セレッソ 0-2 湘南
2023.9.30 @ヨドコウ桜スタジアム
悔し過ぎる敗戦・・・・。
私事ですが、プライベートや仕事が忙しくて前回の神戸戦はブログを書く間がありませんでした。なので、今回は少し色々と書いてみようかと。
結果が結果だけに、あんまり気乗りはしませんが(苦笑)
試合内容・雑感
●モチベーションの差
この試合を一言で片付けてしまうと、
モチベーションの差が全然違ったよね
という所でしたかね。
モチベーション、、、
目標に向かって行動を起こす、或いは行動を維持をする為の原動力となるもの。
そのような所でしょうか。
ご存じの通り、セレッソは鹿島・神戸の上位2連戦での連敗で、優勝はかなり難しくなってしまった印象。そういう状況って、やはりモチベーションを保つのにはかなり難しい状況だったと思いますよね。
対して、湘南。金Jで残留争いの相手:横浜FCが勝ち点を伸ばせず。その結果を受けて、セレッソに勝てれば降格圏を脱出できるという状況。
どちらがモチベーションを維持し易いか?は一目瞭然。
この金Jの結果を受けて、湘南と対戦するのはキツイな・・
というのは、個人的に戦前から感じておりました。
セレッソが不甲斐なかったと言えばそうなんですけど、それ以上に湘南の出足も素晴らしかったな・・・と言うのは個人的な感想ですね。
●奧埜・ジンヒョンのスタメン復帰
試合前にXでポストしてましたが、この試合、現地観戦しておりました。
パリーネからのウッドデッキ。 pic.twitter.com/bYul0U45Gn
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) September 30, 2023
現地観戦、やっぱり良いですよね。お会いできた皆々様、ありがとうございました!ウッドデッキシートも、普通のシートより広々と出来て良かったですよ。
折角の現地観戦、注目してたのは、久々の復帰した奧埜とジンヒョン。神戸戦の時もそうでしたが、前線から来る相手のプレスをかわせてなかった所の対応という狙いでしたかね。
今のセレッソは、鹿島戦で陽が狙われて失点した通り、ボール保持時にボランチが狙われてるんですよね。そこをジンヒョンからのミドル・ロングパスでかわすのと、奧埜が降りて2ボランチをサポートするのと。意図はとても分かる起用だったと思います。
・・・が、あまり機能してなかったですね(苦笑)ジンヒョンは良かったと思いますが、奧埜が・・・というところ。
現地観戦の役得ではないですが、ボールのない所の動き出しというのが見れることですね。僕はこの試合開始前に、
おー、奧埜スタメンやん。奧埜だけをずっと見とこう!!
という観戦スタイルで行く事に決めました。ボールがどの辺にあるか?ある程度で把握しておいて、それ以外は奧埜の動きだけを追う。試合の8-9割は奧埜の動きだけを見る・・・という所です。
この観戦スタイル、僕が現地観戦でちょこちょこと行うのですが、ボールを追わないのでゴールを見逃すこともあります(苦笑)ただ、その選手に対して色んな気付きがあるので、とても面白いです。興味のある方はやってみてください。奧埜のプレーは、ゴールシーンを見る以上に価値のあるところだとも思いますしね。
そして、この試合の出場中は奧埜をずっと追ってたので、開始20分位でわかりましたが、
奧埜、あんまり動けてないな(苦笑)
と言う感じでしたね。
『どこでも奥埜』というようなフレーズも出ましたが、そこまで動きは多くなかったというか。この試合のFW:奧埜は、DFラインとの駆け引きをずっと行っているようでした。ボランチのサポートに行く事もありましたが、その回数は少なめで。
ボールを前に運べず、皆がみんなサポートに回ってしまうとビルドアップの出口が無くなる。それを防ぐために、奧埜は前線に張り付き気味のポジショニングをしていた。そういう意図もあるだろうな・・・という解釈はしてました。
ここまでの話は、ボール保持時の奧埜の話です。僕が特に気になったのが、ボール非保持時の奧埜で。特に、前線でのハイプレスですね。これ、あまり奧埜は良くなかったですね。
