2024 セレッソ

【セレッソ】湘南戦:原理原則から見るレオセアラの献身性

セレッソ 2-0 湘南

2024.3.30 @ヨドコウ桜スタジアム

3連勝!素晴らしいっすね~

優勝を狙うなら、こんな所でコケる訳にはいかない。そういう気迫が、選手から伝わってくるような勝利だったと思います。

そんな試合を振り返ります。

試合内容・雑感

●ブラジル・カルテット

スタメン発表で、一際、目を引いたのがブラジル・カルテットですかね。レオセアラは兎も角、カピシャーバのスタメン復帰、ルーカスの復帰、ブエノの初スタメンと。

個人的にブエノの初スタメンも楽しみでしたが、ルーカスの復帰が嬉しかったですね。札幌時代のルーカスを見ていて、

トラップがめちゃめちゃ上手いから、間合いを詰め切れない。非常に厄介な選手。

という印象を持ってました。だから、セレッソに来てくれた時の高揚感は凄かったです。

実際にプレーを見てても、札幌時代の印象の裏返しで非常に頼もしいですよね(笑)

注目でしたが、復帰戦はボチボチだったかな?と。奧埜のボレーに繋がる良いクロスもありましたが、ルキアンのヘディングに繋がってしまった不味いプレーもありました。個人的に実力は疑ってないので、まあこれから徐々に上げて欲しいですね。

期待のブエノも、随所に凄さというのは見せてたんですけど、チームとしてもう1つ噛み合ってなかった印象ですかね。ただ、ここも伸び代ですよね(笑)

●湘南=ルキアン、そしてジンヒョンと。

序盤、上手くハマってなかったですかね。評判が上がってきて、他チームから研究されてる感は感じます。

この試合、湘南はFW:ルキアンへのクサビに工夫を感じてました。強いっすよね、ルキアン。ルキアン起点のカウンターは脅威でした。なかなか、ルキアンを潰しきれかったですよね(苦笑)

ハイライトでは、このシーンが分かり易いですかね。

このシーン、湘南の右サイド奥からのロビングに対して、翔がルキアンと競り切れなかったのですね。結果、ルキアンにボールをスラされて(=ルキアンに起点を作られ)、相当際どいカウンターを受けてしまったという形。

このシーンは翔でしたが、西尾が相対する事が多かったと思います。が、西尾も終始、ルキアンを潰しきれず・・・といった印象が強く残った所でした。

ただ、

ルキアン起点を潰せたら、湘南はほぼ攻め手はない

という所も感じてました。でも、

ルキアン、なっかなか潰れてくれへん(苦笑)

みたいなね(苦笑)

ルキアンの強さ・上手さを褒めるべきか、2CBに課題が残ったと言うべきか。

ここの判断は難しい所だと思いますが、試合後のスタジアム周回している際、

チーム最後尾で、西尾が全く納得いってない表情をしてた

のが印象的でした。クリーンシートで勝ったチームのCBとは思えない位に暗い表情で。この表情を見て、今後、やってくれるんではないか?という期待感は持ちましたね。頑張れ!!

そんな感じのCBの神経が擦り減る試合展開だったと思います。また、

ハッキリと、

この試合は、ジンヒョンなくして勝てなかった!

というところはありますよね。前半1本、後半1本のビッグセーブ。ここでやられてたら、逆の展開になってたかもしれません。

そして、そのジンヒョンの粘りが、先制ゴールを生む形になったという感じでしたね。

●翔のゴール!

