2022 セレッソ

【セレッソ】清水戦:『はめる』の定義からの足し引き

セレッソ 3-1 清水

2022.3.12 @IAIスタジアム日本平

今シーズン、リーグ戦初勝利!!! いやぁ、嬉しいですね(笑)

日本平でのJ1リーグ戦の勝利は、実に18年ぶりだとか!どんな試合だったか?すら、覚えてないです(苦笑)Twitterのタイムラインで拝見しましたが、北野颯太は生まれてない時代だそうで・・・時の流れを感じますw

そんな記念すべき?鬼門突破した試合を振り返ります。

試合内容・雑感

●山中のスタメン

この試合のスタメンを見て、多分、多くのセレサポさんが思ったであろうことと同じく、

おぉ!丸橋、スタメン外れた!

という所でした。丸橋は、何だかんだで外さないかな?とも思ってましたので、少し驚きを持ってスタメンを見ていました。

ただ、そこにネガティブな印象はない感じでした。個人的に、驚き20%、納得80%という所でしたね。リーグ戦初勝利に向けての起爆剤として、まず左サイドの改善が上がってくるのは目に見えてましたからね(苦笑)

そして、やってくれましたね(笑)順番に書いて行くので後述しますが、本人の試合後のコメントそのまま、鬼気迫る活躍をしてくれたと思います。ほぼ間違いなく、次節以降もスタメンで起用されるのだろうな?と思います。

対照的に、丸橋はベンチ外。舩木がCBと左SBを兼ねられるので、同ポジで控えが被るのがその理由だと思いますが、丸橋にも奮起を期待したい所です。

●先制オウンゴール!!!

もう、山田のゴールでいいんじゃないですかね(苦笑)昨シーズンの嘉人のリーグ戦ラストマッチでも、同じくオウンゴールに修正されましたが、空気読んで欲しいw

ここは、やはり山中のクロスが光ります。ただ、個人的に、その前のドリブルが大好きなプレーですね。ドリブル・・というよりか、

相手の中途半端なプレスの裏にボールを置き直す

という感じのボールの運び方。ちょうど、相手の足が揃う直前に仕掛けるのですね。そして、無理なく外せてフリーでクロスを上げるという。

本当、見事でした。

●同点ゴールを許す

出し手と受け手が完璧に一致した見事なゴール。まあ、スーパーゴールな部類ですかね。1つ言うなら、シュートを決めた選手がスペースに張り込む前に、『ここに出せ!』と指をさして指示を出してるんですね。西尾はそれを視野に入れられるポジショニングを取れてたので、対応できていたとしたら西尾だったとは思います。

ただ、これは本当に評価の難しい失点だと思います。あくまで僕自身の主観ですが、この失点の要因を表現するなら、

判断の良い選手なら、絶対に狙わないタイミングでスルーパスを通された

だと思うんですね。ちょっと、相手を蔑むような書き方になってしまって恐縮なのですが(苦笑)

というのも、スルーパスの直前のパスが流れて、完全にセレッソのブロックから大きく外へ出た状態だったんですね。そこからだと、普通は右に回して『立て直し』を選択すると思うんです。無理な縦パスを選択して、相手ブロックの前で引っ掛けられたらカウンターを受けることになりかねないですからね。

そういうリスク管理をしっかり考えられる選手なら、絶対しない選択だと思います。なのに、それを選択した。これをどう評価するか?です(苦笑)

端的に言えるのが、裏を通される形になった原川の対応。原川はこのシーンで、清水の選手が右に回すと予測して左にスライドするような動きを取ってるんです。そして、その逆を突かれた形。もし、逆の立場だった場合、

相手のカウンターまで考慮できる原川だと、絶対にスルーパスを選択しないタイミング

だから、このスルーパスを予測できなかったのかな?と。

西尾も多分、原川に同じなんですね。出し手だった場合に次のリスクがイメージできるタイミングだったからこそ、『縦パスは出してこない』と判断してしまう。だから、ダブルで裏を取られたのだと(苦笑)ハッキリ言えってしまえば、

無謀な部類のチャレンジ・パス

だと思います。負け惜しみでも何でもなく(笑)、あくまでフラットにこのパスを評価してそう思います。

ただ、これが仮にパスの出し手が中村俊輔とか小野伸二とかだった場合、

凄ぇぇ!流石、天才!!!