小菊セレッソでのFWのハイプレス。これを紐解くと
相手DFラインに考えてプレーさせる時間を与えない
というのが1つの意図だと思ってます。ここが機能していれば、相手のDFラインからのボール供給が乱れる。それは、つまり自陣ブロックへのパスの精度を落す・・・ということ。
この辺、上門とか、広島に行ってしまいましたが加藤陸次樹とか良かったですよね。奧埜がFWで出場した都合、どうしてもその辺の選手との比較になってしまいますが、前半の奧埜はハイプレスに行ききれてなかったような感じでした。
試合後のコメントで、色々考えながらやってた・・・と本人もコメントしてましたが、ボール非保持時もまさにそんな感じで。レオセアラとFWを組むのも初めて?位だと思いますし、その辺のコンビネーションが上手くなかったのもあったと思いますが、見ていて中途半端な印象しかなかったです。
結果、相手DFラインは時間的余裕があるので、どこが空くか?を確認しながらパスを供給出来てた感じでした。相手DFラインからのパス供給で、セレッソは振り回されてた感じでしたよね。前後にも、左右にも。試合を見ながら、
奧埜、もっとDFラインにプレスに行ってくれ!それは、レオセアラの相方の役割や!
という感じに思っていました。この辺、小菊さんの奧埜起用の意図と違う所で弊害が出てたな・・・と。急造FWの難しい所だなと。
ただ、、、奧埜の凄い所は、後半にしっかりと修正してた所ですかね。監督コーチ陣から、そういう指示もあったとも思います。
後半から、いきなり切り替わって勢いよくハイプレスに行けるようになってました。後半の序盤は、セレッソペースでしたが、それは、
奧埜のハイプレスが、相手DFの考える時間を削ったから
というのも書いておこうと思います。
今後、奧埜はチームのコアとして起用されるのか?武器として起用されるのか?注目したい所です。
●惜しいシュートも多かった
この試合、個人的に、
評価の難しい試合だな・・・
という所もあるのもまた事実で。
最初に書いた通り、モチベーションの差と言うのがあって、全体的に湘南の方が優勢だったのもあるのですが、ハイライトでも見てわかる通り、チャンスは五分五分にあったのですね。試合中、嫁が話してましたが、
と。まさにこの通りになってしまいました(苦笑)
クルークスのシュートや、CKの毎熊のヘディング等々が、GKの正面を突いたり。運が無かったのか?それとも、結局、決め切る力が無かったというべきなのか?1つ決まってれば、全く違う結果にもなっていたとは思います。その辺、神一重だったなとは思います。
●神一重・・・誤字ですが意図的ですw
でも、やはり負けるべくして負けたモノとも思います。2失点目のシーンが端的でしたかね。
最後のCKの跳ね返しから、セレッソの右サイドを崩されてやられたのですが、この右サイド、マークがもう全く効いてないのですね。相手が2枚居るのに対して、柴山1人で守ってる状況(苦笑)新井がスライドを怠ってるようには見受けます。新井は早く前に行きたい!!が故に、守備が疎かになったのかな?という印象で。
ただ、、、こういう細かい所ですよね。細かい所を疎かにして、破綻してしまった感じ。
疎かに・・・と言うと少し厳しい言い方ですが、新井だけでなく、
自分がチームを何とかしたい!という思いが空回りしている
というか、チーム全体でそんな印象はこの試合で感じました。その空回った部分が、勝負所で出てしまった印象でした。
『神は細部に宿る』などと申しますが、まさにそうやな。。。と痛感した試合になりました。細部、、、本当に細かい所、紙一重です(苦笑)
そんな所で本題へ。タイトル通り、個人任せか?戦術か?という所を、僕なりの視点で書いて行こうと思います。
小菊セレッソの事も触れますが、あくまでサッカー全般に対する個人的な主観というところです。
取りようによっては、デリケートな所にもなり兼ねないので、ちょっと丁寧に書いて行こうと思います。
小菊セレッソに戦術はあるのか?
