2021 セレッソ

【セレッソ】柏戦:サッカーにおける『時間』のお話。

セレッソ 0-0 柏

2022.10.8 @三協フロンテア柏スタジアム

試合を通じて終始、ゲームをコントロールした中での引き分け。ヒリヒリした試合でもありましたよね。

柏との試合は、いつ誰が言い出したか?は分からないですが、餅ダービーと言われますよね。そんな試合前、餅ではないですけど(笑)とても美味しいおはぎを食べました。

ちょうど前日に、20年位の付き合いになるセレサポのツトさん(@tsuto1974)のお店:日々餡のおはぎが届き、それを家族3人で頂いてました。甘すぎない上品なあずきで、本当に食べやすく、

ううぅんま!!!

と唸ってました(笑)また、どちらかと言うと甘いモノがそこまで好きではない嫁も、

sai
なにこれ、めっちゃ美味いやん!!

と。もうすぐ6歳になる息子も、

美味しい!!

と、家族3人で大評判でした!

冷凍なんですけど、常温解凍でお餅の部分もとても柔らかくなります。あずきの甘さもそうですが、このお餅の部分もとても研究されているな~と感じました。企業努力が凄いです(笑)!

そもそもお餅は生物(なまもの)なので、本来はオンラインショップとは不釣り合いな食べ物だと思うのです。しかしながら、

その常識を覆してる!

と自信を持ってはっきりと断言できます。それ位に、柔らかく美味しく頂けます。

甘党の方や和菓子好きの方には、かなりのお薦め。友人のお店だからと言う訳ではないのですが、本当に美味しかったので、是非一度、日々餡をチェックしてみて下さい!!!

日々餡オンラインショップ

(ちなみに日々餡は、以前から酒本会会長:ひではちさんのサポーター情報サイト:Supportnikでも掲載してもらってます。)

セレサポで近くにお住まいの方は、お店の方も行ってみて下さい。福島県民のセレサポ、なかなか居ないようにも思いますが(苦笑)また、比較的、新潟から近いです。新潟が昇格したので、新潟のアウェイ観戦時にでも!!

・・・・車で1時間以上はかかりますけどw。

そんな所で、宣伝はこの辺で。レビュー記事なのにすみません(苦笑)ただ、Twitter 140文字では、このおはぎの魅力を伝えきれず、こちらでも紹介しました。そして、大阪から遠く離れた福島県で、セレサポが働いているとても美味しいお店があることも知って頂きたいのもあって書かせて頂きました。

そんな所で、ようやく本題の試合を振り返りましょうか。

試合内容・雑感

●奧埜の怪我、清武のスタメン復帰

この試合のスターティングメンバ―、どうやっても注目せざえるを得ない所がありましたよね。それが、

  • 奧埜の欠場
  • 清武のスタメン復帰

と言うところ。

このスタメンを見た時、

配置、並びはどうなるんだろう?

という所は気になりました。この2人の入れ替わり以外は、通常メンバーと言った顔ぶれ。という事は、そのままボランチに清武が入るのか?

または、その1週前?かの練習試合で、4-1-4-1という並びを試したというWebニュースは見ました。故に、徳真の1ボランチで、インサイドハーフに清武と上門なのか?色んなパターンをイメージしました。

