セレッソ 0-0 広島
2023.10.21 @エディオンスタジアム広島
勝ち切れず。されど、素晴らしい試合・・・そんな感じの試合でしたかね。
3週間ぶりな試合、ブログ更新もなんだかちょっと懐かしい感じです(笑)
そんな試合を振り返ってみます。
試合内容・雑感。
●ラスト広島ビッグアーチにまつわるエトセトラ
試合後に気付いたというか、知ったというか。この試合で、セレッソはこのスタジアムでの最後の試合になるのですね。
そして、これも試合後のセレサポの横断幕を見て思い出しましたが、
始まりの地、、、素晴らしい横断幕。
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) October 21, 2023
そう言えば、セレッソのJリーグ初昇格した95年の最初の試合が、広島ビッグアーチでしたね。山橋のVゴールでJリーグ初勝利を記録したスタジアム。
そう言う意味で、セレッソにとっても所縁あるスタジアムでしたね。最後に良い試合ができたな〜
セレッソがJリーグに昇格した1995年の最初の試合が、広島ビッグアーチ(現在のエディオン・スタジアム)。セレッソの歴史はその前年1994年からですが、Jリーグで戦うという意味では、
横断幕の通り、このスタジアムから【始まった】
のですよね。そう思うと、少し感慨深い物があります。
歴史あるね。でも、新スタジアムに移転というのも、時代の移り変わりを感じますよね。
新スタジアム建設に当たり、森保さん時代に4年で3回のリーグ制覇したころから、チームと自治体との押し引きがあったように記憶しております。広島はカープ中心の野球王国なイメージは確かにあって、サンフレは後回しにされてるような印象を傍から感じてました。
そういうのを踏まえると、新スタジアム建設は本当に良かったなと思います。広島関係者の皆様の尽力、お疲れ様です!という思いもあります。
でもって、エディオンスタジアム、僕も2013年に行きましたが・・・渋滞+駐車場見つけられずでえらい目に会いまして(苦笑)正直、
セレッソがリーグ優勝する試合とかに当たらない限り、エディオンスタジアムは二度と行かへん!!
と思ってましたw 新スタジアムが出来れば、もうこの思いも封印ですね(笑)
はい、いきなり余談から入りましたが、試合に入って行きます。
●変更点:守備面
試合前のWebメディア発信で、『新たなチャレンジ』とか『システム変更』とか言う文字が目に入ってきてました。ここ数試合、勝ててない・・・どころか、得点も取れてない。なので、テコ入れという所。
どういうメンバー構成で来るか?と思っていたら、ほぼいつも通り。ヨニッチ・奧埜のスタメン復帰はあったものの、メンバー構成的には4-4-2を想像するものでした。ある意味、これまでと変わらなさそうという感じで、
正直な小菊さんには珍しく、メディアを使ったブラフか?
と感じてました。
でも、小菊さん、やっぱり正直でしたね。メンバー構成は同じでも、やり方は大きく変わってました。
システムで言うと、4-1-4-1だとか4-3-3だとかと言う配置。2トップに入ると思われていた上門がインサイドハーフに降りて、ダブルボランチと思われてた真司がアンカーに降りた形。
加えて特徴的だったのが、守り方ですね。
個人的な視点ですが、これまでの小菊セレッソのゾーン・ディフェンス。
4-4-2の陣形を取ってエリアを守る形
ですね。それが、この試合では、
インサイドハーフから前の5人は、人に付く形
になっていた印象でした。
勿論、ボールの場所にも寄るのですが、人に付く形が色濃く出てたのが、広島のビルドアップの立ち上がり。セレッソから見てフィールド中央より前、所謂、
ミドルサードからファイナルサードと呼ばれる所の守備は、かなり人に強く行っていた
のが印象的でした。
このやり方、セレッソが勝ってる試合の終盤で5バックにした時のやり方に似てますかね?相手が前掛かりになったところを、逆に相手のビルドアップの立ち上がりでハメるような形。それを序盤から仕掛けたような印象を持ってました。
強気に行くね~
と言う感じでしたね。そらまあ、ここ最近、点を取れてなかったしね(苦笑)
この戦術変更、広島は、結構、面食らったんではないかな?と。
予想外に最初からガツン!!!と来られて、広島の選手はアタフタして苦し紛れのロングキック。苦し紛れのキックは精度を欠き、容易くヨニッチらが跳ね返す。そうする事で、広島を押し込められた・・・という感じだったでしょうか。特に前半は。
●変更点:ビルドアップ面(奧埜の位置)
攻撃面も変更。特にビルドアップ部分ですね。ここで効いてたのが、ジンヒョン+鳥海+真司というところですかね。
これ、ハーフタイムにXにポストしたままのことです。
良い感じ。ゴール欲しかったね。
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) October 21, 2023
加藤に一本ブロックされたけど、ジンヒョンが素晴らしいね。スーパー!