こういう不甲斐ない試合が続くと、Xのタイムライン上で巻き起こる『小菊セレッソにおける戦術論』。今回の試合のような負け試合だと批判めいたものも多く、曰く『戦術・仕組みが無くて、選手任せ』だとか『仕組みを落とし込める戦術コーチが欲しい』とかウンチャラカンチャラ。
負けて気落ちしている所のこれらの論評は、結構、気が滅入る人も多いのではないかな?と思います。僕も、その内の1人(苦笑)
人それぞれのご意見なので、それを否定するという意味はございません。が、個人的な立ち位置を今回、書いておこうと思います。それは、
小菊セレッソに戦術はある
ですね。あるなし論で言いますとね。
『ある』というのも、明確な根拠もあります。
それが以下の動画ですね。
大迫の実家のラーメン、食べてみたい・・・(笑)いや、そこじゃないですねw
この動画の最後のインタビューで、
戦術の所が難しい
と大迫がコメントをしております。そして、それに付け加えて
戦術は難しいことをやっている
と、シャケが大迫にフォローを入れています。
この通り、チームの所属選手、チームにほど近い関係者が『戦術はある』と言っています。
もう、これで十分ですよね?だから、
小菊セレッソに戦術はある
根拠としては間違いのない所だと思います。所属選手や関係者が言うてるのだから、これほど確かなものもないのではないかな?と。
そう、1か0かの有無論で言うと『ある』でしかないのですね(しかも、難しい戦術をやっていると)。
『戦術がない』と仰る方の意図するところは、そんな有無論ではなくて、
戦術が通用しない
と言いたい所なのだとは思います。まあ、1か0かで語ってそうな人も多いのですけど(苦笑)
で、そこから帰着する結論が、『相手を上回る戦術を掲示できない』であり、そこから派生して、
小菊セレッソは選手任せだ
という所なのだろうな?という事だろうな・・・と理解しています。
ここが、今回の主題となる所ですかね。
選手任せなのか?戦術なのか?
この辺の僕の意見を書かせて頂こうかと思います。
戦術を構成するもの
このブログをいつもお読み頂いている方でお気づきの方も多いと思いますし、僕自身も書いておりますが、
選手目線でサッカーを書く
というところにしています。一般的な戦術論とは違って、盤上を読むような所はあまりしてないです。
それには、結局、
サッカーは選手が主役
と思っているからですね。当たり前の事を申しますが、
ボールを蹴るのは選手であって、戦術ではないから
です。
ただ、現代サッカーにおいて、戦術・仕組みが重要な要素であることも理解はしています。これも、当たり前ですよね。(どこどこに立って、相手がどう動いて・・・・とか、そんな類のものを戦術としてイメージして話してます。)
そして、ここが胆になる所で、声を大にして言いたいのですが、
その戦術を成立させているのも、選手個々のプレー
なんです。
この辺、『戦術』と『個人能力』を、個別で考えてる方が非常に多いように感じます。どこどこに立って、相手をこう動かして・・・と、戦術を実行しているのは選手ですよね?監督がゲームコントローラを持って、選手を動かしてる訳ではないのですよね?