ヘディンガー舩木! 見事なゴールでしたし、改めて秀逸な横断幕と感じさせられますね(笑)

セレッソのCKの際、湘南の守り方は、ゾーン+田中駿汰マンツーマン・・という形でしたかね。湘南の守り方から

田中駿汰:警戒

というのは、色濃く出てたと思います。

そして、前半終了直前にも、同じ左サイドCK+キッカー:ブエノというのがありましたが、この時は翔がニアサイドに流れて、田中駿汰がファーサイドで待ったんですね。

でも、この得点シーンでは、ニアサイドに流れたのが田中駿汰で、翔がファーサイドで待った。つまり、翔と田中駿汰の役割が変わった形でした。

この辺、上手く修正できたように感じました。

個人的に、CKの翔の入り方が面白くて。何というか、

バレーボールの『時間差攻撃』みたいやな(笑)

みたいな印象を持ってました。

田中駿汰が先に前に入って、その陰から翔と言う形でした。こらが、

クイック(田中駿汰)をフィエクに使った時間差攻撃(翔)

みたいな・・・バレーボール、よく知らないですけど(苦笑)トスに対して、2人が侵入して最初の1人がAクイックのフェイク、2人目でアタック!という・・・こんな感じのイメージですw

このバレーボールの『時間差攻撃』を念頭に、ゴール前を集中して見てみて下さい。僕の言わんとしてることを分かって頂けると思いますw

また、鳥栖戦に引き続き、ブエノにアシストがついたのも良かったですよね!本当、良いキックを蹴る!と思います。ただ、身長185cmでも、CKでゴール前に入れないんですね。チームの『キックの質>高さ』という判断、この辺も面白いなと思います。

このゴールからセレッソは攻勢に。レオセアラのゴール前50cmを止められたりもあって、湘南の粘りにヤキモキともさせられましたが・・・とどめのゴールが生まれます!

●颯太のゴール!

颯太のゴール!この飛び出しのスピード、流石!

このゴール、本人は嬉しいでしょうね!大怪我からの復活、そして、

俺も居るぞ!

という颯太の魂の叫びが聞こえるかのようなゴールでした。

このシーンで良いな!と思うのが、

レオセアラがボールを触る前から、颯太はずっと動きを止めてない

という所ですね。ボールの行方が確定しない状態で走る、つまり、

レオセアラが競り負けないことを信じて走ってる

というところ。

これ、素晴らしいなと。

味方からパスが来ないと、自分の走りは無駄走りになる。それが嫌だから、ボールの行方を確認する為に走るスピードを緩める選手が多いのですが、

このシーンの颯太は全くスピードを落としていない

ですよね。

代表の前田大然や、先日引退を表明した岡崎慎司がこのような感じですよね。『自分の走りが無駄走りになっても良いから、全力で走る』。10本走って1本のチャンスでも良いから、全力で走るんですよね。

こういう所でサボらない選手が、上に行く。長いことサッカーを見てますが、本当に感じる所ですね。特に攻撃陣は、動きの質に大きく差が出る印象です。

実際、チャンスに繋がったその1本の時には、今回のシーンのように相手より大きく一歩前に出られる。颯太は元々持ってるスピードがあるので、

こういう所でサボらない選手になれば、今回のシーンのような得点が増えるのではないかな?

と思います(今がサボってる・・・という意味ではないですよ(笑))。

この得点、この試合の追加点という以上に明るいものがあるんではないかな?と。北野颯太の先が、更に楽しみになりました(笑)


そんな所で、終わってみれば完勝でしたかね。リーグ優勝が目標なら、こんな所で躓いてもダメだ!という選手の気迫もあったように思います。この調子で行って欲しいですね。

そんな所で、本題へ。

5節終了時点で首位、町田ゼルビア。初J1にして、ここまで好成績を残している為、町田を取り上げるメディアも増えてるように思います。とある記事ではその強さを聞かれ、町田の選手は、

『原理原則』を踏襲できているから

ということを言っていました。

今回は、その『原理原則』という所にフォーカスを当てようと思います。『原理原則』というところをベースに、この試合の1シーンからレオセアラを語ってみようかと思います。