となってたとも思うのですね(苦笑)本当、無謀と天才は紙一重。今回、スルーパスを選択した神谷選手がどちらかは知りません。そのどちらか次第で、どちらにもとれるゴールだったとは思います。

勝ったから言えることだとは思いますが、サッカーの面白い所だな・・・と改めて感じさせられた失点でしたね(苦笑)

●奧埜の勝ち越しゴール!!!

またしても、山中の素晴らしいクロスから奧埜のゴール!!! これも山中のクロスが秀逸過ぎましたね。速くて落ちる。解説の戸田さん曰く、『振りも小さい』。山中の能力の高さが分かるシーンでした。

そして、奧埜!

何故、そこに奧埜(笑)?

という所に顔を出してくれました。試合展開的にも同点ゴールを許して、直ぐの勝ち越しゴール。本当、内容的にも試合展開的にも効果的で素晴らしいゴールでしたね。

ただ、この『何故、そこに奧埜?』を紐解くと、個人的に考えるサッカーの1つの重要な要素が見えてきます。

このゴールの2シーン位前からの流れから、2回連続で、

清水GK権田からのボールをインターセプト

できてるんですね。

具体的な流れでは、

  1.  権田に前線2枚(この時、清武-為田)の間をパスで通される。
  2.  清水#37のトラップミスでインターセプト(1回目)
  3.  清武が右サイドに展開。
  4.  右サイド中原が中に侵入した奧埜に合わせるも、ボールが流れて権田がキャッチ。
  5.  権田のスローをインターセプト(2回目)DAZNで写らず詳細不明。
  6.  インターセプト後、左に展開。
  7.  山中からクロスで奧埜がゴール!

こんな感じです。

ここで改めて『何故、そこに奧埜?』を考えると、実は上の4項目めで奧埜は既に中に居たんですね。で、次のプレー(権田からのボールの2回目のインターセプト)で直ぐにセレッソのターンになったので、

奧埜は前残りしただけ

という感じでした(苦笑)

ここで言いたいのは、この展開が清水のゴール直後のプレーであるということ。そして、ゴールを決めた#37からのミスきっかけで勝ち越しゴールを許すことになっていること。つまり、清水は、

ミスで良い流れを手放してくれた

という事になります。やっぱり、『ミスはミスでしかなくて、何も生み出さない』のですよね(笑)こう言う所、サッカーにおいて本当に重要だと思います。その相手のミスを逃さず、仕留め切ったセレッソの素晴らしいゴールでしたね。

ちなみに、奧埜の素晴らしさが出てるのは上の3項→4項の時のランニングだと思います。このランが本当に素晴らしかったので、DAZNフルタイム版で確認してみてください!55:40位からの展開とその時の奧埜の動きを追うと、その素晴らしさが分かると思います。結果的に、そこからの前残りなので、そのランが得点にも繋がったとも言えます。

●上門のゴール!!!

上門のJ1リーグ初ゴール!!! そのシュート能力は開幕前から既に知られる所でしたので、4試合目でも『ようやく感』はありますよね(笑)

やっぱり、ボールの置き方に雰囲気を感じますね。古いですが、ベッカムのようなボールの置き方というか、蹴り方というか。腰がしっかり入る感じですよね。更に、右足の一番蹴り易い所にサクッとボールを置いてしまうので、きちっと蹴れる。トラップにも、特有の工夫を感じます。

1vs1とはいえ、日本代表の正GKが為す術なくゴールを決められたのを見ると、やはり凄いなと。まだ、プレーを長く見たわけではないですけど、雰囲気、説得力のあるプレーをする選手だと感じますね。本当、これからが楽しみ。

そして、アシストした奧埜!!! よく見てたな~と。昨年の嘉人のホーム最終戦の時も感じましたけど、奧埜は『使う側』にも回れるのですよね。勝ち越しゴールを決めた際の『使われる側』。そして、この上門のダメ押し点の『使う側』、その両方の特性を持てるのは奧埜の大きな武器ですよね。

開幕直後、奧埜の不調が気になる所でしたが、この試合で1G1A。完全復活ですかね、頼もしいです(笑)

