セレッソ 0-1 鹿島
2023.9.16@カシマサッカースタジアム
手痛い敗戦。
なんでしょうね、鹿島に勝てない(苦笑)決定的なチャンスも作れてましたし、そこまで悪い印象も無かったですが。
とりあえず、振り返ります。。。。と言っても、振り返るべきところも少ないので、サラッとですけど(苦笑)
試合内容・雑感
●毎熊晟矢の帰還
時の人、毎熊がチームに戻ってきました。やはり、注目になりますよね。
日本代表として欧州遠征に行っていたので、コンディションの心配はDAZNでも言われてました。ただ、試合は45分しか出てないし、火曜日の試合で少し時間もある。セレッソのチームスタッフも関東に行ってたという情報もあった上でのスタメン。コンディションは問題はないはず。
注目でしたよね。後で、触れようかと思います。試合・・・というか、まずは失点の所に(苦笑)
●いきなりの失点
陽、、、(苦笑)陽のあの感じのボールの失い方・・・と言うか、間合いの詰め寄られ方は、ここ最近の試合で散見はしてました。
名古屋戦のレビューで『陽に粗が見え始めてる』と書いたのですが、このシーンもそうですが、ボールを受ける時に陽は首を振れてない時があるのですよね。足元に届くボールを見続けて首が振れてないので、相手がプレスに来ている事も見えてない場合があるように思います。
首を振っていれば、例え見えてなかったとしても、
お前がプレスに来てるのは、見てるぞ!
という相手への無言の牽制が出来ると思うのですね。そこで、相手がプレスを躊躇するかもしれない。
スタメンに定着し、ここ最近、陽は試合に出続けてました。それは即ち、長い時間をプレーすること。長くプレーすれば、相手チームもプレーの癖を見抜いてくる。そう言った所を突かれたのが、このシーンだったのではないかな?と。
試合に出続けることって、やっぱり難しいんですよね。常にレベルアップする必要があって。戦術の流行りも変わってくるし、都度、対応して行かないといけない(そういう意味で、最前線で10年以上のキャリアのある選手は凄いなと)。
この負けがきっかけで、陽が更に成長してくれることを願います。レベルアップした陽がセレッソを常勝チームに引き上げてくれれば、
この負けも単なる先行投資
になるのだと。そう思うようにして、陽の未来に期待します。
●ピトゥカの退場
これはもう、ひいき目抜きで明らかに退場ですよね。
ただ、0-1で負けてる状況での勝ってるチームの退場。相手が引いて来るのは間違いなくて。
あまり良い展開でもないかも?
弱いチームならまだしも、強いチームが割り切って守る展開、、、実はかなり攻略が難しいですよね。嫌な予感はこの時点でしてました。
でもって、その後の鹿島の選手・スタッフの行動よ(苦笑)
息子と一緒に見てましたが、息子に説明するのが一苦労でしたよ(苦笑)VARでレフェリーがリプレーを見直しての判定で、あれだけ抗議できるのは審判の判定をリスペクトしてない証拠・・・・
・・とは思ってないです(苦笑)
こう言う所、鹿島は上手いですよね。ここ、メインのお題で触れようかと思います。
まあ、退場を喰らってたスタッフの振舞いは、はっきりとリスペクトがなかったですが・・・・w
●以降は時間ダラダラ浪費
ピトゥカの退場以降、鹿島ボールで試合が切れると、ダラダラと時間を消費させられて。こう言う所、ずる賢いですよね(苦笑)流石というべきか。嫌みではなく、誉め言葉です。
ザっと書くと、
- スローインで、MFがダラダラとボールを持つ。その後に、サイドバッグがダラダラと上がってきてスロワーを交代する。
- ちょっとしたセレッソの当たりで痛がってコケる。そして、他の選手が審判に猛烈に抗議する。
- ゴールキック、FKの時もダラダラと時間を消費。
とにかく時間を消費してくる。いや、言ってしまえば『浪費』ですね。対戦相手として、これはイラつく(苦笑)
こういう行動の1つ1つで、各20秒~30秒位は浪費されてしまって。Yahooの記録では鹿島のFK数が19あり、30秒で計算すると、これだけで試合トータルで10分近く浪費されてるのですよね(苦笑)特に前半は酷くて、こういったプレーのオンパレードで。ハーフタイムにXにポストしたのは、