原理原則とは

まず、個人的に考えるサッカーにおける原理原則の定義とは何か?というところから入って行きます。

原理原則をググると、

基本的な決まり・規則の意

となっておりました。

基本的な決まり・・・サッカーをシンプルに見ると『こういった状況になれば良い』とか『こういう事をしてはダメ』みたいなものってありますよね。後者で具体例に挙げると、

  • キックミスするな
  • トラップミスするな
  • 相手に抜かれるな
  • 走り負けるな

こんな所ですかね。一般的に言われるような、誰もが分かっているけどとても重要な基本的な決まりと言えると思います。

言ってしまえば、基本的なプレーですよね。

『原理原則』=『基本的な決まり』=『基本的なプレーを成立させる

そんな感じのイメージをサッカーでは持ってます。なので、原理原則と堅苦しく言っても、非常にシンプルな所に集約するものだと思います。

シンプルと言えど、これらはどんな試合展開においても共通することですよね。

つまり、サッカーにおける原理原則とは、

どんな戦術になっても、変わらない基本的なプレー。

という事は言えるかな?と思います。あくまで主観ですが。

そして、上で挙げたキックミス等の4項目は基本的に『個人で行うプレー』という所ですが、サッカーは11人で行うスポーツ。当然ながらと言いますか、個人で行うプレー同様に複数人で行うプレー、

チームプレーにおいても『原理原則』は存在する

というところもあると思います。チームプレーの原理原則を上の例と合わせて否定形で表現すると、

  • パスを相手に引っ掛けるな
  • 数的優位を作られるな

みたいな感じかな?と。こちらも、至って当たり前の所ですよね。

ここで、もう少し深く入ります。

チームプレーという言葉を出したので、こう疑問を持たれる方も居られるかもしれません。

『チームプレーの原理原則』は『戦術』と何が違うねん? 似たようなモンちゃうん?

というようなところ。

あくまで個人的な観点ですが、

似て非なるもの

という認識になります。では、

『戦術』と『原理原則』は何が違うのか?

という所にも、触れておきます。

念を押しますが、あくまで個人的観点での話です。

戦術は方法論

サッカーにおける戦術:味方選手をここに立たせて、相手をこう動かして、動いたら別の味方選手をそこに入れて・・・みたいな、一般的に議論されるような所のもの・・・という定義で話を進めます。

一般的に言われるこう言った『戦術』、近代サッカーにおいては切っても切り離せない大切なものですよね。その戦術について、このブログではちょくちょく、

戦術は手段/方法論だ

という言い方をしてます。

では、それは何の方法論なのか?というところ。

これを原理原則を含めて個人的な観点を話すと、

戦術は、チームとして原理原則(どんな戦術でも変わらないもの)を実行し易くする為の方法論

という所になります。

ここでは『原理原則』を『目的と言い換えて話してみたいと思います(ちょっと、目的と置き換えるのに個人的に違和感があるのですけど押し通しますw)。

上でチームプレーでの原理原則の1つに『パスを相手に引っ掛けるな』と書いたのですが、これを、

『パスを引っ掛けない』という『目的』

と置き換えるのですね。

上で挙げた

戦術は、チームとして原理原則(どんな戦術でも変わらないもの)を実行し易くする為の方法論

というのは、

戦術は、『原理原則を実行し易くする』という『目的』があって、その目的を実現する為の『方法論』だ

という言い換えになります。

何となく、分かって頂けますでしょうか?具体例として上で挙げたチームプレーの原理原則:『パスを引っ掛けない』も、

パスを引っ掛けない『目的』があって、それを成功させる為に『どう選手を配置するか?』という『方法論』が出てくる

と言う感じですね。つまり、

原理原則がまず最初にあって、それを実現するために戦術がある

と言うような所ですね。

戦術というのは原理原則ありきだという事、何なら逆に、

原理原則を知らないで戦術を実行しても、戦術の精度は上がらない

という印象もありますね。

また、原理原則を達成する為の戦術は、個人戦術でも良いし、グループ/チーム戦術でも良い。また、監督が替われば、そのグループ・チーム戦術も変化する。そういう意味で言うと、

原理原則は不変だが、戦術『方法論』は変化しても良い(=複数あって良い)

という所かな?と思います。

何度も書きますが、あくまで僕の主観です。その主観ベースで話をすると、戦術の目的は『原理原則を実行し易くするため』で且、原理原則はシンプル。なので、戦術の目的も非常にシンプルだったりすると思います。戦術論って、めっちゃ複雑そうに見せてきますけどねw