後は、鳥海のボールの出し入れも。流石。
この2人+真司がビルドアップの下支えをしてるから、奧埜が下がらんで済むのよね。この流れ、セレッソの良い時のやつやね。
勝ち切りたい!!
序盤を見てて、
奧埜、全然、降りてけーへん(笑)
と言う感じで見てました。ビルドアップ能力の高い3人が後ろに構えてたので、奧埜まで降りてくる必要が全くなかったのですよね。奧埜はビルドアップの出口として、前線に専念するようなところ。
奧埜がビルドアップの出口として前で動き回ってくれれば、その分、相手マークも集中する。それは、他の選手のマークが緩むことにも繋がるかな?という感じですね。スタジアムで見てないので何とも言えない所ですが、まず間違いなくこの効果はあったと思います。
前半のカピシャーバの惜しいヘディングに繋がったのとか、最初の奧埜の裏抜けが効いたシーンでしたよね。奧埜が後ろでビルドアップに参加してたら、奧埜はここに居なかった訳ですからね。
MFの選手は、状況に応じて使う側/使われる側の両方の立場をとる事になります。それぞれ選手の特性で得意な方があって、モリシや嘉人であれば『使われる側』、名波や中村憲剛であれば『使う側』みたいな。
奧埜はその両方をハイレベルで出来るのは、プレーを見てて分かります。ここまでのセレッソでの奧埜は、その時その時の状況に応じて、『使う側』に回ることも多かったのですが、やはり奧埜の真骨頂と言えるの『使われる側』の時だと思いますよね。
そういう意味で、このやり方はセレッソにとっては大きくハマるやり方だと思います。
●鳥海の『やっぱ、止ーめた!』
奥埜が前線に専念する、その下支えしてたのが、ジンヒョン、真司、鳥海だったかと。ここでは、鳥海を取り上げてみますかね。上のポストでは、一言で『ボールの出し入れ』と書いたのですが、その辺を少し。
鳥海の特徴的なプレーでお気付きの方も多いと思うのですが、左SBにパスを出そうとするも止めて、CBやボランチに預けるようなプレーがあると思います。このプレー、僕は、
鳥海の(左SBに出すのを)『やっぱ、止ーめた!』
と個人的に称しているのですけど(笑)
この鳥海の『やっぱ、止ーめた!』、実は相手チームへちょっとした効果を生むように思ってます。
鳥海が左SBにパスを出そうとすると、相手ブロックはそれに合わせてスライドしようとセレッソ左SB側の右方向に動きますよね。そこで、鳥海が『やっぱ、止ーめた!』と右CBにパスを渡すと、相手ブロックは右にスライドしようとしてたのに、方向転換を余儀なくされるのです。この方向転換させる・・というところが胆で、
方向転換をするタイミングで、相手のブロックの動きは止まる
のですよね。
ポンポンとリズミカルにパスが通していくのが正義で、『1タッチ、2タッチでボールを叩け!』みたいな固定概念はあったりしますよね。『1人でボールを持ち過ぎるな!』的なヤツです。
でも、状況によってそれも良し悪しで、ボールが動けば逆に相手の動きも止まらないという事も起こりがちなのですよね。案外、ボールを止めることも状況に応じては必要なところかと感じています。
この『やっぱ、止ーめた!』が端的だと思うのですが、鳥海のプレーは随所に『相手を止める』プレーを織り交ぜてるようには感じてます。つまり、
自身のボールの出し入れの所で、相手の動きをコントロールしてる
というような印象ですね。
地味な所ですが、非常に面白いプレーだと個人的には思っています。改めて良いCBですね、鳥海。男前やし(笑)
●後半の広島の対策
後半、広島の明確に変えてきた所があって、それが
ジンヒョンへのプレスを積極的にするようになったな
というところですかね。
狙いは、セレッソの『人に付く』守備と同じ。
ジンヒョンが余裕を持ってキックするのを防ぎ、その精度を落す。
というところ。
この辺、やはり流石のスキッベさんという感じですね。上手く、カオスに持ち込んでくる。狙いは明確でしたね。オープンな展開にして、打ち合いをしてきてそこで勝機を目指す。前半ははっきりとセレッソ優位でしたが、後半はイーブンな展開に。