もう、これはサッカーじゃないね(苦笑)
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) September 16, 2023
後半、気分を変えて。
でした。
もうはっきりと、
サッカーしてくれへんな(苦笑)
と言う感じでしたね(苦笑)その徹底っぷりが、エグかった。
・・・えぇ、誉め言葉ですよ。イラつきますけどw
セレッソも、鹿島がそうしてくるというのが分かっているはずですが、不用意にファールをしてしまって、相手に時間浪費のチャンスを与えてしまったりしてまして。前半はそういう視点で良くなかったですね。
●後半は良かった。毎熊もエグかった。
後半のセレッソは気持ちを切り替えて、戦ってくれていたのが分かりました。そこは、見所の少なかったこの試合の良かった所かな?と思います。
ただ、そこで決めていればね。。。(苦笑)
DAZNで起点となった真司がブチ切れた、レオセアラのヘディングとか決まってれば。あの真司→翔→レオセアラは、綺麗に崩せましたもんね。本当、勿体なかった。
そして、毎熊。代表選手としてのプライド・自信みたいなものが、みなぎっていたように感じました。凄みがありましたよね。
印象的だったのが、相手ブロックに切れ込んで行った時、毎熊がコントロールミスをしたのですね。本来であれば相手にカットされて終わりな所だったのですが、相手がカットに行くのを躊躇して、毎熊はプレーを続けられたシーンがあったのです。これを見た時、
毎熊、格勝ちしたな
と感じました。
対峙する相手が代表クラスだったり、ワールドクラスの選手だったりで格上感を感じてしまうと、それだけでその選手は腰が引けたりするのですよね。そもそもで格が上なところに、更に有利な状況が生まれたり。
格で勝負する。守備側が格上の場合、『名前で守る』みたい言われ方も昔はしてました。プロの世界でも細かく見てるとそういう所が出てるように見えることはあるのですが、今回のシーンはまさにそれで、
毎熊、格上感が出てるな
と。鹿島の選手に対して、格上感を出すとは・・・と驚いた次第であります。
代表選出、それだけ自信が付くんだな~と。毎熊にとって、素晴らしい時間を過ごせたのは明らかで、セレサポとして嬉しい光景でした。
うーーーん、、、レビューと言うよりかは、感想になってしまった(苦笑)まあ、内容のない試合でしたのでご容赦を。
そんな所で、本題でも。鹿島の退場シーンでの振舞いを少し。
鹿島監督:岩政の猛抗議
2021年からリーグ戦でVARが導入されて、すっかり馴染みました。でも、未だ慣れない・・・というか、『アホか?』と思うのが、VAR判定後の抗議ですね。
上でも書きましたが、レフェリーがVARでリプレーを見直しての判定。プレー映像を再確認しての判定。たまに、ジャッジリプレーで取り上げられるような、とんでもなく微妙な判定もありますけど(苦笑)基本的に、VARの判定は絶対的なものだという認識です。それを疑うのは、
審判へのリスペクトに欠ける行為
とすら思ってます。VAR判定後の抗議には、バッシバシ、イエローを出してやれ!とも思ってます(笑)
そんな僕が見た今回の鹿島の抗議、、、いや、監督:岩政の抗議と言うべきですね。
岩政の抗議行為、上手いな
と。先にリスペクトに欠ける行為と言いながら、真逆のことを言ってるような気もしますけど(苦笑)今回のそれは、素直にそう思います。
鹿島からすると、突然の退場。不測の事態と言うことは言えます。あのような状況に陥った時、チームを立て直す為の時間が必要なのはサッカーファンであれば周知の所ですよね。
故に、退場選手をピッチ内に出来るだけ残しておいて試合開始をさせないようにして、ちょっとした抗議行動を取ると。そして、その間に次の手をチームに周知すると。
ここまで当たり前で、どのチームも行う事で。でも、今回の鹿島はエグかったですよね(苦笑)
必要以上に抗議を続けて、監督の岩政はイエロー貰い、スタッフ1名がレッドを受けて。
もう、見苦しくて最高に素敵!!!