何れにしろ、新しいやり方には間違いがない。奧埜負傷と言えど、楽しみな所も大きかったですよね。それと同時に、奧埜の存在の大きさも改めて理解したという所。

そして、キックオフ。結果はそのまま、

ボランチ:清武

でしたね。

●ボランチ:清武の効能

結論で言えば、

ボランチ:清武、オモロかったな

という所でしたね。

清武はボールを持ってから次のプレーに移すまでが圧倒的に早いですよね。パスを回すプレー1つを取っても、下手くそな選手だと、

  1.  ボールを受ける。
  2.  パス出す相手を探す。
  3.  パスを出す。

というプレー3挙動を踏むのに対して、清武は、

  1.  (ボールを受ける前に次にパスを出す相手を探す。)
  2.  ボールを受ける。
  3.  事前に確認していた相手にパスを出す。

ここで『1.』の挙動はボールがない状態です。なので、清武の場合はプレー2挙動分で済む。下手くそな選手より、1行程分、プレーが早い訳ですよね。

加えて、ご存じの通りプレーの質も高いので、その1挙動そのもののプレー時間が短い。だから、

トータルのプレースピードが圧倒的に早い

と感じます。

この試合でも、ボールが清武を経由した瞬間にキュッとチーム全体のスピードが上がってた印象です。このスピード感、やはり全然、他の選手と違いますよね。FWやトップ下に比べ、相手のプレスが若干弱まるボランチだと、清武のプレーのスピード感は顕著に見えました。

このボランチ:清武のスピード感に周りの選手が慣れれば・・・もう一段、チームのレベルが上がるような気もします。

それと、どうだろうか?と感じてた守備面も、きっちりプレスバックでボールを奪うシーンもあったりと。ボランチとしても、素晴らしかったと思います。

正直に申しますと今年のアウェイ:福岡戦の印象から、ボランチ:清武はあまり良いイメージは無かったのですが、そのイメージは覆りましたね(苦笑)

ただ、清武はやはりトップ下でこそ!と思います。これだけの選手を1段下げて使うのは、かなり贅沢な使い方ですよね。今後、清武がどう使われていくか?に注目したいと思います。

●効果的だった1人飛ばしのサイドチェンジ

柏のボール非保持時、試合開始当初は5-3-2という並び。この5-3-2と言う並びは、前節の対戦相手:湘南と同じなんですね。湘南戦が予行演習みたいな形になったと思うのですが、

セレッソに慣れてた感があったな

という印象はありました。

セレッソの狙いは前回の湘南のレビューで書いたものと全く同じで、

柏の5-3-2の『3』を走らせること

と言う風に感じてました。それをするのに、

サイドチェンジしまくってたな(笑)

という所。

そして、ここでとても効果的だったな~と感じたのが、

1人飛ばしのサイドチェンジ

ですね。こういうヤツです。

パスコースで言うと、

  • 鳥海から、ヨニッチ飛ばしで陸
  • ヨニッチから、鳥海飛ばしで山中
  • ジンヒョンからヨニッチ・鳥海飛ばしで陸・山中。

こんなようなイメージです。

サイドチェンジと言えど、隣の選手に渡して、受けた選手も隣の選手に渡して・・・所謂、各駅停車だと、その名の通りで遅いです。故に、相手のスライドも十分に間に合うし、揺さぶりにはならない。

これが1人飛ばしのパス、駅を数個飛ばす準急や急行だと文字通りで速いですよね。ジンヒョンから陸までボールを回すとして、ヨニッチを飛ばせば、

1-2秒は短くなるのではないかな?

と思います。

この『1-2秒短くなる』がとても重要で、短くなった1-2秒をフォローすべく相手ブロックのスライドもより速く走らないといけなくなるのですよね。

パス回しと移動時間の関係性

25m位の横スライドを5秒かけて走れば良かった所を、3-4秒で走らないと行けなくなる。そんなイメージです。

これを繰り返すことが出来れば、

相手に全力疾走(に近い走り)をさせる回数が増える

という所に繋がってくる訳です。それはつまり、

相手の体力を削る

ということになりますよね。

勿論、柏のMF3枚(序盤)だからこそ、より移動時間が増えるので効果的だったということは言えます。セレッソの序盤のサイドチェンジ、見事だったと思います。

●試合のターニングポイント

スタッツを見ても分かる事ですが、この試合は90分通してセレッソが圧倒的にボールを保持、柏がカウンターを狙うという形になりました。この流れが決定的になったと感じたシーンが、15:14~のシーンです。