●清武の負傷

忘れていた頃に・・・やっちゃいましたね(泣)

清武は開幕直後から調子が良さそうで、ここまで何度も攻守の起点になってくれていたと思います。この試合でも、随所に違いを作ってくれていたと思います。ただ、調子が良いからこそ起こった出来事のようにも思います。本当、早期回復を願います。


清武の怪我は気になりますが、やはり勝利は良いですよね(笑)嬉し楽しい事はナンボで書いてしまいたいのですが、そこはさておき本題へ。

今季、カップ戦も含めて既に6試合を経過。僕はフルタイムはリーグ戦しか見ておりませんが、ある程度、今シーズンの小菊セレッソの戦い方も見えてきた所はあると思います。その特色としてボール非保持時、相手のビルドアップの出鼻を、

プレッシングではめる

という所に力は入れてるな~というのは感じています。

その辺を、今回はクローズアップして行こうと思います。

プレッシングで『はめる』。その『はめる』の定義とは?

サッカーを見てる、或いはサッカー関連の雑誌やブログなどを読んでたりすると、ちょこちょこと耳にするのが、

戦術的にはめる

という所。

この『はめる』を、より具体的に考えられたことがある方はおられますでしょうか?

何となく、

相手を窮屈に追い込む、或いは、囲い込む

とイメージされる方が多いのかな?と思います。ただ、ぼんやりはしますよね。

ここで『戦術が分からないから・・・』という所も出てくるところでもあると思うのですが、個人的に簡単に定義してそれを基準にサッカーを見るようにしています。その辺の紹介が趣旨・・・という所になりますかね。

『はめる』の定義

ここで、僕が考えている『はめる』の定義をパッと出してしまいます。

特にプレッシングでの『はめる』の定義は、

局所で『数的同数』以上に持ち込むこと

という所としています。より具体的に書いて行くと、

  •  3vs3より多い人数の数的同数である事(ほぼ、3vs3の印象ですが)
  •  その中央に相手ボールホルダーがいる事
  •  次の展開になっていっても、3回4回と続けられる事
  •  基本的にはFWかMF+SBで行われる事(CBの参加は時と場合による)

等々、細かくなってくるのですが、簡潔に書くためにここでは『局所で数的同数に持ち込む』としてます。

図示すると、こんな感じですね。

『はめる』の定義

通常、この形になるとかなり強いプレスがかかる事になると思います。

そして、次の展開でも同じく『数的同数』以上に持ち込むとするので、その後ろの選手が追従するイメージです。

次の展開でも『はめる』

これらのように、こういう状況を連続して生み出せる時、

プレッシングではめている

という事は言えるのかな?と思っています。

そして、このプレッシングで『はめる』の定義に照らし合わせると、小菊セレッソはとても優秀だと思います。その辺を少し、この試合を例に挙げて紹介してみたいと思います。

プレッシングではめる:セレッソの場合 40分シーン

この試合、特に前半ですが、セレッソのプレッシングがかなり効いてたと思います。

特に、40分(39分50秒あたりから)のシーンが端的でした。ちょうど、

(清水の)竹内が降りたんで、為田が前に出てる

と解説:戸田さんが指摘していた所ですね。あのシーン、最前線でガチッと3vs3の局面を作れてます。

40分のシーン その1

ここで秀逸だったな~と思うのが、清武と為田のポジション取り。清武と為田の裏に2人(#18,#23)居ました。この2人は、それぞれ奧埜-原川がチェックしてましたが、清武・為田も背中でその2人を消してたのですね。しきりに後ろを振り向いて、そこへのパスコースを塞ぐポジショニングをしてます。

ってか、

為田、そんな事も出来るんか。凄いやん!