なので、僕の言葉で戦術を表現するのであれば、
選手の1人1人が、1つ1つのプレーを積み重ねて、それが形になったものが戦術
になるのだと思います。なので、1つ1つのプレーが重要になってくるのだと思います。
その視点で言えば、
『選手個々のプレー』と『戦術』は切り離して語れないもの
というところです。もう少し言ってしまえば、
『戦術の精度』を上げるのには『選手個々のプレーの精度』を上げる必要がある
という捉え方をしています。
だから、前述しました、このブログで行っている、
選手目線でサッカーを書く
は、ほぼほぼ、
戦術の精度を書く
というところに繋げてるつもりではあります。そう読み取れないのであれば、僕の言語化/文章のスキルの問題ですかねw
こう思っているからか、小菊セレッソ、或いは森保ジャパンの論評もそうですけど、『選手依存』みたいな論評は全くピンと来ないのですよね。
選手のレベルによって戦術の精度も変わってくるから、選手依存は必然のこと
と個人的には思っていますからね。
この辺、少し具体例を挙げて紹介してみます。この湘南戦で、Re:valeファン(?)の方々に強烈な印象を残したカピシャーバの左サイドを取り上げてみます。この試合の奧埜のコメントも、少し流用しますかね。
左サイドの戦術論(例)
この試合後、奧埜は以下のようにコメントしました。
相手を悩ませるポジションを取ることも必要。
https://www.cerezo.jp/matches/result/2023093006/
奧埜らしい冷静な分析ですよね。
この『相手を悩ませるポジション』という所で、ここで簡単な質問を。
相手4バックに対して、戦術的に左サイドの5レーンの大外に1人の選手がポジショニングする・・・というものがあったとします。そのポジションでは、(A)(B)のどちらが『相手を悩ませるポジション』だと思いますか?左CBがボールを持った場合を想定して、考えてみて下さい。
(A)はオフサイドラインぎりぎり。(B)はそこから少し下がった所。距離としては、1m程度しか違わないイメージですかね。でも、どちらかは相手はそこまで困らないと思います。それは、どちらでしょうか?また、その根拠は何でしょうか?
個人的な思想では(A)です(この辺、個人の感覚なので、正しい答えとも限りません)。
(A)のポジションでボールを受けた際、大外の選手はゴールが見えるのですね。極端に言えば、シュートを狙える状況。この場合、このブログで何度となく書いてますが、
守備の原則として、DFはボールとゴールの間に立つ必要がある
のですよね。
だから、相手の大外の選手にそこでボールを受けられたら、ポジションを下げる必要が出てくるのですね。
相手がここにポジション取りさて仮にそこにパスを通されたら、SBは下がる。1人が下がれば、連動してDFライン全体も押し下がらないといけない。このようにして、DF1人を動かす事で、オフサイドラインも下げられるのですね。
つまり、最初の大外の選手のポジショニング(+ボールを受ける)が、相手を悩ませるポジションになる・・・とも言えるのではないかな?と思います。
対して(B)は、そこでボールを受けられても、守備側の選手は既にゴールとボールの間いに立っているのですね。だから、下がる必要がない。
それが理由で、ポジショニングとしてはそこまで相手を困らせられないかな?という個人の感覚です。
だから、 『相手を悩ませるポジション』 と言えるのは(A)!!!
・・・と言いたい所なのですけど、ここで大きな問題が出てきます。それが、
左CBが大外レーンの奥深い所まで、正確にパスを通せるかどうか?
という所。
なぜなら、あまりオフサイドラインぎりぎりまで上げて張ると、パスコースが相手DF(ここではSB)に近づいてしまうからですね。
パスを出しても、簡単にパスカットされるイメージは湧きますよね。少なくとも、(B)で受けるよりかは、リスクは大きいのは間違いなくて。
相手DFがパスカットを狙い易い状況で、その上で
それを掻い潜って左CBが大外の選手までパスを通せるか?