後、毎回、広島相手に手を焼くのが、3CBですよね。
守備の基本は、相手オフェンスが2枚なら3枚で守る。3枚なら4枚。つまり、1枚余らせるセオリーはあります。が、広島の守備は、1枚余らせるセオリーを無視して、最終ラインでも3vs3の数的同数を取ってきたりします。
その最終ラインの塩谷、荒木、佐々木の能力が非常に高いのですよね。全員、代表経験者ですかね?最終ラインで1vs1に負けないのが前提条件で、その分、前の密度を上げるてくるチームと言う印象です。
広島の戦術は、3CBの能力ありき
という言い方でも問題ないと思います。
抜け出したか?と思っても、まともにシュートを打たせてくれない位に寄せが速い。加えて、代表GK:大迫。この試合、セレッソの攻撃が劣っていたとは全くもって思わないですが、GK:大迫含めた4人の牙城を崩しきれなかった・・・ですね(苦笑)
●加藤陸次樹にも
加藤にも触れときましょうか。やっぱ、良い選手でしたね(苦笑)
気持ちも感じましたよね。前半のジンヒョンへのチャージ、ヨニッチのイエロー誘発させたドリブルとか。後者のプレーの後、ヨニッチに激ギレしてましたしね(笑)
後半のカットインからのシュートも怖かったですね(苦笑)やられた!と思いました。ジンヒョン、ナイスセーブ!!
人気の選手だったのでセレサポの皆様、色々と感情はお持ちだとは思います。個人的にはやっぱり今後も応援していきたい選手ですかね。
移籍は、その選手が勝ち得た権利。だから、どう使おうがその選手の自由。ファンとしては寂しいですけどね。でも、セレッソで戦ってくれた選手、頑張って欲しいとは思いますね。
ちなみに以前のブログですが、こんな記事を書いてます。
責任の大きさは選手ごとに異なり、その責任を果したかどうか?で移籍時の裏切りの度合いが変わる。そんな定義を、個人的には持ってます。個人的に、加藤はこの記事の水沼みたいな所に感じております。
この個人的な定義で計ると、
加藤が移籍したのは残念
というところですかね(苦笑)恨みはしないです(笑)
そんな所で本題へ。
前回、ちょっと戦術云々の話をしたのですが、
その続きではないですが、僕なりの昨今の戦術の捉え方を書いてみたいかと思います。
戦術は『目的』を知るのがベスト
このブログでも何度なく書いていますが、個人的には、
一般的に言われる『戦術』とか『仕組み』とかは、すべて方法論だ
と言う風に捉えております。
ここで言う『戦術』とか『仕組み』とかは、
- ココにボールがある時は、MFはこういう動きを取りましょう!
- こういうシチュエーションでは、サイドMFとSBとボランチとでローリングしましょう!
- 5レーン、全て使ってウンチャラカンチャラしましょう!
とかとかを指してます。
・・・・すみません、最後は例を挙げるのすら、面倒臭くなりました(苦笑)
これら(恐らく)一般的に言われる『戦術』『手段』論というのは、上で挙げた例のような
選手は、チームの中でどう動くのか?
になってくるのかと。システマチックに動くチームにおいて、そこに注目するのは確かに面白みがある所だとは思います。
・・・が、これは僕個人のサッカーの見方ですが『選手が、どう動くのか?』は、正直、どうでも良いです(笑)
フォーメーションがどうだった?とか、このシーン、どう動いたか?とか。当然、意識せずともその動きは目には入ってきて把握するのですが、そのまま見たまんまなので『どう動いたか?』の詳細を追うのはそこまで面白みは感じなくて。・・・いや、正直に、
『どう動いたか?』を詳細に追うのは面倒くさい(苦笑)
という感じですかね。上で、ウンチャラカンチャラと書いたような感覚ですw
注)念のため、注釈を。『サッカーでは、戦術なんてどうでも良い』ということではないです。サッカーで戦術が重要なのは、当然、理解してます。あくまで『僕がサッカーを見る上で、『選手がどう動いたか?』に注目することは少ない』と言う感じです。
個人的に『選手がどう動いたか?』を追うよりか、もう少し重要だと思っている所がありまして。それが、
その選手の動きで、どういう『結果』が得られたか?