そんな感じで、個人的な戦術の捉え方は、

戦術は、チームとして原理原則を実行し易くする為の方法論だ

という所で認識しています。

ここで、もうちょっとだけおまけで書いときます。

原理原則からの逆算で見えるモノ

ここまでで紹介した考え方を逆算して言うと、

全選手が『原理原則』を実行することが出来れば、チーム全体は『戦術』っぽい動きになってくる

という見方も出来るかな?と思います。

戦術は、原則を実行する為の方法論とするならば、原則を実行する動きをすれば、即ちそれは戦術のような動きに近づいて来る・・と言う発想。数学の帰納法的な考え方で、成立してくる理屈だと思います。

過去の記事で『監督目線でサッカーを見る気はない』みたいなことも書いたのですが、こういう所を踏まえてます。選手が原理原則を知ってれば、戦術に頼らずとも自ずとプレーの選択が決まってくる・・という感覚ですね。

良くも悪くも、今の日本代表がこんな感じかな~と思います。今の代表選手はやっぱりレベルが高くて、1人1人の選手が原理原則を外すようなプレー選択をしてこないですね。だから、『戦術がない・・・』とか言われる監督であっても、あれだけシステマチックに動きになって且、ドイツ・スペインにW杯で勝てる位に強い。

言ってしまえば、全選手が当たり前のことを当たり前に出来るから強い。ある意味で、理想的な所だとも個人的には感じます(森保体制は今年で6年目ですかね?アジア杯で見る限り、このやり方も流石に限界が近付いてるようには感じますけど)。

そんな感じで、僕個人は『原理原則からサッカーを見る』という所をしているつもりです。サッカーを方法論から観る時もないことはないですが、原理原則『どんな戦術でも、変わらないもの』からサッカーを観る方が個人的には腑に落ち易いですね。

(ってか、その方が楽です(笑)何があったか?という方法論を逐一追うのが面倒くさい・・・という側面もありますw )

なので、

このブログも『何が原理原則だったのか?』を踏まえて書いているつもり

ではあります。伝わってなければ、僕の文章力の問題ですw

そんな所で、毎度、前置きが長いですが(苦笑)この試合の『原理原則』から、レオセアラを語ってみます。

原理原則から見るレオセアラ

これは、颯太の得点シーンですね。ご存じの通り、レオセアラはジンヒョンからのロングキックを相手と競り合って落とす・・・みたいなプレーでアシストする形になりました。

ここでの原理原則というのが、以前、レディースの記事で、田中智子さんの所で書いたのですが、

所謂、ポストプレーというところ。『味方MFを前向きにプレーさせる』ために、

相手DFラインとMFラインの間にボールを留める事

という所ですね。詳しくは、上の田中智子さんの所を参照頂くとして、上の記事の画像をそのまま貼ると、

ポストプレーの定義(FW:田中さん#8)

上図の文言の通りなのですが、

相手DF-MF間にボールがあれば、味方MFは前向きにプレーが出来る

んですね。ポストプレーは正確にMFにパスを落とすのが理想ですが、ボールがこぼれてルーズな状態でも良いので相手DFーMF間でボールを留めさせるのが重要だと思ってます。

FWは、それさえできれば、

後はMFの責任だ!MFが何とかしろ!

というスタンスでOKかと(笑)

そして、もう1つ。ちょうど、東京V戦のレビューで取り上げたのですが、

この記事内で、

DFラインではボールを不必要にバウンドをさせない

と言う原理原則を紹介したのですね。ノボリの裏でバウンドさせなかったプレー、凄かったよね~という内容で。

但し、この『バウンドさせない』は守備者目線の原理原則ですね。この原理原則を逆手に取って、FW目線で言うと、

ボールをバウンドさせたら、相手DFにとって不利な状態を作れる

という事が言えると思います。

なので、ここでFW(レオセアラ)目線で見たい原理原則は、この紹介した2つ。

相手DFラインとMFラインの間にボールを留める

ボールをバウンドさせたら、相手DFにとって不利な状態を作れる

です。

この2つを念頭に、レオセアラの相手DFへの身体の当て方を見て貰いたいです。

レオセアラ、相手がジャンプする前に体を当ててジャンプさせず。そこから相手にもたれかかる様にして、ボールと相手の間に自身の身体を入れてボールを落とす・・・と言うようなプレーに見えました。この『当たって、もたれかかる』という所、