と、セレサポを中心に多くの方は思ったことと思うのですが(苦笑)傍から見ると、そうにしか見えないですもんね。
ただね、
プロの監督なら、VAR判定が覆らないことは百も承知のはず
なんです。まして、岩政は東京学芸大学に一般入試で合格するようなインテリCBとして鳴らした選手。これを理解してないはずがないんですよね。
そう考えると岩政は、
それでも”あえて”必要以上の猛抗議をした
ということになります。あの抗議を”あえて”したのであって、そこには当然、
狙いはある
はずです。
そこが、今回のメインのお題の胆になってくるのですが、一言で言えば、
マッチポンプやったな
という所です。
岩政の仕掛けたマッチポンプ
マッチポンプ。
自分で火をつけ(マッチ)、油を注ぐ(ポンプ)
と言う意味ですね。
※※※ 9/21 以下加筆 ※※※
ご指摘あり、マッチポンプは
自分で火をつけてポンプの水で消す=『自分で問題を起こして自ら解決する』
と言う意味でございました。無知でございました。ご指摘頂いた方、ありがとうございます。以降の文章は、そのまま残しますが『自分で火をつけ、油を注ぐ』の解釈で読み進めて下さい。申し訳ございません。
※※※ 9/21 加筆 ここまで※※※
この時、ピトゥカの退場を受けて、スタジアムは異様な雰囲気になったモノと思います。退場に抗議する鹿島サポの怒号(苦笑)そして、
それを更に煽ったのが、岩政の必要以上のレフェリーへの抗議
だったなと。
やっぱね、チームの先頭に立つ人物がずっと不服申し立てをし続けると、サポーターもそれに続くのですよね。だから、岩政はただひたすら煽り続ける。VAR判定が覆らないことは百も承知の上で、サポーターを煽り続ける為に、限界まで抗議をし続ける。その限界というのが、
イエローカードが出るまで
ですね。
あれだけ抗議(煽り)続けながら、ペットボトルを蹴り飛ばしたり、恐らくは審判への暴言もしてないのかと。自身へのレッドカードだけ出ないようにだけ気をつけて、とにかく抗議を続けてサポを煽り続ける。岩政は『興奮してます!』風を装ってるだけで冷静そのもの、あれは全て演技なんだろうな~と。
そんな感じで『あー、マッチポンプしとんな~』という感じで僕は見てたので、
早く岩政にイエロー出して終わらせてくれ。どんな三文芝居、見せられとんねん。
と言う感じで見ておりました。途中、岩政の演技がしらこく見えて仕方がなかった(苦笑)
ただ、そのしらこい三文芝居に煽られて、岩政のイエローの判定に対して拍手したスタッフのレッドカードは、恐らく岩政も想定外だったでしょうけどw これは、流石にアホ過ぎたと思いますw
そして、その岩政とスタッフへの2枚のカードが出た結果、岩政のしらこい三文芝居に煽られ続けた鹿島サポは、
岩政に操られるがままに『審判ヘタクソ』コール
でしょ(苦笑)!?元々、退場で異様な雰囲気だったのに更にその度合いを増したのが、DAZN観戦でも分かりました。
そして、これね・・・
あのスタジアムの雰囲気、セレッソの選手はプレーし辛かったやろうな
と思います。ピトゥカの退場以降で、スタジアムの異様な雰囲気に飲まれた選手も多かったのではないかな?と感じました。カピシャーバとか、ちょっと冷静でなかった感がありましたしね。前半良くなかったのは、このスタジアムの異様な雰囲気が大きかったように思います。
だから、
イエローを貰うのは、岩政の中では予定調和
という感じで。なんなら、
岩政はイエローを貰う為にあれだけ抗議をした
とすら思います。
あくまで、限界までサポを煽り続ける為に、そして、
スタジアムの空気を、鹿島側の怒りで満たすように
こうすることで、セレッソの選手、また、レフェリーの以降のジャッジにも影響があったんではないかな?と。
こう言う所ですね。前述した
岩政の抗議行為、上手いな
と思った所は。セレッソが苦戦したスタジアムの異様な空気感を作ったのは、間違いなく岩政の仕掛けたマッチポンプでしたのでね。
また、このマッチポンプは、鹿島の選手にも好影響があったのではないかな?と。自分たちのすべきことを整理する時間を得ると共に、岩政の別のメッセージもあって、
ワシがイエロー出るまで戦っとんねん。お前らもしっかりやれ!