と思ってました(笑)今年は、原川の次に為田推しですのでw

少し話が逸れましたが、こうなるとボールを持つセンターバック#38は両サイドにパスを振る他ありません。清武がプレスに行くと、右の#50にパスを振ります。それと連動して、為田がチェックに行きます。更には、山中も連動して次のプレスに行ける所までポジション取りしてます。そうなると、やはり『局所での数的同数』は保ててます。

40分のシーン その2

為田のプレスを受けた#50は、苦し紛れに更に右の#4に展開。#4には、山中が対応しますが、その山中の裏のスペースを#23が狙います。ただ、そこには原川のチェック。#18のフォローも、清武のカバーと奧埜で挟み込み。

40分のシーン その3

このようなに、セレッソの数的同数は3連続で保たれてました。しかも、最後のシーンで見る限り、原川も鳥海もカバーに来てたので、次にパスを通されたとしても数的同数を保てたと思います。とてもよいバランスでプレスに行けているという事になります。

最終的に、山中が#4に競り勝つもののアウトオブボールで相手スローインになりました。ただ、

プレッシングで完璧に『はめた』

という事が言える端的なシーンだったのではないかな?と思います。

このシーン以外でも、33分(32分30秒位から)なんかも同じような感じで、権田を含めても数的同数を保つプレッシングを仕掛けてましたからね(最終的に陸のファール)。明らかに、『チームの狙い』という所は伺えるかな?と思います。

山中なんか、自分が上がった背後のスペースは怖いと感じてるはずなんですね。それでも、しっかりと連動させた。しかも、潰しきった。勇気のいる選択、そして責任のあるプレーっぷりだったと思います。

試合通じてはめていた印象で、その上で、チームのスプリント数は清水:202に対してセレッソ:151とセレッソの方が少ない。激しくプレッシングに行ってる印象も、効率的な戦い方でもあったかな?と思います。

ここまでリーグ戦4試合を見てきても、このプレッシングは大きな武器になり得ると思います。磨きをかけていって欲しいなと思いますね。

前線プレスの枚数からの足し引き(個人的なサッカーの見方)

プレッシングの『はめる』の個人的な考え方を示したうえで、前線プレスの枚数から別の情報も読み取ることが出来ます。

簡単に言えば、

プレッシングではめに行けば、後ろが薄くなる

という事は言えます。

単純な引き算で、相手3人に対して3人のプレッシングに行けば、その後ろは相手7人に対して、味方7人(味方GK除く)で守る必要がある。こうなると、最終ラインの守り方でよく聞くであろう『カバー役で1人、余らせる』という事が出来なくなります。そいう言う意味で、『後ろが薄くなる』というところです。

前線プレスの後ろの人数

また、相手がGKを含めた3人だった場合、味方3人がプレッシングに行けば、その後ろの相手は8人になります。それに対して、味方7人(味方GK除く)で守る必要がある。ということは、相手はどこか1人が浮いてくることが分かってきます。

GKを含む数的同数の場合

こういう状況の時、この浮いた1枚の所の攻防が面白かったりします。攻撃側は、その1枚を見つけられるのか?守備側は、その浮いている1枚をどう抑えるのか?とはいえ、この時の攻撃側のプレスはかなりのリスクを犯している訳です。

この試合で言うと、権田にもプレスに行った33分のシーンでは、どこかに必ず1人空いてる所があったんですね。そこを突かれないように、相手に時間的余裕を与えないようにする必要がある。そういう意味で、この33分の権田も含めてプレスに行ったシーン、セレッソはかなり強気にはめに行っていたという事も分かります。

こんな感じで、プレスの枚数の掛け方で後ろの状況も、ある程度ですがフィールドで行われてる事を把握できたりします。そして、これも当然のことですが、人が密になる所はスペースが少なくなってくる。逆に人の少ないエリアは、スペースが大きい。そういった所も踏まえておくと、もう少し戦況の理解を深めることができます。

個人的に試合中は、このような見方をしています。大雑把とも言えますが、この見方は、

チームの戦術が変わっても、観戦方法を変更しなくても良い

という利点があります。長くサッカーを見続けてますが、僕的にはこの味方を確立してとても楽になりました(苦笑)お勧めしておきますw

ちょっとおまけで:戸田さん動画についての感想

そして、面白かったのがこの試合の解説:戸田さんのYoutube動画。

先日のFマリノス戦の小澤氏と同じく、有識者がコメントしてくれるのは有難いですね。やはり、なるほど~と思って見てました(笑)この動画で戸田さんの指摘が上がってたのが、

