプレーを続けてれば、もう1つ進んだ展開に持ち込めてたのに・・・
と言うシーンもあるんですよね。
あくまで主観ですが、当時の奧埜の倒れたシーンに、こう感じることが非常に多かったんですよね。なんで、そこで倒れたんや、踏ん張ってプレーを続けろよ・・・と。
ファールを貰ってFKを取るのは一見チャンスに思えるのですが、相手もセットした守備を敷ける。相手が無理くりなファールをしてくるのは、逆に言えば、相手の守備陣形が整ってない苦しい状態でもあるとも言えますよね。
だから、ファールを受けたとしても、自ら倒れて流れを切ってしまわずにプレーをし続ける方が有効・・・という考え方を個人的にはすることが多いです。だから、ファールを受けたからと簡単に倒れる選手は、好きではないのですね。
(勿論、ケースバイケースで、ファールを貰わないと相手にボールが渡ってしまう・・・というシチュエーション等、ファールを貰って倒れるのが正の場合もあります。また、倒れないと怪我をする・・と言うシチュエーションは『倒されるの範疇』という棲み分けです)
こんな感じで、セレッソの全選手に
倒されるまで倒れない選手になって欲しい
と願ってます。
そして、こう思うには、シンプルに自分が好きだと言う以上にもっと大きな理由もあります。
セレッソの選手に倒れない選手になって欲しい理由:
こう思う理由は、
ファールを受けて倒れるような選手は、日本代表に入れない
と思っているからです。
ファールを受けて倒れてファールを貰う・・・当たり前のようで、これ、
Jリーグの正確無比すぎる判定の下で通用するプレー
なんですよね。
代表の試合、特にアジアでの戦いなんか見てるとよく分かると思うのですが、
ファールの基準が曖昧
ですよね。皆さん感じる所はあると思います。少なくとも、Jリーグのような精密さはなくルーズな所は目に付きます。
だから、『ファールを受けた!』と倒れるも、国際舞台ではファールをとって貰えない・・・と言う事も容易に想像できますよね。そういう試合で、倒れる選手を使うのはリスクでしかない。
だから、
ファールを受けて倒れるような選手を代表監督は使いたいと思わない
と考えるの筋だと個人的には考えてます。
主観ではあるのですけど、過去のサッカー観戦歴から、自分の中で確信を持った主観です。実際、あくまで僕の目線ですが、ここ20年位で、Jリーグでファールを受けて倒れる事が多い選手は代表に選ばれてないです。選ばれたとしても、代表定着には至らない。
僕の中でこういう基準があるので、
セレッソの全選手は、倒されるまで倒れない選手になって欲しい
と願ってます。やっぱり、セレッソから代表に入って欲しいですからね。
でも、当時の奧埜は倒れる(苦笑)これはしっかりとデータにも残っていて、奧埜は加入初年度2019年の被ファール数がリーグ2位やったんですね。それだけ倒れてた。
(翌2020年も、STATSで調べ切れませんでしたが、確かトップ10入りしてたと記憶してます)
捉え方によっては、被ファール数はチームプレーへの貢献してる数字なのですが、個人的には、
褒められた数字でもない
という印象を抱いてました。
ここまで、どうでしょう・・・結構、意外な印象を持った方も多いんでしょうかね(苦笑)!?加入当時の奧埜について、包み隠さず言えばこんな感じに思っていて、実はそこまで良い印象も持ってなかったんです。
ただ、この記事のここまでずっと、
『当時の奧埜は・・・』と書いてきた
のをお気付きの方も居られたと思います。そう、奧埜のプレーが変わったタイミングがあるんですよね。
導入から思いっきり下げたので、ここからは奧埜を上げていきますw
倒れなくなった奧埜
2021年、奧埜のプレースタイルが変わったのは個人的に分かりました。
おっ!奧埜、倒れなくなってきたよな!?
と言う感じで。ファールを受けても倒れずに最後までプレーし切ろう!という姿勢を感じ取れるようになってました。
印象論ですが、2020年→2021年を境目に、本当に倒れずにプレーをし続けるようになってきてました。FW→ボランチというポジションチェンジがあったのも影響があるかも?ですが、それでも激変した印象で被ファール数のランキングにも奧埜の名前は消えてました。
何故、この変化が生まれのたか?この時、チームには坂元達裕が居たんですよね。その坂元が、代表入りしたのもこの頃。
そして、代表デビューを果たした坂元が、このようなコメントを残してます。
レベルが高くなるにつれてフィジカルの部分の強さも上がっていくと思いますし、倒れずにやりきるプレーが自分にはまだまだ足りない
https://www.footballchannel.jp/2021/06/16/post425993/
この坂元のコメント、自分が考えていた事を言語化してくれたようで、とても記憶に残ってます。
この頃の坂元の上昇度というのは、凄いモノがありましたよね。でも、個人的に奧埜にもそれを感じてました。坂元のプレーに呼応してるような印象すら受けてました。
この辺、当時のセレッソ監督:クルピの影響があったんだろうな・・・というのも想像できますよね。URLを貼っておきますが、クルピの口から、奧埜は代表・ヨーロッパに行ける!という記事が出たのを記憶してる方も居られると思います。
最初に書きましたが、奧埜については、 技術の高さ、運動量の多さ、戦術眼の確かさは理解できてました。個人的に詰まらないと思っていた唯一にして最大の理由も、ここで無くなった。 そうなると、
奧埜は、良さばかりが目に付くよな
という所になってきてました。こうなると気になるのが、
奧埜、ホンマに代表入りあるかもな!?