というのが、ポイントになってきます。
つまり、この大外レーンの(A)に立たせて起点にするというような戦術を成立させるには、
左CBのパス能力が問われる
という所に繋がってくるのだと思います。
こういう所、戦術論好きな方は『左CBはパスを通せる』前提で話すことが多いように感じるのですが、実際、パスを通せる選手と通せない選手は存在します。通せない選手が居れば、戦術は成立させられないですよね。
選手の能力は、パス1つを取っても同じものはないはずです。ゲームとは違う。こういうところですよね。
その戦術を成立させているのも、選手個々のプレー
だと言いたい所は。
で、実際のところ、(A)に立つような事をするチームはほとんど居なくて、(B)に立たせる所がほとんどですね。それは、そこへのパスは通らないという所なのかと思います。
逆に、(A)に通せるパス能力があるのであれば、(A)に立つべきだろうな・・・とは思います。パスの出し手が瀬古歩夢とか、GKですがジンヒョンとか。彼らの能力は、戦術に幅を持たせられますよね。でも、そういう選手が後ろに居ない場合、この戦術を採るのは難しい所なのかと。
で、ここで登場してもらうのが、カピシャーバ。
カピシャーバは、一目瞭然のごっついドリブラーで、必ず1枚剥がせるので(B)で受けて良いのですよね。カピシャーバがボールを確実に受ける事ができるポジションが、『相手を悩ませるポジション』 と言えますもんね。なんなら、(B)で受けるのがベストだとすら思えます。
でも、それもつまり、
左MF(或いは左SB)の能力が問われる
という所に繋がると思います。カピシャーバを出せば分かり易いと思いますが、
立つ場所が有効か?も選手の質、能力次第
だから。1mの差のポジショニング差でも、選手によっては意味合いが大きく変わってくるのですよね。
また、受け手が 『相手を悩ませるポジション』 を取っていたとしても、パス交換とかはタイミングが重要で。パスの出し手のタイミングが遅れた場合、次の瞬間では受け手はマークされて『相手を悩ませるポジション』でなくなっている可能性もありますよね。
そういう意味でも、時間(プレースピード)と言う視点でパスの出し手の能力が必要という事も言えると思います。もたもたプレーしてても、戦術は成立させられない。
これら言いたい事は全て、
『選手個々のプレー』と『戦術』は切り離して語れないもの
という所です。シームレスな所だと思います。
ロティーナの言っていた事。
セレッソの戦術的な成功例として挙げられることの多い、ロティーナ。2019年、2020年を振り返るセレサポさんも未だ居られるようです。
個人的に忘れられないのが、ロティーナが言っていた事ですね。清水時代ですけどw
以前にもこのブログで取り上げたこともありましたが、2021年のシーズンオフ時に、ロティーナ・清水の密着ドキュメンタリーがDAZNで配信されたことがありました。2021年は清水が大型補強し、その上でロティーナが加入した年で、清水が大注目だった年ですね。
ただ、期待に反して成績は上向きせず、残留争いのドキュメンタリーみたいな配信になりました。ロティーナがチームを去る時の映像で、権田の涙を覚えてる方も居られると思います(苦笑)
その配信の中でロティーナは、
一番変えていきたいのは『選手の判断』。必ずしも、その瞬間の答えは1つではない。常に2つ3つの選択肢を持ち、最良の選択を選手自ら出来る事が大事なんだ
という事を言ってます。
この言から、ロティーナの組む戦術は、その2つ3つの選択を持つ為のフォローする所なのかと、個人的に読み取ってます。
そして、清水で上手くいかなかった理由を問われて、
違いを生み出せる選手の長期離脱は痛かった。
ということも言っていました。
戦術の優れた監督として認識されるロティーナですが、この動画では、
ロティーナは『選手の質』の重要性を説いてる
んですね。
ロティーナ・セレッソ時代では、
違いを生み出す選手として『清武弘嗣』が居た
のですよね。4位に入った2020年、清武は8ゴール8アシストでしたか。
月間ベストゴールを2度受賞。
こちらも、ファインゴール。
これら以外では、僕はこのゴールが忘れられません。2020年は、これが個人的にベストゴールでしたね。
これら、全て2020年に生まれたモノです。この3ゴール、まさに、