個人的には、ここがこの試合のターニングポイントとなった所かな?と言う感じがします。

このシーン、毎熊のスローインから始まるのですが、そこから柏にとってのサイドチェンジ地獄が始まります(笑)パスの流れで言うと、

  1.  毎熊 → 陸(スローイン)
  2.  陸 → 鳥海(1人飛ばし)
  3.  鳥海 → 山中
  4.  山中 → ジンヒョン
  5.  ジンヒョン → 鳥海
  6.  鳥海 → 陸(1人飛ばし)
  7.  陸 → 鳥海(1人飛ばし)
  8.  鳥海 → 山中
  9.  山中 → 為田
  10.  為田 → 上門
  11.  上門 → 鳥海
  12.  鳥海 → ジンヒョン
  13.  ジンヒョン → 陸(1人飛ばし)
  14.  陸 → 清武
  15.  清武 → 鳥海(1人飛ばし)
  16.  鳥海 → 山中
  17.  山中 → 鳥海
  18.  鳥海 → タガート
  19.  タガート → 鳥海
  20.  鳥海 → 徳真
  21.  徳真 → ヨニッチ
  22.  ヨニッチ → 陸
  23.  陸のクロス

ふぅーー、パスの流れを拾うのにも疲れる(笑)こんな感じで、スローインを含めると22本もパスが通ってます。毎熊はスローインでしたが、全選手がパスワークに絡んでいるということにもなります。

そして後ろにカッコ書きしましたが、この23本のパスの内の5本が上で挙げた『1人飛ばしのサイドチェンジ』なんですね。このパスが出た時、柏の3枚(FW2枚もですが)は全力疾走に近い形で走らされてます

面白かったのが、一番距離を走らされていたであろう、柏の中央ボランチ#6。上のパスの流れ『6』~『7』の鳥海ー陸の1人飛ばしが往復した時、柏#6は『またかよ!』みたいな感じで、顎が上がるんですね(笑)全力でセレッソの右サイドにスライドしたのに、直後にまた左サイドにスライドさせられる。たまらんでしょうねw

そして、パスの流れ『13』のジンヒョン→陸の一人飛ばし時、

3ボランチは相当、走らされてますからね

は、DAZN解説:水沼パパさんの言。ここから更に、1人飛ばし1本を含む10本のパスを繋げ、セレッソは柏を揺さぶるのです。

また、タガートや上門、為田も絡んでるので、横だけでなくて縦の揺さぶりも入ってます。このシーン、時間にして1分10秒間。これだけ長い間、セレッソは柏を縦に横に揺さぶり続けてました。最後の方では、

セレッソの『ドS』っぷり、エグいなww

と感じてました(笑)陸がクロスを上げた時は、柏の3ボランチのスライドが全く追い付てませんでした(笑)

このシーン以降くらいから、柏に割り切りが見えました。セレッソの揺さぶりに付き合うのを辞める形ですね。2トップの1枚を降ろして、5-4-1に切り替え。横幅68mを3人ではなく、4人配置してスライドの距離を少なくするやり方。

ここ、湘南と違いましたよね。湘南は根性で3人で付いてきてましたが、柏は最初のプランを諦め直ぐに別の方法で対応してきた。どちらが良いか?と言うのは状況次第ですが、個人的には柏の考え方の方が好みですね。こう言う割り切りが出来る所、今季の柏の好調の要因にも感じました。

かなり効果的だったセレッソの揺さぶりでしたが、最終的に点が取れなかったのは、

この柏の割り切りが、大きな要因だったのではないかな?

と感じます。ここから、セレッソ:ボール支配、柏:カウンター狙いが、より色濃くなっていったように思います。そういう意味で、ターニングポイントになった所だったかな?と。

●5-4-1になって活きた2CB

セレッソの揺さぶりに耐えかねた柏、そこで変更した5-4-1。ただ、1トップになると柏の前線のプレッシャーは減りますよね。そこで、活きてきたのがセレッソ2CBからのパスでしたかね。

顕著だったのが、この試合の惜しかったシーンの1つ、上門のミドルのところですよね。

このシーンも、ヨニッチから山中へ出した所から。

動画でも分かる通り、柏が1トップになってるのでヨニッチが余裕を持ってボールを握れてます。これだけ余裕、つまり時間があればフリーになってる山中を見つけることは容易いですよね。1人飛ばしサイドチェンジで、しっかりと山中に繋いでくれました。