というところ。えらいもんで、見事に掌返しさせられてますよねw
では何故、奧埜はここまでA代表入り出来てないのか?個人的に思っていた事を書いておこうかと思います。
奧埜が代表入りするのに必要なこと
~2020年までの倒れる奧埜、それでもWebメディアで『Next日本代表!』みたいに取り上げられてましたが、個人的には前述の理由の通り、代表は無理でしょ・・・と思っていました。
そこから2021年になって倒れない奧埜になってからは、その期待が持てるようにもなりました。
ただ、冷静に検討すると、ネックになるのは奧埜の身体の小ささ(171cm 68kg)。ボランチとして、国際舞台で対峙するMFは、恐らくは奧埜より1回り2回り大きい海外の大男と対面で当たることになる。
昨今の戦術のベースとしてあるのが、『1vs1、球際の強さ』というところにあるのは知られてる所ですよね。171cmの奧埜が、180cmを超える海外のフィジカルムキムキの外国人選手とガチンコ勝負して勝てるのか?というところ。
ここは、セレサポを代表して私がモノ申してみます(笑)
そんなもん、やらせてみんと分からんやろがい!
多分、多くのセレサポが感じてた所だと思います。
奧埜は、球際の競り合いとかも上手いんですよね。球際の競り合いの際、相手が来るよりワンテンポ早く身体ごと当たって、相手のバランスを崩させてボールを取る、自由にプレーさせない。その技術の高さから、海外の大男相手に通用するのか?見てみたいと思うのは、普段から奧埜を見てるセレサポなら当然のことだと思います。
ただ、代表監督の立場に立ってみると、
『やってみないと分からない』選手を使う余裕もない
という所だと思います。そのような選手を試すのであれば、まず優先的に海外で実力を発揮してる遠藤や守田を使う、というところ。
そう、そこの部分の実績に乏しいのですよね。Jリーグだけの実績だと、その部分がどうしても弱くてアピールに欠ける。小兵な選手は特に。
だから、仮に奧埜が代表入りするのに必要なことは、
海外移籍して、海外の大男相手に自分のプレーが通用することを証明する
なんだと個人的には思っています。
プロサッカー選手は、全て自己責任。だから、自分の価値は、自分自身の実力で証明しないといけない。誰のせいでもないんですよね。
まあ、移籍してしまうと、セレサポとしては悲しいのですけどね(苦笑)
奧埜は一日にして成らず
奧埜については、語りたい事は山程あるんですが、今回はこの辺でまとめと行きます(笑)
奧埜の凄さと言うのはどこにあるか?個人的な視点で言うと、
変化を恐れずに、自分のプレースタイルを変えられること
だと思います。倒れる→倒れないと変化したようなところですね。
前述の通り、身体も小さい。ロングランを走り切れるタフさはあるものの、爆発的なランニングのスピードはない。年齢も今年36歳になる。それにも関わらず、湘南への移籍、つまりはJ1チームからオファーを貰った形ですよね。未だJリーグのトッププレーヤーであることの証明ですよね。
僕は奧埜についてはセレッソに来てからしか注目してませんが、
年々、自分に必要な技術を蓄積して行って、今のスタイルをアップデートし続けてきたんやろうな
というのは想像に難くないです。
身体の小ささをフォローすべく、戦術眼を養う、球際でワンテンポ早く身体ごと相手に当たる技術を身につける。倒れないようにプレーをし始める・・・そうやって常にプレーを変化をさせていくことで、成長をしてきたんやろうな~と思わされますよね。
奧埜は一日にして成らず
この表現が個人的にはしっくりしする感じです(笑)
倒れないようにプレーをし始めたと感じたのは、奧埜が32歳の年。既にベテランと言う領域の選手ですけど、変化を恐れない。
普通の社会人でもそうですが、歳を行けば行くほど自分のスタイルが固まりきっていて、それを変化させるのは難しいと思います。僕が奧埜を詰まらないと思ったのも、ベテラン選手に変化を期待してなかった所もあったと思います。ですが、奧埜には良い意味で裏切られた形です。
これ、自分の息子に言うたりすることなんですが、
反省するとは、自分の行動を変えること
だと思っているのですね。
間違いがあった。反省しました。でも、また同じ間違いをしました。これでは反省した事にはならないですよね。
行動が変わるからこそ、得られる結果も変わるんだと思います。行動を変えられる人は、例外なく強い。
奧埜は、そのプレーから本当にこれが見えるんですよね。30歳を超えて尚、それが見える。シンプルに素直な選手なんやろうな・・と思います。だから、その成長を注目せざるを得ない、見ていて楽しい。
移籍してしまったので、奧埜の成長をセレッソで見れないのは残念ですが、奧埜のサッカー人生がより良いものになることを願ってます。本当、今までありがとう!と言う感じですね。
そんな所で、次にヒゲカジさんについて取り上げましょうかね。