相手にボールを触らせないことに主眼を置いたプレー

だという風に感じました。

相手にボールを触らせなければ、ボールを遠くに跳ね返されることはない(=ボールを相手MF-DF間に留めさせる。また、そのプレーでレオセアラ自身もボールをコントロールできなかったとしても、相手にとって危険なところでバウンドする。こんな感じに見えて、

レオセアラのこのプレー、(上の)2つの原理原則に沿ったプレーやな~

と感じておりました。

昨年から見てますが、レオセアラはこういった原理原則を押さえられる選手だと思います。

また、こういう所の献身性は本当に凄いんですよね。本当、こういう所で相手の邪魔することをサボらない。時にはアフター気味に行ってしまって、イエローを貰ったりすることもありましたけど(苦笑)でも、必ずこの原理原則に沿ったプレーを選択していると思います。

あくまで個人的な視点ですが、こういったレオセラのような、

原理原則に沿ったプレーをしてる選手は見てて面白いし、ストレスがない

んですよね。そうじゃねーよ!というのがほとんどない。

セレッソにはそういう選手が何人も増えてきているので、本当、このチームの先は楽しみだな!と思います。

僕は原理主義でもない。

こんな所で、原理原則という側面からレオセアラのプレーを振り返ってみました。町田が躍進している今、この『原理原則』というのはこれから注目されていくのかな?と思います。

黒田監督になって町田のサッカーを見たことはないのですが、伝え聞く印象で言うならば、

本当に基礎の基礎(原理原則)を大事にしたサッカーをしてるんだろうな

というのは感じてます。上の代表の例でも書いた通り、原理原則を全選手が押さえたら、戦術が無くても良い・・・みたいな感じで。

また、どこかの機会で見れたらな・・・とは思います(セレッソで手一杯なので、セレッソ戦だと思いますけどw)

ただ、原理主義という言葉がサッカー界にもありますよね?これは個人的な感覚ですが、

原理原則を突き詰めすぎると、極端につまらないサッカーになる

と言うのもまた然りだと思います。

『ここで絶対に抜かれてはいけない!』という原理原則に対して、その場ではファールで止めてしまう。リードしている展開でファールを貰った際は、ひたすらダラダラと時間を潰す・・・こんな感じで、原理を突き詰めすぎるとエンターテインメント性は全く出てこない。昨年のアウェイ戦がまさにそうでしたが、鹿島とかもこういう空気感ありますよね。

(そう言えば昔、2chでフロンターレ原理主義者って居ましたよねw 今も居るんだろうか(笑)?)

何事もそうですけど、偏り過ぎると面白くは無くなる。それが良いとか悪いとかではないのですが、第3者的に見ると詰まらないのもまた事実だと思います。僕はダブルスタンダードなので、セレッソがそれをする分には良いのですけどw 

僕自身のサッカー観で言うと前述の通り、原理原則からサッカーを見る場合が多いですが、

かと言って原理主義者と言う感覚もない

です。原理原則と言うのはとても大事なことと思ってますけど、サッカーはそれが全てではない。リスクをどんどんと冒すサッカーは好みですね。今やセレサポでは少数派?のクルピ主義ですw 

勿論、ロティーナ好きな方も居られますし、『勝てば良い』な原理主義的なサッカーが好きと言う人も居るでしょうし。面白いと感じるサッカーは人それぞれなんですよね。互いの好きは違うという事を理解して、他者へのリスペクトは忘れないようにしたいものです。

ちなみに、現在のセレッソは、原理原則の所とエンターテインメント性というところと、非常にバランスは取れてるように思います。見てて楽しいですよね(笑)このままのサッカーで、勝って行って欲しいなと思います。

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