ちなみに、このシーンの為田、めっちゃめちゃ、めっちゃめちゃ効いてますよね(笑) ヨニッチのパスを出す直前に自身が中に切れ込むことで、相手のウイングを中に引き付ける事に成功。結果、大外の山中をどフリーにさせることに成功しています。

為田のおかげで山中は時間を作れて、こちらもどフリーになってる上門を見つけられることが出来た。個人的にはこのシーン、ボールは触ってませんが、

為田の独断場だったな~

とすら思ってます。

少し話が逸れましたが、ヨニッチから効果的なパスを出せたという所。上のハイライトで、この上門のミドルの次のシーンの最終的に陸のシュートになったシーンも、ヨニッチ起点から生まれてます。これらは、

相手が1トップになったから

で、そしてその1トップになったのは

セレッソの序盤の3MFへの揺さぶりがあったから

という所だと思います。

見事に、結果を連続で繋げてますよね。ホーム鳥栖戦以降、相手ブロックが『待つ』ことで、ジンヒョンのミドルパスがはっきりと警戒されています。そんな現状、ビルドアップの立ち上がりは、2CBのパスが1つのカギになると思います。この辺、素晴らしかったと思います。

まあ、ヨニッチの前半終了間際のパスのショートは、頂けなかったですけど(苦笑)それ以外は、完璧だったのではないかな?と。得点に繋がっていれば、最高だったのですけどね(苦笑)

●徳真/山中の活躍も

この試合、あまり名前が挙がってこなかったであろう選手も、個人的には賞賛したいと思います。

この試合、相手を押し込みながら0-0で終えてしまった為、どうしても攻撃の拙さといところにクローズアップしがちだと思いますが、むしろ、

柏を0点に抑えた所をクローズアップすべきかも?

という思いもあります。それ位、柏のカウンターは鋭かった。

その中心が、#10:マテウスサヴィオ。今シーズンのホーム柏戦、マテウスサヴィオの単独ドリブル起点で失点した苦い記憶は残ってます。かなり能力の高い好選手ですよね。

このマテウスサヴィオを抑えてたのが、山中と徳真。セレッソの攻撃が良く、柏の攻撃はカウンター中心だったので、マテウスサヴィオは孤立気味ではありました。ただ、味方が得点を取ってくれない焦れる展開でのマテウスサヴィオとのマッチアップなので、

徳真・山中がマテウスサヴィオを抑えられるかどうか?が勝負の分かれ目やな

とずっと感じてました。山中、徳真、頑張れ~!!!と祈る気持ちで応援してました(笑)

山中のクロスが引っ掛かり気味でしたけど、

マテウスサヴィオを抑えられてるからOK!

という感じで見てました。甘いですかね(苦笑)

ただ、やはり凄い選手なので起点を作られたシーンもありましたが、2人とも粘り強く対応してたな~と感じました。ここ、しっかりと書いておこうと思います。


得点シーンがないと、なかなか書くことも少ないのですが、この試合は盛沢山だったな~と思います(笑)逆に言えば、それだけセレッソが良い形を作ってた所なのではないかな?と。引き分けでしたが、前を向いて良いと思います。

そんな所で本題へ行きますか。試合内容・雑感も、ある程度、『時間』をメインに書いてきました。そのまま、メインも『時間』です。

『サッカーにおける時間』を文章で表現するのはとても難しいのですが、いつかチャレンジしたいと思っていたテーマです。今回の試合で、ちょうど良い題材があったので、チャレンジしてみたいと思います。

そして、この試合の観戦後、僕の中で大きな『気付き』もありました。そこもお付き合い頂ければ幸いです。

時間を作れる選手

この試合の綺麗に時間を作った選手として、上の試合内容・雑感で上門のミドルのシーンで、山中の時間を作った為田を紹介しました。ヨニッチのパスを出すタイミングに合わせて中に切れ込む、そして相手のウイングを引き付ける。素晴らしい動き出し。

そして、このシーンでもう1か所、山中とは別の選手の為に時間を作った選手が居ます。ハイライトなりで見返し、お気づきになられましたでしょうか?