とも伝わるでしょうし。そういう監督の姿勢で、選手に滾るものも出てくるでしょうし。
また、鹿島の選手も岩政の意図を理解してたかのような行動の連続でしたよね。前述の通り、セレッソの軽微なファールでも必要以上にレフェリーに抗議して、レフェリーを悪者に仕立て上げる・・・と言うような感じで。
総じて、岩政の戦略の良さが効いたシーンだったと思います。ただ、結局は単なるマッチポンプでしかないですよね。自分達で退場して、自分たちでマッチで火をつけて、ポンプで油を注いだ。セレッソは置いてけぼりで、勝手に盛り上がられてしまった。
サッカーは、対戦相手と組み合ってこそのエンターテイメント。対戦相手を必要としないマッチポンプは、それには該当しない。今回の鹿島は、監督・選手・サポ含めて、対レフェリーにプレーしてたような所があったと感じます。それ故に、
エンターテイメントには程遠い試合になったな
と。
そら、見てるセレサポはつまらないですよ。その舞台に、僕らの主役が居ないのでね。勝つ為の手段として、そういうのもアリなんでしょうけど、好みで言えば好きではないです。この辺は、その人の持つ価値観の問題だとは思いますが。
結局、自己責任。
この試合を見て思い出したのは、2009年の最終節:鳥栖戦。
この試合も、鳥栖と審判が試合中ずっといがみ合っていて、鳥栖の選手+監督+サポがこの審判の全判定に不満!と言う感じでヒートアップしまくった試合でした。その結果、鳥栖の変なハイテンションにセレッソはついて行けずに敗戦したのですね。
この時は、偶発的に生まれたようなマッチポンプでしたが、今回は意図的に起こされたマッチポンプだったなと。逆に、それは凄いなと。
このような感じで、鹿島を褒める・・・と言う訳ではないですけど、この試合で起こったことを自分なりに分析してみました。そこには、鹿島の狡猾さしか見えなかったですかね。
ただ、セレッソにとって、この負の状況を生んだのは間違いなく最初の失点で。
もし、0-0での退場であったのであれば、あれだけの時間稼ぎもしなかったのではないかな?と。0-0だと鹿島も点を取る必要がある訳で、自ら時間を無駄に浪費できない所があったはずで。1点リードしてからこそ、鹿島はのらりくらりと対応できた感はあります。
結局、自己責任。セレッソがリードを許す状況にしてたのが悪いのですよね。また、退場後に点を取れなかったのもダメで。
例えば、岩政の猛抗議で大幅に伸びた前半のアディショナルタイム中に同点ゴールを奪えていれば、岩政の抗議が仇になったことになります。岩政の戦略にカウンターパンチを食らわせる形になり、鹿島のダメージも大きかったはず。そこが出来なかった・・・のも、結局は自己責任。
結局、強いチームかそうでないかの分岐点は、こういう所だと思います。こういう試合を勝ち切れるかどうか?そういう意味で、難しいところだな・・・とも思います。ただ、小菊さん曰く『ここであきらめる選手は1人もいない』ならば、
サポも信じて諦めない
という所ですかね。
リーグ終盤のこのタイミングで、まだ優勝の目もある状況を楽しんでいきたいですね。
さがっそ大阪 第5回 開催決定!!!
Xでは通知しましたが、さがっそ大阪 第5回を実施します!!!
10/14(土) 10:00 ~ 15:30
(大阪メトロ:なかもず駅スタート)
という所で予定しております。
概要は、以下で確認ください。
前回レポートも、貼っておきます。
同じセレサポとは言え、見ず知らずの人間の企画に乗るのは勇気が要ると思います。ですので、以下は保証しておきます。
最初の集合場所で問題を配り、そこから各チーム個別で行動する形になります。なので、
最終の結果発表に参加しなければ、お会いするのは最初のみ
という所になります。人見知りの方でも、最初の参加を頑張って貰えれば、後はゲームのみです。また、途中離脱もOKです。
また、ゲームの性質上、LINE交換をするような形になるのですが、
LINEも、使用目的はゲームのみです。
ゲーム終了後はブロックして頂いても構いません。
とお伝えしておきます。そもそも、何かに悪用しようとかは思っておりませんのでご安心を。
少しでも興味のある方は、是非、参加のご検討をお願いします。このゲームを通じ、セレサポの皆さんと良い時間を共有できれば・・・と思っております。宜しくお願い致します。