清武にしか見えない景色
ですよね。清武にしか決められなかったゴールだと。この年の清武はご存じの通り神がかっていて、ゴール・アシストも清武にしかできないプレーばかりで。いくつも、それらを思い浮かべられる位に印象に残っています。
逆に言えば、戦術云々の話ではないのですよね。完全に、清武の個人能力で。
ロティーナ・セレッソは1点差ゲームも多かったので、これらのスーパーゴールが無ければどうなっていたか?そういう視点で見れば、
ロティーナの戦術としての評価も、清武のスーパープレーによる結果が含まれてた
というのも間違いのない所かと思います。
このように、ロティーナ時代を振り返っても、
『選手個々のプレー』と『戦術』は切り離して語れないもの
だと思いますね。あくまで、シームレスなのだと。
選手の質をみること。
くどく書いてきましたが、最後に言っておきたい事は、
戦術が成立しなかった場合、戦術がまずいのか?個人が悪いのか?は外野は判別が難しい
という所ですね。
小菊セレッソの『戦術がない』論評は、恐らくは決まったパターンが見えないから言っているのだと思うのですが、
選手の能力が原因で、戦術を成立できてない可能性もある
ということも否定はできないですよね(勿論、監督の問題も否定はできませんが)。
戦術が悪いのか?選手が悪いのか?この判断はとても難しいです。なぜなら、戦術は情報開示されないから。
どういう意図で、選手はそのプレーを選択したのか? それは、個人の判断なのか? 戦術上の判断なのか? 戦術が開示されない以上、外野からは正確には分からないことだと思います。
個人的な感覚で言うなら、むしろ選手の問題の場合の方が多いようには思ってます。選手は、ミスもありますしね。それが、『戦術が成立させられなかった』→『すべて監督の責任』というのは、監督が少し気の毒には思います。
選手に及ばないように、小菊さんは望んで批判を全て引き受けるでしょうけど、選手もプロですからね。なんなら、小菊さんより高給取りの選手も居る訳ですよね。もっと、選手に厳しい目を向けても良いとは思います。何と言っても、
選手個々のプレーは外野から見える
ので。情報開示されない戦術論で批判するよりかは、確実性があると思います。
そして、前述の通り、選手個々のプレーはそのまま戦術の精度にも繋がるのでね。だから、このブログでは、あくまで選手目線で書いて行こうと思います。
さがっそ大阪 第5回 開催決定!!!
Xでは通知しましたが、さがっそ大阪 第5回を実施します!!!
10/14(土) 10:00 ~ 15:30
(大阪メトロ:なかもず駅スタート)
という所で予定しております。
えーー・・・・、集客に苦戦しております。是非是非、皆々様、勇気を持ってのご参加をお願い申し上げます(笑)!
ただ、今回、試合当時にお会いした方々に、さがっそ大阪を気にかけて頂ているのを知りました。こちらから『参加、お願いします!』と言う前に、『さがっそ、参加したかったんですけど予定が合わずでして・・・』と仰って頂けたりで。
こういうの、とても嬉しいですよね。頑張ろう!!という活力が湧きました。今回のも、しっかりと問題を練ろう!と思います。
※優勝賞品も、日々餡さんからご提供いただけます!!!
・・・なので、是非是非、参加をよろしくお願いします!後2枠程、募集しております!!個人参加もOKです。
概要は、以下で確認ください。
前回レポートも、貼っておきます。
同じセレサポとは言え、見ず知らずの人間の企画に乗るのは勇気が要ると思います。ですので、以下は保証しておきます。
最初の集合場所で問題を配り、そこから各チーム個別で行動する形になります。なので、
最終の結果発表に参加しなければ、お会いするのは最初のみ
という所になります。人見知りの方でも、最初の参加を頑張って貰えれば、後はゲームのみです。また、途中離脱もOKです。
また、ゲームの性質上、LINE交換をするような形になるのですが、
LINEも、使用目的はゲームのみです。
ゲーム終了後はブロックして頂いても構いません。
とお伝えしておきます。そもそも、何かに悪用しようとかは思っておりませんのでご安心を。
少しでも興味のある方は、是非、参加のご検討をお願いします。このゲームを通じ、セレサポの皆さんと良い時間を共有できれば・・・と思っております。宜しくお願い致します。