では、山中とは別の味方選手の為に時間を作った選手とはいったい誰か???

その選手は・・・

為田大貴

です(笑)為田の再登場w すみません、実は上の試合内容・雑感の所で出し惜しみしてました(笑)

このシーン、為田は山中以外の選手にも時間を作ってます。ある程度、想像はつくと思うのですがその選手は、

シュートを打った上門

ですね。

もう一度、このシーンを確認してみましょうか。

為田が上門の為に作った時間

良い崩しなので、何度でも動画を貼ります(笑)

ただ、ここで注目して頂きたいのが、

為田がどう動いて、どう相手を引き付けているか?

という所です。

山中の中心の画面に切り替わったり、どうしても上門の素晴らしいミドルに目が行ってしまいがちな動画です。が、そこを耐えて(笑)『為田の動き出し』と『相手のマーカーの動き』だけを追ってみて下さい。

どうでしょうか?注目は、為田が山中を助ける為に中に切れ込んで相手ウイングを引き付けたその後!ですね。

ヨニッチのパスが山中へ渡り、相手ウイングが為田→山中にマークを切り替えた後、為田は全速力で中央左を裏抜けをしようとしているのが分かります。そして、その為田の動きに、柏の右CBが引き付けられてるのが分かりますよね。為田に引き付けられた柏の右CB、およびカバー役の中央CBも戻りながらの守備になってます。

相手を戻りながらの守備と言う状態にさせると、その選手がそこから前にチェックに行くには、

  1.  戻る方向に走ってるスピードを緩める
  2.  完全に止まるために踏ん張る
  3.  前に出る。

という3挙動が必要になります。『車は急に止まれない』ではないですが、車を逆方向(バック)に進もうとさせるのに、まずは前進のスピードを緩めて止まる。そのブレーキの2動作は必須ですよね。

サッカー選手も同じで、『1.スピードを緩める』『2.踏ん張って止まる』という2挙動は必要です。(この2挙動を1挙動(0.5挙動ずつ)に収めるようなフィジカルモンスターも、稀に見かけますが)

そして、この時の上門は自身がフリーになる事は確定だったので、シュートを打つ前提のプレーが選択できます。結果、

  1.  トラップする
  2.  シュートする

という2挙動で収めてます。チェックに来る相手が3挙動なので、上門は余裕でシュートは打てますよね。

結果、

上門はどフリーで得意のミドルシュートを打てた

という所に繋がってきます。流れるような2挙動でシュートを打った上門も褒めるべきですが、それを手助けしているのも為田の動き出しだ・・という所ですね。

このような感じで、このシーンの為田は、山中の時間を作った直後に上門の時間を作り・・と、ほんの数秒間で味方2人に時間を作ったことになります。上の試合内容・雑感で、ボールを触ってないにも関わらず、

為田の独断場だったな~

としたのは、こういう理由です。出し惜しみしましたが、この独断場という言葉やしつこい位に『めっちゃめちゃ』を書いて、ちょっとだけ匂わせてましたw

#俺たちの為田、凄いな(笑)今シーズン、ずっと使われてる理由もよく分かりました。

サッカーにおけるシステム論・戦術論 ≒『時間の軸の考え方』

この試合、『サッカーにおける時間』について注目してみてました。セレッソは引き分けで残念でしたが、この試合は僕自身は今後サッカーを見ていく中で大きな気付きもあった試合でした。

最後にその『気付き』についてのお話を。その気付きとは、

サッカーにおけるシステム論・戦術論を解釈するのに自分なりの落し所が見つかった

という所です。

少し自分語りが入りますが、お付き合い頂ければ幸いです。

僕は、広義で言えば『システムエンジニア』というジャンルの職に就いてます。ご存じの方も居られると思いますが、土塔えんじの『えんじ』はエンジニアの略です。所謂、システム屋ですね。