セレッソのGK/CBからロングボールが多かった

という趣旨のもの。確かに多かったですし、ジンヒョンから中盤へスコーンと通るパスもなかったように思います(かと言って、ビルドアップが悪かった印象も少ないです)。

ただ、この試合、積極的に『はめに行ってた』セレッソに対して、対照的に『はめに来なかった』のが清水という図式はありました。清水はどちらかと言うと、『待ち』だったんですね。

上で紹介した足し引きの話で清水を言うと、ジンヒョンがボールを持ち、鳥海-西尾がジンヒョンの両脇に開いた際、清水はほとんどの場面でジンヒョンにプレスには来なかったんですね。

(コロリが入ってから清水は前から来始めましたが、スピードに長ける颯太・新井の投入でその裏を突く形を狙う。そのまま注文通りの上門の裏抜けゴールでしたね)

という事は、ジンヒョンがボールを持った時、清水は後ろに8-9枚が待ってる感じになってるとイメージ出来てました。DAZN観戦で情報が限定的なのでよく分からない所も多いのですが、後ろに密集を作ってるので清水のブロック内に空いているスペースはあまりないのだろうな?と言う感じのイメージ。それ故に、ジンヒョンから効果的なミドルパスは少なかったのかな?と。

また、相手がこういう時の小菊セレッソは、ロングキックの狙いも多いんですよね。

ジンヒョンからCBにボールを渡すと、相手も詰めてくる。そこで、ボランチ・SBがボールを受けにこさせる。また、受けに戻ったボランチやSBのスペースには、FWやサイドハーフが降りてくる。そして、その更にもう一つ裏のスペースに、もう片方のFWが入る・・・みたいな形で、最後に動いたFWを狙うやり方。

皆がパスを受け位に行く事で開くスペースに入り込むFW

この形狙いのロングキック判断かな?というのは、試合中に感じてた所です。戸田さん指摘の通り、前節FC東京戦の引っ掛けられまくったのを防ぐ目的もあったとは思います。

でも、それが上手く行かなかった結果を踏まえると、

ビルドアップに工夫の余地はあるんだろうな

とも思います。前回の記事、

ここでも書いたように、やはり右利き左CBの弱点は、この清水戦ではあまり解決できてるようには見えなかったです。人を変えるのか、やり方を変えるのか、今後、この辺も注目してみたいですね。

奇妙な類似点

最後、少しマイナス評価な所を書きましたが、概ね気分は良いです。やはり、勝つということは素晴らしい(笑)

この試合でもう1つ書いておきたかったのがベンチメンバーのことで、この試合のベンチがかなり新鮮なメンバーでしたよね。今年にレンタルバックしてきた舩木を含めると、全員が加入後1年未満の選手達。こういった選手達がベンチ入りするという事で、選手層に厚みをもたらしてくれていると感じます。

ルヴァンカップ初戦のレビュー記事です。

この記事内で僕は、

2017年ルヴァン組のような活躍を期待したい

と書いたのですが、サブ組が本当にそんな雰囲気をチームに与えてる印象はあります。上門ゴール後、何故か毎熊に目が行ったのですがw その喜び方とか、本当に微笑ましかったというか(笑)サブ組も、しっかり盛り上げてくれてます。

本当、2017年の再来があるのではないかな?という思いがあります。

そして、奇遇な事に2017年も、

リーグ戦2分1敗で迎えた4試合目でリーグ戦の初勝利を挙げてる

んですね。個人的に、この背景を試合前から把握できていたので、鬼門のアウェイ清水戦でも勝利できるのでは?と謎の自信はありましたw

そして、更に奇遇と言うか、こちらはあまり喜ばしい事ではないのですが、

清武は2017年の5試合目も怪我で不出場

なんです。2017年は4試合目の試合中に怪我をしたのか、5試合目の前の練習で怪我をしたのか?までは覚えてないですし、また現時点(2022.3.14)での清武の怪我の状況もよく分かりませんが、似たような状況になっているように感じてます。

このような形で、今年は良くも悪くも2017年と類似点が多いと感じてます。

清武の怪我は残念でなりません。戦力的にも大きな痛手。ただ、2017年がそうだったように、

控えメンバーがその痛手をカバーしてくれる

と個人的には信じております。

サポは応援する事しかできませんが、信じて夢を見ていきたいですね(笑)

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