と言うところです。
ただ、『結果』は結果論でしか語れないので、ここでは別の表現を使います。
その選手の動きは、どんな『目的』があるのか?
これを理解するのが重要だと思っています。まあ、サッカー以外での何事もそうですよね。『どうやるか?』ではなくて『何のためか?』を理解するところですね。
『目的を達成できるなら、方法(戦術)は何でも良い』というのが、個人的な考えです。また、再現性のある攻撃が・・・みたいな事も見聞きしますが、『目的』がきっちりと明確化・浸透されていれば、チームとして大きくはブレてこない、と個人的には考えます。
サッカーの戦術の『目的』、なんか色々ありそう・・・ですが、面倒くさがりな僕はここも極端に抽象化させて見てます。少し乱暴に言ってしまうと、今回のタイトル通りなのですが、
戦術の目的はただ1つ。
です。
サッカーにおける戦術の『唯一の目的』とは?
『選手がこう動いた』とか『5レーンでウンチャラカンチャラ』で、得られる結果というのはどういったものか?
戦術を実行することで得られるもの、何となくイメージできるのを挙げて行くと、
- 前を向いてボールを受けられた。
- フリーでシュートを打てた。
- サイドチェンジを成功させられた。
他にも色々と出てくると思いますが、こういう所なのかな?と思います。ちなみに、これらは攻撃面においてですね。
では、守備面ではどうでしょう?この辺、攻撃と対義語みたいな形になって、
- 前を向いてボールを受けさせなかった。
- フリーでシュートを打たせなかった。
- サイドチェンジを防いだ。
と言う感じですね。最初の攻撃の反対。
挙げて行くと局面局面で目的は色々あるように感じられると思うのですが、実は共通するワードを付けるとスッキリします。これが、個人的に考えている
戦術の目的はただ1つ。
というところ。
ここまで、引っ張ってきましたが(苦笑)ようやく、答えを書きます。個人的に考えるサッカーの戦術における唯一の『目的』とは、
自分達のプレーする『時間』を作ること
だと思います。『作る』は攻撃面ですが、守備面で言うとその対義語、
相手のプレーする『時間』を削ること
になります。
そうなんですね、サッカーにおいて、
全ての戦術の目的は、『時間』を作るか?削るか?しかない
と感じております。目的は、全て『時間』だと。
上で挙げた結果の例について、理由に『時間』に付けてみてください。
(自分たちのプレーする時間を作れたから)
- 前を向いてボールを受けられた。
- フリーでシュートを打てた。
- サイドチェンジを成功させられた。
守備面も同じく。
(相手のプレーする時間を削れたから)
- 前を向いてボールを受けさせなかった。
- フリーでシュートを打たせなかった。
- サイドチェンジを防いだ。
全部、筋が通ると思います。そう、つまり戦術の胆となるのは『時間を作る/削る』だと。
ここで、もう少し詳しく見る為に付け加えさせて頂くと
『どこで?』も合わせて見れば、より分かり易い
ですね。
『どこで』『時間を作る(削る)』のか?