職場もちょこちょこと変えたので、多種多様なシステムに携わってきた。小さいもので言えば携帯電話(ガラケーw)、大きいもので言えば某アミューズメントパークの某システムとか。

実は、サッカーに関連する某システムにも携わった事があったりします(この仕事について、まあまあオモロいネタもあるのですが、ここでは伏せておきます。また、どこかで紹介できればな・・・とは思います)。

そんな感じで、凡そ20年のシステムエンジニアのキャリアがあります。だから、ある程度、システムと言うものには理解がある方だと思います。

ただ、システムエンジニアではない多くの方にとって、

『システム』とは何か?

みたいな疑問は少なからずがあると思います。キーボードをカタカタ叩いているイメージはあるけど、実際の所、システムエンジニアって何作ってるんだ!?みたいな。そもそも、システムって何や?

システム屋を20年もやっていると、この問いに自分なりの解釈が生まれます。この問いに僕は、

『システム』とは、『目的』を達成する為の『手段・方法』

と答えます。システムとかもっともらしいワードで表現しますが、作り上げるものは、あくまで手段・方法でしかないのですね。本当に、単なる手段・方法です。

そして、これは僕の経験上ですが、

達成したい『目的』があって初めてシステムは効果を発揮するもの

ということも間違いなく言えます。逆に言えば、

『目的』が不明瞭なシステムは、ただの『飾り物』

でしかありません。

そして、システム屋のキャリア以上に長く観戦している

サッカーの『システム』も例外ではない

と感じます。あくまで、手段・方法でしかない。『戦術』というものも『術=方法』と言う理解で、僕の中ではシステムと同義に入ります。

ということは、こちらもシステムと同じ事が言えて、

達成したい『目的』があって初めてサッカーの『戦術』『システム』も効果を発揮する

と言う事が言えると感じてます。目的が不明瞭なら、そのシステムはただの飾り物なんです。サッカーでも同じだと思います。

そして、このサッカーを見ている側にとって、『システム』『戦術』を理解するのが非常に厄介と感じます。なぜなら、観戦している側からして、その達成したい『目的』が見え難いからです。

試合後に戦術の『目的』を語る監督は、ほとんど居ません(一部の自己顕示欲が強い監督位ですよね)。何故なら、次以降に対戦するチームに対策されるからです。手の内をさらすのはアホですよね(苦笑)だから、戦術の『目的』はサポーター・ファンには文面では届かない。

また、結果が悪かった場合に叩かれることが多いのが監督です。ほとんどが試合に向けて建てた戦術がおかしかったという理由だと思うのですが、実は監督の戦術は正しくて、選手のプレーの精度が悪いだけかも知れません。

だから、サッカーの試合結果から『戦術』の良し悪しを判断するのは難しい・・というか、本来、出来ないものだと感じてます。少なくとも僕には無理です。

  • 監督は、手の内を明かさない。
  • 選手のプレーの精度の問題かもしれない。

そう考えると、サッカーの結果から戦術の『目的』を読み取ることはまず不可能だと。

有り難いことに、多くの方にこのブログを読んで頂くようになってます。たまに、その方々から、このブログを『戦術ブログ』と評して頂くのですが、申し訳ないのですが、僕自身は戦術論をほとんど書いてる意識はありません(苦笑)それは上の通り、試合結果から戦術の『目的』は読み取れないと思っていたからです。

分かり易い判断基準があればそういったモノも書くこともあるのですが、基本的にはあくまで選手メインに書いている所はあります。

こういうレビューを書いていると、本当によく分からなくなる時があるんですよね。

また、僕自身は、

サッカーをシンプルに見たい

と思うのですが、次々に出てくるサッカー関連用語、横文字ワードがそれを邪魔してきます(苦笑)しかも、それが年々増えてくるw サッカー雑誌を買って、流行りを追うのもめんどくさいと感じる年頃なんで理解は進まない(苦笑)

なんで、ここ数年はそれらサッカー用語の乱立に抗う

シンプルなサッカーの見方

を探ってました。それを理解するのには、

サッカーにおけるシステム・戦術の『目的』を自分なりに整理すること

でした。その方法論ではなくて、その『目的』を追う・・・みたいなところです。長年の僕のサッカー観戦での課題と言うか、まあ、そんな深刻に思ってサッカーを観ている訳でもないのですけどw

ただ、ようやく、この柏戦でサッカーにおけるシステム・戦術の『目的』を整理することができました。それが、

『時間』を軸にサッカーを見る

という所です。

もう少し具体的に書くと、サッカーにおけるシステム・戦術とは?と聞かれ、

自分・味方の『時間を作る為の手段・方法論

そして、相手に対してはその裏返し、

相手の『時間を削る為の手段・方法論

と捉えるのがシンプルにサッカーが見れるようになると感じました。

昨今の話題(もう、ありふれてますね)の5レーン理論、良い立ち位置に立ちましょう!だとか、突き詰めると、これらは攻撃面において『味方の時間を作る』為の方法論に当たりますよね。

反対に、即時奪回(ストーミング)、密集ブロック等、守備面においては『相手の時間を削る』為の方法論に当たる。こうやって『時間を軸』に考えていくと、ほとんどのワードに対して僕の中では全てスッキリ入ってきました。

だから、今夏に話題になったセレッソU-18の正確なテクニックによる『時間の貯金』という考え方は正しいと思うし、1人飛ばしサイドチェンジで柏の横スライドの時間を削ったセレッソのビルドアップも凄いと思える。

清武や上門が、3挙動のところを2挙動でプレーすることも賞賛できるし、この試合の為田の味方2人に時間を作ったプレーはめちぇめちゃ凄いと感じる事ができる。時間を軸に考えれば、個人のプレーという所もその良し悪しを判断することができる。

うん、この考え方で行けそう(笑)

サッカーにおける戦術というのは『時間を作る/削ること』を理解していれば、観戦もブレなさそうです。そこからの、『どうやって時間を作ったか?削ったか?』はそのまま見た通り。巷にある細かい方法論や、乱立するワードに振り回されず、

結局、時間を作るため/削るためだよね!?

の一言で済みそうかな?と感じてます。

この考え方が整理できて、今後、僕自身は非常にシンプルにサッカーを見ることができそうです。この考え方に気付かせてくれて、

為田、本当にありがとう!!!

という気分です(笑)後は、点を取ってくれ・・・w

いやぁ~、でも本当にスッキリしました(笑)少し自分語りが過ぎましたが、それ位、僕の中で霧が晴れたような感覚がありました。それを忘れないためにも、この記事に残させて頂きました。まとめると、

味方の時間を作ったのか?
相手の時間を削ったのか?
その判断軸で、プレーの良し悪しが分かる。

という所かな?と思います。

あくまで僕の主観ですが、シンプルにサッカーを見たい方へ考え方の1つとして参考になれば・・・とも思います。

長々とお付き合い、有難うございました。ついでに、もう一つ告知させてください。いよいよ、『あれ』の2回目を始動させます!!!

第2回さがっそ大阪: 10月30日(日)開催予定!!

大変お待たせ?しました。さがっそ大阪、第2回を実施予定日を確定させました。

以下のような感じです。

  • 開催日: 10月30日(日) 
  • 開催時間: 10:00 ~ 15:45
  • 集合場所: 長居公園 南西口(スタート地点)

そして、前回は1チーム2名以上のルールとしてましたが、今回は、

1人の個人参加OK

としています。個人で謎解き好きな方、是非、チャレンジしてみて下さい(笑)

応募方法等、詳しくは以下でまとめてます。

さがっそ大阪 第2回募集

同じサムネイルですが(苦笑)公式ルールブックのページも作ってますので、こちらも確認ください。こちらも、第1回目の更新しただけですがw

さがっそ大阪 第2回募集

奮ってご参加ください!!! このゲームを通じ、皆様とお会いできることを楽しみにしています。

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