と言うような見方。
それが、サッカーの戦術における根本的なところなのではないかな?と。
最近のサッカーを見ていると、この『どこで、時間を作る/削る?』の概念を押さえておかないと、戦術(手段)的に何をやってるのか?というのを理解するのは難しいのではないかな?と思います。少なくとも、僕は時間を踏まえないと理解はできません。
ところで、なぜ、こんな話をするのか?なのですが、今回の広島戦がまさに、
戦術的に『時間の削り合い』だったから
ですね。
ココを踏まえて、もう1回、試合を振り返りますか(苦笑)
時間の概念を踏まえた広島戦
上の試合内容・雑感のところで、セレッソの守備戦術が変わった話をしました。
インサイドハーフから前の5人は、人に付く形
というところでしたね。
これ、広島のビルドアップの立ち上がり(場所)で、セレッソが広島の『時間』を削る狙いはあったと思います。カピシャーバやクルークスが高い位置を取る形になって、SBとの距離感が開いた感はありましたが、
広島のプレーする時間を削ってパスの精度を落させて、そのスペースを使われることを防ぐ
という形だったと思います。
また、広島のビルドアップの立ち上がりと言う【場所】は、試合後の小菊さんの言う、
ここ数試合を振り返った時、私たちの強みである前線からのハイプレスに対して、鹿島も神戸も早いタイミングでロングボールを多用して、そこからのセカンドボールのバトルで回収し、前進してきました。そこでの対応で、私たちの課題がありました。
https://www.cerezo.jp/matches/result/2023102109/
鹿島・神戸に狙われた『早いタイミングでロングボールを多用』の対策にも効果があったのではないかな?と。そこで、相手の『時間を削って』精度を落させた・・・というところですね。
パスの精度を落させるという行為も、パスがズレると受け手が場所を移動しないといけなかったり、ボールを持ち直したりという作業が発生しますよね。それはつまり、
次のプレーに移行するのに【時間】が掛かる
のですよね。なので、【精度を落す】も【時間を削る】に変換できるのです。
反対に、広島。前半の広島は、大きくセレッソに揺さぶられてましたが、その起点となっていたのがジンヒョンと定めて、後半開始からジンヒョンに積極的にプレスに来てましたよね。
実は、上の雑感でそのまま書いていたのですが、
ジンヒョンが余裕を持ってキックするのを防ぎ、その精度を落す。
つまり、
ジンヒョンの時間を削る。また、パスの精度を落して以降にも時間を掛けさせる。
という戦術を採ってきたことになります。
こんな感じで、
『時間を作る/削る』を目的にしてサッカーを見ると、選手やチームの狙いは見えてきたりする
のではないかな?と思います。
その時間と言う目的に対して、どこで?どうやって行うか?がでてきて、初めて『どういう立ち位置を取ろう』とか一般に言われる戦術や手段、方法論が出てくる感じですね。
目的がはっきりしていないのに『立ち位置』を訴えても、ただの方法論をなぞらえるだけのプレーに終始してしまう。手段の目的化というヤツですね。はっきり、意味がないなと。
時間視点で見るサッカー。興味が湧きましたら、一度、お試しあれ。なんなら、
時間を作れる/削れる選手は優秀だな~
と、選手の良し悪しを計る判断材料にもなりますのでね。
レビューはここまでです。以降、少し私事を書かせて頂こうと。興味のない方は、この辺で。ここまででお読み頂いてありがとうございました。
初めてのサクラホリック。来店秘話。
最後に少し余談を。ちょっと、お礼をお伝えしたい方への個人的なメッセージです。
先日、人生初のサクラホリックにお伺いしました。
初サクホリでしたが、本当、楽しかったっす!雰囲気が凄くて、最初、かなりキョドってましたけれども(苦笑)
— 土塔えんじ🌸オタク系セレサポ (@dotou_eng_crz) October 14, 2023
ご挨拶させて頂いた皆々様、ありがとうございました!
連れて行ってくれたおいちゃん、ありがとうございました! https://t.co/RFhfLnN7T2
個人的には、念願の・・・というところでした(笑)
古くからの付き合いのある方は知っているのですが、私と言う人間は、
- 人見知り
- 酒が飲めない
と言うと質でして、実はこれまでバーと言う場所にほとんど行ったことが無かったのです。仕事の同僚や先輩とかに連れて行ってもらう事はありましたが、自分から行く事は皆無でした。
でも、サクホリはセレサポであれば、誰でも興味がありますよね?僕もそれに漏れず。だから、一度は行ってみたいな・・・みたいな感じでした。
でも、酒が飲めない、シラフで酒飲んで陽気になってる方と話すのは人見知りでキツイ・・・みたいな言い訳が先に出てしまって、バーという形のサクホリは、なかなか敷居が高く感じておりました。
で、お伺いしたのが10月14日(土)。サクラホリックで、桜の宴というイベントが行われてた時でした。ちょうど、その日は僕主催のイベント『さがっそ大阪』を昼間に行っていまして(イベントレポートは後日に)。
さがっそ大阪の常連様で今回も参加頂きました、皆さんご存じ【誰が何と言おうとライトサポ】下僕妖怪おいちゃん(@002Takkyn)に『サクホリに、連れてってください!!』とお願いし、相方の女帝さんらと一緒に連れてってもらった次第です。
なので、お礼のメッセージをお伝えしたいのは、おいちゃんに・・・・
・・・・・ではなくw いや勿論、おいちゃんには大感謝していまして、直接、お礼を申し上げております。
今回、お礼をお伝えしたいのは、こちらも有名なセレサポさんですかね。現在、伊能忠敬系Youtuber(笑)として活躍されている、
アレジさん(@buzzritai_are)
です。そもそもですが、おいちゃんに『連れて行っていくれ!』と伝えられたのは、
アレジさんに勇気を貰ったから
だったりしました。
アレジさん、ご自身のYoutubeチャンネルで日本全国を回られてます。先日、福島県会津若松市に行かれてました。僕のブログを隅から隅まで読んで頂いている殊勝な方はご存じかも知れないのですが、会津若松に僕の友人のセレサポが住んでおります。
ちょこちょこと僕のポストなり、リポストなりでTLを汚させて頂いておりますが、日々餡の人です。
でね・・・アレジさん、その僕の友人に会いに行ってくれたのです。
これね、
めっちゃ感動した!
のですよね。
僕のこの友人は、恐らくは僕以上にセレッソを愛している人でして。20年以上前に知り合い、人見知りな僕を引っ張ってフットサルに連れて行ってくれたり、長居のデニーズで夜通し話したりとか(笑)20代の頃に楽しい思い出を色々と共有した、大変、感謝している方です。
そんな人が大阪を離れ、会津若松に移住して。経緯を詳しくは聞いてないですが、それ相応の覚悟を持って会津に行ったのだろうと思います。それが、10年以上前の話で。
ただ、会津若松にセレサポは皆無(?)で。セレッソのことを話せる人が居らずで、無類のセレッソ好きな彼は恐らくは悶々とする所はあったと思います。また、セレッソの生観戦はほとんど出来てないんではないかな?それが、10年以上になるのですね。
そんな状況の友人に、セレサポのアレジさんが会いに行ってくれて。友人に、久々にセレサポの繋がりが生まれた形になって。多分、友人は大変喜んだと思います。で、関係のない僕も、
なんか、めっちゃ嬉しいわ・・・
という感じで、大袈裟でなく感動で少し泣きそうになってましたw 本当、嬉しかったのですよね。
この感動を生んだのは、
アレジさんが行動したからこそ
だと思うのです。行動したからこそ、生れた結果だと。
なので、アレジさんを見習って、
何でもよいから、行動に移してみよう
と言う気が起きました。その最初が、
初めてのサクホリ来店
でした。
まあ、僕がサクホリに伺ったところで何も起きないのかも知れないですけど・・・(苦笑)何なら勇気を出したのは、気心しれたおいちゃんにお願いしたことだけなのですけど(苦笑)
そんな情けない奴なのですが、ドーピングがあったとしても行動できたことが大事。サクホリでは、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。そういう意味でも、0か1かは違う。何とか一歩踏めた自分を、褒めておこうかと思います(笑)
何かを起こせるか?起こせないとしても、今後も何かしらの行動を起こしていこうと思います。大それたことはできませんが、自分らしく、少しずつでも。
そう思わせてくれたアレジさんに、感謝をお伝えしたく。
アレジさん、ありがとうございました!
安い言葉ですが、心よりそう思っております。
まあ、アレジさんがこのブログを読んで頂けるのかどうか?は分からないのですが(笑)これも、1つの行動だと思って書いてます。
アレジさんの Youtubeチャンネルは以下です。僕から言うのも変かも?知れないのですが、セレサポの皆様、
チャンネルトークル、オネガイシマス!
アレジさんにカピシャーバ、入れときました(笑)
ちなみに、アレジさんと僕の友人を引き合わせたのは、おいちゃんがアレジさんに『会津では日々餡に行け!』とけしかけたから。やっぱり、おいちゃんにも御礼をお伝えしておきます(笑)おいちゃん、いつもありがとうです!